筑波郡
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筑波郡(つくばぐん)は、茨城県にかつて存在した郡。
消滅直前の2006年3月26日時点で、以下の1町1村が属していた。
2006年3月27日、両町村が合併し市制施行、つくばみらい市となったため消滅した。
[編集] 沿革
- 1889年4月1日 - 町村制施行に伴い、谷田部町・北條町・筑波町の3町と20村が成立(3町20村)。郡役所を谷田部町に置く。
- 1896年3月29日(3町24村)
- 1938年4月17日 - 鹿島村・長崎村が合併し、谷原村が発足。(3町23村)
- 1953年4月1日 - 大穂村が町制施行し大穂町となる。(4町22村)
- 1953年11月3日 - 上郷村が町制施行し上郷町となる。(5町21村)
- 1954年6月1日 - 高道祖村が真壁郡下妻町に編入。下妻町は同日市制施行し下妻市となる。(5町20村)
- 1954年7月1日 - 三島村・谷井田村・豊村・小張村が合併し、伊奈村が発足。(5町17村)
- 1955年2月1日 - 筑波町・北條町・田水山村・田井村・小田村が合併し、筑波町が発足。(4町14村)
- 1955年2月21日 - 久賀村が伊奈村と北相馬郡藤代町に分割編入。(4町13村)
- 1955年3月1日 - 谷原村・十和村・福岡村が北相馬郡小絹村と合併し、谷和原村が発足。(4町11村)
- 1955年3月31日(4町7村)
- 谷田部町・小野川村・葛城村・島名村、真瀬村の一部が合併し、谷田部町が発足。
- 真瀬村の残部が水海道市に編入。
- 1955年4月1日(4町6村)
- 上郷町、旭村の一部が合併し、豊里町が発足。
- 大穂町、旭村の残部が合併し、大穂町が発足。
- 1955年6月10日 - 板橋村が伊奈村に編入。(4町5村)
- 1956年9月30日(4町3村)
- 吉沼村が豊里町と大穂町に分割編入。
- 作岡村が筑波町に編入。
- 1957年7月1日 - 菅間村が筑波町に編入。(4町2村)
- 1985年4月1日 - 伊奈村が町制施行し伊奈町となる。(5町1村)
- 1987年11月30日 - 谷田部町・豊里町・大穂町が新治郡桜村と合併し、つくば市が発足、郡より離脱。(2町1村)
- 1988年1月31日 - 筑波町がつくば市に編入。(1町1村)
- 2006年3月27日 - 伊奈町・谷和原村が合併し、つくばみらい市が発足、郡より離脱。同日筑波郡消滅。