沙門
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基本教義 |
縁起、四諦、八正道 |
三法印、四法印 |
諸行無常、諸法無我 |
涅槃寂静、一切皆苦 |
人物 |
釈迦、十大弟子、龍樹 |
如来・菩薩 |
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部派・宗派 |
原始仏教、上座部、大乗 |
地域別仏教 |
インドの仏教、日本の仏教 |
韓国の仏教 |
経典 |
聖地 |
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ウィキポータル |
沙門(しゃもん、Skt:sramana、Pali:samana)は、古代インド社会に於いて、バラモン階級以外の出身の男性修行者を指す。桑門、勤息とも言う。 バラモン教とは異なり、バラモン階級以外からの出家を容認した仏教、ジャイナ教の僧侶に対して呼ばれる事が多い。
一説には、シャーマンの語源を沙門とし、それが一部において巷間を賑わす感もあるが、この説は、未だ俗説の域を出ていない。シャーマンの語源はツングース系語族の「薩満」であるというのが、有力な学説である。
[編集] 由来
語源はサンスクリットで努力を意味するsramから来ているとされるが、静まるを意味するsamから来ていると言う説もある。前者の意味として功労、後者の意味として息心と意訳される事があり、上記の勤息は両方の意味を合わせた訳語である。
[編集] 関連項目
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