爽健美茶
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爽健美茶(そうけんびちゃ)は、コカ・コーラが販売している清涼飲料水。 日本のブレンド茶市場の72%を占めている1位の人気商品。なお、2位は十六茶である。
商品名は「爽やかに、健やかに、美しく」から。
原材料に緑茶、ハトムギ、大麦、チコリー、玄米、ドクダミ、はぶ茶、プーアール茶、キヌア、明日葉、大麦若葉、発芽玄米の12種類の素材を使用していることで知られる(爽健美茶緑茶ブレンドは9種類)。過去はCM内でも口ずさみ話題になっていた「ハトムギ、玄米、月見草、ドクダミ、はぶ茶、プーアール、チコリー、緑茶、大麦、南蛮黍」(後にびわの葉も含まれる)がブレンドされていた。
当初はアサヒの十六茶の対抗商品として企画されたが、ライバルの売り上げを上回る大成功を収め、以後、定番商品として定着した。 コンビニエンスストアでは、取扱いのない店舗が日本のどこにも見あたらないとまで言われるほどの流通量で、故に愛好者も多く、自動販売機などでは夏季は甘いコーヒーやジュース類よりも好まれるため看板商品のコカ・コーラやジョージアよりも、多く並んでいることが目撃される。なお、定番は烏龍茶になりそうだが、コカ・コーラ社の烏龍茶である「煌(ファン)」は販売面で苦戦し、同じコカ・コーラ社の茶飲料部門でも、爽健美茶が圧倒的な売り上げを見せ、外食産業でもメニューの一品として多く取り扱われている。
[編集] 歴史
- 1994年 販売開始。十六茶の対抗馬としてじわじわ売り上げを伸ばす。
- 1999年 大ヒットを記録し、茶流彩彩ブランドから独立。
- 2002年 パッケージ変更。
- 2004年 モデルチェンジが行われるとともに「爽健美茶緑茶ブレンド」販売開始。CMキャラクタは矢田亜希子・中島美嘉。
- 2005年 ホット用の新製品「深み香ばし爽健美茶」販売開始。
- 2006年 ボトル変更。CMキャラクタとして女優のキム・テヒ(2月~4月)、栗山千明(5月~)、荒川静香を起用。CMソングは矢井田瞳の「Go My Way」。
[編集] 歴代イメージキャラクター
- 1996年 本上まなみ
- 2001年 富永愛・滝沢沙織・松下奈緒
- 2002年 川原亜矢子
- 2003年 常盤貴子・伊藤英明(10周年)
- 2004年 中島美嘉
- 2005年 矢田亜希子
- 2006年 キム・テヒ・栗山千明・荒川静香
- 2007年 相沢紗世・長谷川潤・上原多香子
[編集] 外部リンク
- 日本コカ・コーラ社による爽健美茶ページ
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