池田駅 (大阪府)
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池田駅(いけだえき)は、大阪府池田市栄町にある阪急電鉄宝塚本線の駅。 2003年9月1日のダイヤ改正以降、全列車が停車するようになった。
池田駅 | |||
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[編集] 駅構造
島式1面2線のホームを持つ高架駅。改札・コンコースは2階、ホームは3階にある。 宝塚側に上下線間の折返し線と下り線南側の側線があり、前者は宝塚発当駅止まりの普通列車が、後者は梅田発当駅止まりの普通列車が到着後に入庫する。翌朝2本とも宝塚行きの始発列車になる。
[編集] のりば
- 1号線 ■宝塚・雲雀丘花屋敷・川西能勢口・仁川方面
- 2号線 ■大阪(梅田)・豊中・箕面・京都方面
[編集] 駅周辺
- サンシティ池田
- ダイエー池田駅前店(西館。食料品を扱っていない)
- 阪急ニッショーストア池田店
- ダイエー池田駅前店(東館。食料品を扱う)
- マルシェ2番館
- 池田市役所
- サカエマチ商店街(NHK朝の連続テレビ小説「てるてる家族」の舞台となった)
- 逸翁美術館
- 池田郵便局
- 池田銀行本店
- 三井住友銀行池田支店
- みずほ銀行池田支店
- 関西アーバン銀行池田支店
- 五月山
- 池田城跡公園
- インスタントラーメン発明記念館
- 吾妻(老舗のうどん屋)
- かき峰(広島産牡蠣料理専門店・冬季のみ営業)
- 池田土木事務所
- 池田市立池田小学校
[編集] バス
[編集] 東のりば(駅前)
- 1番のりば(池田市内線)
- 2番のりば(池田市内線、132・135番は東能勢線)
- 12番 井口堂(石橋営業所) 行(池田市役所・医療センター前経由)
- 132・135番 市立池田病院 行(池田市役所経由)
- 21番 池田市役所→市立池田病院→下渋谷→呉羽の里→井口堂→石橋北口→園芸高校前方面
- 24番 池田市役所→市立池田病院→下渋谷→呉羽の里→井口堂→石橋北口 止
- 24番 池田市役所→市立池田病院→下渋谷→呉羽の里→井口堂→石橋北口→井口堂 止
- 28番 池田市役所→下渋谷→呉羽の里→井口堂→石橋北口→園芸高校前方面
- 28番 池田市役所→下渋谷→呉羽の里→井口堂 止
- 29番 池田市役所→市立池田病院→園芸高校前→石橋北口→呉羽の里方面
- 3番のりば(池田市内線)
[編集] 西のりば(案内所前)
- 2番のりば(西能勢線)
- 3番のりば(東能勢線)
- 5番のりば
- 136番 牧 行(吉田橋・久安寺・余野経由、一部便のみ)
かつては川西バスターミナルを経由して尼崎、清和台・日生中央方面などへの路線があったが廃止されている。
[編集] 利用状況
2004年の1日平均の利用客は約51,076人である(出典:大阪府統計年鑑)
[編集] 歴史
阪急のルーツが数多く存在する。阪急電鉄や阪急阪神ホールディングスの登記上の本店所在地で、平井車庫が存在する前には宝塚方に池田車庫が存在していた。その後池田車庫の跡地はゴルフ場として利用されていたが、これも廃止。現在はマンションなどの住宅地として再開発中。
池田駅西側で、線路がやや北よりになって猪名川を渡っている。これは、池田駅の高架化と猪名川橋梁のかさ上げが別事業だった(正確には、池田市内高架化→池田駅附近高架化→猪名川橋梁かさ上げ→川西能勢口駅附近高架化の順。結果として、東から順に施工されたことになる)ことに加え、工法の違いがあった(池田駅の高架化が仮線を振り出しての単線順次施工、猪名川橋梁かさ上げが完全なる別線施工でなされた)ためである。実際、池田駅が高架化された直後数年間は、線路は直進しており、その先にあった猪名川の旧橋梁(鉄橋、ガーター橋)を渡っていた。
- 1910年(明治43年)3月10日 宝塚線開通と同時に開業。阪急電鉄最古の駅のひとつ。
- 1983年(昭和58年)10月 下り線高架化。
- 1986年(昭和61年)4月30日 上り線高架化。この日をもって正式な高架駅舎供用開始とし、西方へ100m移転したことが運賃に反映された。
- 1996年(平成8年)3月24日 阪急電鉄のすべての「駅長室」が「サービスセンター」に改称されるとともに、池田駅にあった管区統括が川西能勢口駅に移転。
- 2000年(平成12年)6月4日 本線特急の停車駅となる。
- 2003年(平成15年)9月1日 特急「日生エクスプレス」の停車駅となる。