横山雄二
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横山雄二(よこやま ゆうじ、1967年3月29日 - )は、広島・RCC中国放送のアナウンサー。現在はバラエティ番組を中心に活動。映画にも造詣が深く、大学時代はサークル活動でメガホンを取っていた。受賞歴も多数あり、東京キー局からも一目置かれる存在。
2006年JNN・JRNアノンシスト賞のテレビ・フリートーク部門で全国グランプリを受賞。
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[編集] 概略
宮崎県宮崎市出身。日向学院高等学校を経て第一経済大学経済学部経済学科卒業。
1989年に中国放送入社。入社一年目からプロ野球(カープ戦)やサッカーの実況アナとして活躍する。特にサッカーは1993年のJ-リーグ開幕戦実況やサンフレッチェ広島VSヴェルディ川崎のチャンピオンシップを、全試合国立競技場から実況するなど全国区の実力を見せていた。
1993年にラジオ「ジューケンキャンパススタジオ」を担当。局アナらしからぬ破天荒なトーク、飾らず本音で語るキャラクターで一躍人気を得る。番組から誕生したCD「広島の空」はヴァージン・メガストア広島で年間シングル売上第2位を記録。この番組を境にバラエティアナウンサーとしての道を歩み始める。この放送期間に阪神・淡路大震災が発生し、被災地にラジオ3000台を届けた。
1996年朝の情報番組「おはようクジラ」の広島キャスターで全国デビューを果たしRCCのエースの座を不動のものとする。
1997年4月には自ら企画立案したテレビ深夜番組「KEN-JIN」をスタートさせる。
2001年、番組で共演していた猿岩石と結成した「KEN-JIN BAND」のデビューシングル「Hungryman/dear」はHMV広島の年間売り上げ第一位を獲得した。その後も「虹」「ロケット」をリリース。アーティスト活動を続ける。(HMV広島での観客動員記録も持つ)
2003年12月にはレーシングドライバーとしてA級ライセンスを取得。チーム名「KEN-JINレーシング」」で山口県のMINEサーキットで行われた300km耐久レースにてデビューする。予選2位決勝10位と言う好成績を残す。またダーツの広島大会でノービスクラスでチャンピオンになるなど、様々なジャンルで非凡な才能を見せる。
2004年6月には「KEN-JIN BAND」がTBS系全国ネットの歌番組「うたばん」に出演。またディズニー映画「Mrインクレディブル」に声優として参加するなど、アナウンサーでありながら、その枠を超えた新しいアナウンサー像を作り上げる。賛否両論あれど、現在、6本のレギュラー番組を抱え、広島を代表するアナウンサーとして活躍している。
CD製作でのアーティスト活動のほか、作詞、本の出版、映画監督、映画出演などを精力的にこなし、紛れもなく、常に「広島の顔」である。
[編集] 現在の担当番組
[編集] テレビ
- ゴルフの花道エンジョイ編(日6:15~6:45)
- ノーヘン(年に6回 不定期放送)
- TIM神様の宿題(木18:55~19:54)(2007年4月~。それまでも何度か出演していた)
- Eタウン(土18:00~18:30)(2007年4月~)
[編集] ラジオ
- 平成ラヂオバラエティごぜん様さま(月~金9:00~11:30 木・金曜担当)
- ザ★横山雄二ショー(土22:00~23:00)(2007年4月~)
[編集] 過去の担当番組
[編集] テレビ
- なんナン!?
- おはようクジラリポーター
- モテモテ6
- KEN-JIN
- KEN-JIN DX
- 笑劇ヨコテン劇場!
- ひろしま再発見
- 理系文系ビジュアル系(特別番組)
- スポーツ中継(プロ野球・Jリーグ)
[編集] ラジオ
- ジューケンキャンパススタジオ
- 天才横山雄二の王様の神業
- 元祖ヨコヤマ本舗
- 極楽!ヨコヤマ音楽堂
- ラジON王様ヨコヤマパンチ
- 横山雄二のお好みトーク
- ガッツラジオ!叫べ平社員!
- アナマニア(プロデューサー)
その他
- アジアピースロード取材
[編集] CD発売
- 広島の空(横山雄二&飯村徳穂)
- Hungryman/dear (KEN-JIN BAND)
- 虹/君の左手 (KEN-JIN BAND)
- 初恋(KEN-JIN BAND・コンピレーションアルバム「a day」)
- ロケット/働クオトコノウタ (KEN-JIN BAND)
[編集] 出版
- KEN-JIN本
- 横山の流儀
- 土手香那子写真集(カメラマン・編集長)
- 別冊ヨコヤマ
- RCCアナ本。
[編集] 映画出演
- ミナミの帝王 パート13(萩庭貞明監督)
- F(金子修介監督)
- マヌケ先生(大林宣彦総監督)
- 19(小松壮一郎監督)
- Mr.インクレディブル(声優にて出演)
- ヒナゴン(渡邊孝好監督)
- 核のない21世紀を(ドキュメンタリー)(吉永小百合と共にナレーション担当)
- ちゃんこ(サトウトシキ監督)
- 男たちの大和(佐藤純弥監督)
[編集] 監督作品(8ミリ映画)
- いつも、こころに・・・
- ホワイトラビットからのメッセージ
- ネムレヌ、ヨノタメニ
- SUPER MAN(えび天 銅監督作品)
- 経大シネマのフイルムパーティ
- 総合芸術
- 中国放送大パニック(国民文化祭招待作品)
- メイキング・オブ・「ヒナゴン」
- ~井川遥ひと夏の記憶~(映画ヒナゴンDVD特典映像)
[編集] 備考
- 「横山の流儀」には姉と夫人がアナウンサーである旨の記述がある。特に(誰とは一切明かしていないが)夫人は中国放送の元アナウンサーである(この件について、横山がKEN-JIN BANDとしてうたばんに出演した際に『美人局アナ(びじんきょくアナ)』という記述をつつもたせアナと石橋貴明に読まれて突っ込まれたほか、「RCCアナ本」では田口麻衣アナウンサーが横山アナウンサーも職場結婚であると記している)。また姉は現在も宮崎でフリーアナウンサーとして活躍中。
- 高校時代は野球部に所属し、2番センターだった。現在もRCC野球部に所属し、エースとして活躍している(ただイベントの司会など、仕事の関係上、責任投球回数をもって「早退」することも。(別冊ヨコヤマ参照))。また、2003年には、プロ野球マスターズリーグの始球式に登場した。
[編集] 外部リンク
カテゴリ: ローカル局のアナウンサー | 1967年生 | 宮崎県出身の人物