横浜環状南線
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横浜環状南線(よこはまかんじょうみなみせん)は横浜環状道路の一部で、神奈川県横浜市金沢区から同市戸塚区を結ぶ全線未開通の道路。横浜市郊外の連絡道路のという性格をもち、同時に市内中心部の混雑解消を目的としている。横浜環状北線が首都高速道路株式会社の事業であるのに対し、横浜環状南線は国土交通省と東日本高速道路株式会社の事業である。建設費は約4300億円。
全体の約7割の区間が地下あるいは掘割構造となる。そのため、公田と笠間に換気所が設置される。
釜利谷JCTから栄IC/JCTまでは、横浜横須賀道路戸塚支線、首都圏中央連絡自動車道として位置づけられている。
当初2007年度であった完成予定は、用地取得の遅れにより2015年までずれ込む予定(東日本高速道路株式会社発表)。
目次 |
[編集] 概要
- 起点:神奈川県横浜市金沢区釜利谷町
- 終点:神奈川県横浜市戸塚区汲沢町
- 全長:8.9km
- 規格:第1種第3級
- 車線:6車線
- 設計速度:80km/h
[編集] 沿革
[編集] ジャンクションとインターチェンジ
下表においてIC番号欄の背景色が■である部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色が■である部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。
IC番号 | 施設名 | 施設間 km |
累計 km |
接続路線 | 規格 | 最高速度 | 車線数 | 所在地 | 別名 | 管理 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
横浜横須賀道路金沢支線 (首都圏中央連絡自動車道) へ直通 | ||||||||||||
(4-1) | 釜利谷JCT | - | 0.0 | 横浜横須賀道路、横浜横須賀道路金沢支線 (首都圏中央連絡自動車道) | 第1種第3級 | 80km/h | 6 | 神奈川県 | 横浜市金沢区 | 横浜横須賀道路戸塚支線 | 首都圏中央連絡自動車道 | 東日本高速道路 |
公田IC | 横浜市栄区 | |||||||||||
栄IC/JCT | 横浜湘南道路(首都圏中央連絡自動車道) | |||||||||||
戸塚IC | 国道1号横浜新道戸塚支線 | 横浜市戸塚区 |
[編集] 横浜環状南線をめぐる問題
地元住民の自治会と有志団体が「横浜環状道路対策連絡協議会」を組織し、反対運動を1988年から行っている。反対運動の理由としては、区内の地盤が軟弱であることによる弊害と大気汚染を主張している。前者についてはもともと軟弱である点に加え造成地や第二次世界大戦中の防空壕の存在もあり、地下に道路を通すことにより地盤沈下の発生や地震による液状化現象の発生が心配されている。
[編集] 外部リンク
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