萬三九六
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萬三九六 プロフィール
萬 三九六(よろず さんくろう)は、対戦型格闘ゲーム『サムライスピリッツ』シリーズに登場する架空の人物。『サムライスピリッツ零』で中ボスの一人として登場し、後にプレイヤーキャラクターとなる。
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[編集] 概要
「天下逸品」の銘を持つ巨大な木槌を持った盗賊。自らを「最強」と公言して憚らないが、実際には短筒を使用したり、子分に攻撃させるなど性格は卑劣極まりない。
二四(ふよ)、五七(ごしち)、一八(いっぱち)という三人の子分を従え慕われているが、三九六自身は彼らを単に「便利な存在」と考え顧みることがない。特に女性である二四は本気で三九六に惚れているにもかかわらず、三九六は「金に困れば女郎屋に売り飛ばせばいい」程度にしか思っていない。二四に限らず女は基本的に売り飛ばす対象としか見ていないため、他の女性キャラクターからは「最悪」「女の敵め!」などと罵られる。その一方で、緋雨閑丸を妙に気に入っている。
『零』では倒幕を目論む我旺に便乗し、その部下として働いていたが、その一方で素性を隠して牙神幻十郎に接近、我旺殺しの依頼をしていた。
『天下一剣客伝』のエンディングは「寿司の拾い食いで腹を壊し、気を失っていた」という夢オチだった。
顔から下のデザインは牙神幻十郎の流用である。そのためか、『天下一剣客伝』においては幻十郎に「下衆がッ!」と一括される場面がある。また自分を「鬼と恐れられた~」と称することがあり、下の名前も壬無月斬紅郎と似ている。
既存キャラクターのグラフィック使い回し、自分を過大評価しているという点などでカプコンの火引弾との共通点が見られるが、そのモチーフが飽くまで自社作品の既存のキャラ(牙神幻十郎)である事、そしてキャラクターの性能そのものはそこそこ高い(大抵の通常技が牙神幻十郎と同一な為)ので、本質的な部分はまったく異なる。また自らの実力ではなく非道かつ姑息な手段(必殺技の大半に前述の子分達や短筒、寿司(体力回復)が絡むので)を用いて「最強」を名乗るところから、コンセプト的には漫画『北斗の拳』のジャギやアミバがイメージモデルといえる(武器飛ばし技の名前などにその名残が見られる)。
[編集] 必殺技
- 一八!!
- 合図と共に相手の背後から一八に掴みかからせ、無防備にする。一応普通にガードが可能。
- 五七!!
- 合図と共に五七が空中から飛び込み、両手を組んで叩き付ける。勿論中段技。技のスピードが結構速い為、対戦時、慣れていない相手には奇襲技としてかなり有効。
- お二四!!
- 合図と共に二四がスライディングキックで突進する見た目通りの下段技。対戦時、上記の「五七!!」と上手に併用されるとかなり厄介な技。
- 寿司は江戸前!!
- おもむろに寿司を取り出して食べ、体力を回復する。『剣客伝』では相手を掴んでから踵落としでダウンさせ、その隙に寿司を食べる投げ技となっている。(コマンド投げ扱い)
- 俺の種子島
- 短筒を取り出して真正面に射撃する。弾は飛び道具ではなく見えない攻撃判定となっている。『零』では武器飛ばし技だったが、『剣客伝』で通常の必殺技に変更。
- 俺の生き様を見さらせ!!
- 木槌をひたすら左右に振り回し続ける。技中レバー入れで前進が可能。
- 自慢の一物
- 爆弾を取り出して投げる。飛脚の投げてくる爆弾と違い、すぐ爆発する。
[編集] 武器飛ばし技など
- 俺の種子島
- 『零』での武器飛ばし技。このバージョンでは射程無限でガード不能。
- 暴力はええのぅ
- 『剣客伝』での武器飛ばし技。突進した後、子分の三人が相手を袋叩きにして三九六が木槌で止めをさす一種の乱舞技。
- 寿司は江戸前やで、ほんま!!
- 『剣客伝』の秘奥義で「寿司は江戸前!!」の強化版。
- なお、真スピリッツでのコマンドをテンキー表記すると「396」となり、三九六の名前そのままとなっているのがわかる。
[編集] 声の出演
[編集] 関連人物
- 兇國日輪守我旺
- 黒河内夢路