武蔵増戸駅
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武蔵増戸駅(むさしますこえき)は、東京都あきる野市伊奈にある東日本旅客鉄道(JR東日本)五日市線の駅である。
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[編集] 駅構造
2面3線のホームを有する地上駅だが、うち1線はホームに柵が設置され客扱いはできない。 駅舎側が1番線で2番線は島式ホームの駅舎寄り、さらにその外側に柵で仕切られた線路があり(上り1番線)、これは主に深夜の車輌留置などに使用されている。
駅舎は木造で、内部にはもしもし券売機Kaeruくん、自動券売機や自動改札などがある。子会社「ジェイアールかいじ企画開発」への業務委託駅となっている。
- のりば
1 | ■五日市線 | 武蔵五日市方面 |
2 | ■五日市線 | 秋川・拝島・立川方面 |
[編集] 利用状況
- 2005年度の1日平均乗車人員は2,886人であった。
[編集] 駅周辺
- 大悲願寺
- 土屋美術館
- あきる野市役所増戸連絡所
- あきる野市立増戸小学校
- あきる野市立増戸中学校
[編集] 歴史
- 1925年(大正14年)4月21日 - 五日市鉄道 拝島~武蔵五日市間開通と同時に、増戸駅として開業。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 5月16日 - 武蔵増戸駅に改称。
- 1940年(昭和15年)10月3日 - 南武鉄道への合併により同社の駅となる。
- 1944年(昭和19年)4月1日 - 南武鉄道の戦時買収私鉄指定による国有化により、国鉄五日市線の駅となる。
- 1958年(昭和33年)11月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2006年(平成18年)3月16日 - 有人のみどりの窓口が廃止となり「Kaeruくん」が稼動を開始する。