能登中島駅
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能登中島駅(のとなかじまえき)は石川県七尾市中島町浜田にある、のと鉄道七尾線の駅である。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。平日の7時から17時まで駅員が配置される有人駅である。
構内の側線に郵便車(オユ10)が保存されている。現在ではNT800形気動車(のと恋路号で使用された車両)も保存されている。今後は鉄道公園として整備される予定である。
[編集] 駅周辺
[編集] 路線バス
駅前からは能登西部バスの富来・西谷内、萩谷行きが運行するが、土休日はほぼ大半が運休となる。また、平日各1便のみ三明行きと七尾行きが運行する。
かつて七尾駅~中島~富来間を1時間に1~2本の割合で運行していたバスは七富線と呼ばれ、国鉄七尾線に対抗していたが、利用者の減少等に伴い大幅減便となり、現在は直通で結ぶバスは存在しない(西谷内乗り換え便はごくわずかだが存在する)。
駅前から運賃無料で月・水・金運行の中島げんきバスが運行。運行ルートは路線バスと重なるものが多く、利用者はこちらの方が多い。
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員 280人(2004年)
[編集] 歴史
- 1928年(昭和3年)10月31日 - 国鉄七尾線 和倉温泉駅~当駅間開通と同時に開業。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1932年(昭和7年)8月27日 - 七尾線 当駅~穴水駅間が開通。
- 1974年(昭和49年)11月10日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1991年(平成3年)9月1日 - 七尾線 七尾駅~輪島駅間がのと鉄道に転換されたことにより同社の駅となる。
- 2004年(平成16年)11月17日 - 甲駅に保存されていた郵便車(オユ10)が構内に移転。