芝浦工業大学柏中学高等学校
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芝浦工業大学柏中学高等学校(しばうらこうぎょうだいがくかしわちゅうがくこうとうがっこう)とは、千葉県柏市にある私立の中高一貫教育を行っている中学校と高等学校のことである。
通称には、芝浦工大柏高校(しばうらこうだいかしわこうこう)、芝浦工大柏(しばうらこうだいかしわ)、芝柏(しばかし)などがある。校長は、佐藤正行。 大学進学率は90%後半台である。
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[編集] 沿革
- 1980年(昭和55年)、芝浦工業大学中学高等学校(東京都板橋区)の姉妹校として、学校法人芝浦工業大学によって設立。当初は男子校で、高等学校のみが設置される。
- 1990年(平成2年)、男女共学化。
- 1999年(平成11年)、中学校設置。
[編集] 学校行事
- 2002年度より体育祭に代わる祭典として開催される。これは体育祭の準備に時間がかかりすぎてしまうことから、気軽に行える球技のみを取り入れたイベントである。生徒会により体育祭の復活が目指された時期があったが、実現していない。体育科の主導でバレーボール・バスケットボール・ソフトボール・サッカー・卓球・ソフトテニスのゲームがクラス対抗で行われ、審判は依頼を受けた生徒が行う。この球技祭を機に生徒は未経験の球技を学ぶことができる。
- 2003年度より受験勉強の妨げになるとの理由で3年生の参加が禁止されることになった。しかし、前年に教員らにより確定されていたその情報を生徒側に伝えていなかったため、生徒側の反発を受け、3年生の有志参加が認められる事となった。3年生の文化祭準備期間は増穂祭前の一週間のみとされ、クラス単位での参加はほとんどない。
- 2000年度から2002年度は中高合同で行われた。2003年度より高校・中学と別々に開催される。高校の合唱祭は授業の一環であるが、開催が受験期の2月に移行され、高校教育の全過程を既に終了した高校3年生は参加できない。これは大学進学率を上げるための対策のひとつであると考えられている。
[編集] 施設
[編集] 部活動
- 中学・高校とも多くの生徒が部活動に加入している。
- 部活動の顧問に就任可能な専任・常勤講師は全員何らかの部活動に所属しているため、新しい部は職員数が増えるか部が減らなければ不可能。
- 付属中学3年生は後期以降、募集がある高校の部活動に仮入部でき、仮入部した生徒は下校時間が延長される。
- 一部の部活動では、高校3年生は活動が制限されている。
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[編集] 通学
- 徒歩
- 増尾城址公園内で不審者目撃情報があり夜間の通行は禁止するなど、通行を制限する道路の指定がある。
- 自転車
- 自転車通学届けを申請し、自宅・学校間での自転車通学が認められる。
- バス
- スクールバス(豊島運輸)は柏駅西口、新柏駅から校門前、東武バスは「柏駅西口」から「芝浦工大柏中高」までの直行が設定されている。
- 新柏利用者は中高共にスクールバス(新柏)定期券、柏便において中学生はスクールバス(柏)定期券、高校生は東武バス定期券を購入する。柏便は運行本数が少ないため、柏便定期券で新柏便に、東武バス定期券も同様にスクールバス(柏・新柏)に乗車できる。
- 定期券を所持していない場合、売店でスクールバスチケットを購入すればスクールバスに、190円を支払えば東武バスに乗車できる。
- バイク
- 禁止。(運転免許類の取得は原則禁止)
[編集] 芝浦工大柏中高出身の著名人
- 小宮山悟 - プロ野球選手(千葉ロッテマリーンズ、ニューヨークメッツ)
- 木戸章之 - トリノオリンピック・アイスダンス日本代表