西武バス高野台営業所
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西武バス高野台営業所(せいぶ‐たかのだいえいぎょうしょ)は、練馬区高野台にあり、練馬区中部の路線を主に担当する営業所である。一般路線バス配属される(西武自動車に委託)。
車庫に最寄の駅は練馬高野台駅であり、近くの笹目通りを練馬営業所の路線が運行されている。当営業所は石神井公園駅関連の路線を上石神井営業所から移管した関係で、所轄路線の環状八号線・笹目通りに出やすい場所から回送、もしくは石神井公園駅北口まで回送して入出庫している。2007年3月18日より、PASMOの利用が可能となった。
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[編集] 沿革
高野台営業所は、2005年6月16日に伊豆箱根鉄道の観光バス営業所内に開設された。その後9月末に伊豆箱根鉄道の観光バス営業所は撤退している。当初より所轄路線は西武自動車に委託されている。
[編集] 現行路線
[編集] 石神井循環線、石神井成増線
- 石01:石神井公園駅北口→下屋敷→比丘尼橋→石神井公園駅北口(石神井循環)
- 石01-1:石神井公園駅北口→石神井庁舎→比丘尼橋→石神井公園駅北口(石神井循環) 朝1本
- 石02:石神井公園駅北口(→下屋敷)~比丘尼橋~成増駅南口 国際興業バスと共同運行
- 石04:石神井公園駅北口(→下屋敷)~比丘尼橋~土支田1丁目
開設当時移管された路線である。新たに入出庫として石04が開設された。土支田1丁目~営業所は回送される。しかし、営業所と石神井公園駅北口の間を回送するものが多い。石01-1の始発1便のみ石神井庁舎経由で運転される。本来のこの系統の経路であるが、石神井公園駅北口発着になって以降、踏切を2度渡ることで定時運行に支障があり、現在は基本的に下屋敷経由での運行となる。石02と国際興業バスの石03(石神井公園駅北口~成増駅南口~練馬北町車庫)は成増方面行が石神井庁舎経由で運行されていたが、こちらは国際興業バスの成増駅行始発1便のみ石神井庁舎経由で残る。
[編集] 石神井荻窪線(上井草経由)
2005年10月16日より新たに移管された路線である。荻14の上石神井営業所所管時代は、石神井公園駅~西武車庫の出入庫路線(または回送)で出入庫していた。移管に伴いこの出入庫路線は廃止となり、代わりに区間運転である石22と荻13が新設されたがどちらも独自区間はない。荻13は荻窪行のみの運行である。
[編集] 所属車両
- 中型車
- 開設に合わせて95年式のG尺・96年式のE尺が転入。いずれもツーステップ車であり、北口路線に運用される。
- 95年式のG尺は06年2月に上石神井営業所からの96年式のE尺車の転入で廃車となった。
- 96年式のE尺車も07年2月から中型ノンステップバスの導入によって置換えが始まった。高野台初の新製配置車である。
- 大型車
- 荻14移管に合わせて転入。00年式~02年式のノンステップ車であり、南口路線に使用される。このほか同時に97年式のH尺の車両が1台転入してきている(A7-403車)が、荻14は基本的にスロープ付車両で運行されることになっており、予備車である(2005年まで定期的にツーステップが走っていた。ノンステップは2000年から走っている)。
- 07年2月に練馬営業所から01年式のM尺(標準尺)のワンステップバス1台が転入してきた(A1-743車)。ノンステップバスに混じって使用されている。この車両の転入により中型車1台(A6-362車)が廃車になった。
[編集] PASMO
カテゴリ: 関東地方のバス営業所 | 西武バス