那覇市立大道小学校
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那覇市立大道小学校(なはしりつだいどうしょうがっこう)は、沖縄県那覇市字大道146-1に所在する公立の小学校。
第二次世界大戦前に沖縄師範学校女子部の附属小学校として開校した歴史を持っており、市内でも歴史と伝統のある小学校。 2006年4月現在は学力向上フロンティアスクールに指定されている。
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[編集] 沿革
- 1934年4月 - 沖縄女子師範代用附属小学校として、大道尋常高等小学校として開校。なお、現在の学校所在地から、付近の栄町商店街辺りまでは、沖縄師範学校女子部の校地であったという。
- 太平洋戦争中に大道国民学校に校名改称。また沿革資料焼失など、多大な被害を受ける。
- 1946年12月2日 - 豊見城村(現:豊見城市)賀数にて開校。この日を開校記念日として現在指定。
- 1947年11月 - 現在地(元大道国民学校所在地)に移転。
- 1956年10月 - 松川小学校を分離。
- 1963年12月 - 真嘉比小学校を分離。
- 1960年代中ごろには全校児童約3,000人を超える沖縄一のマンモス小学校となる。
- 1972年5月15日 - 沖縄返還に伴い那覇市立大道小学校と改称。
- 1984年3月 - 現在とほぼ同じ校舎配置となる。近隣地区の学校に先駆けてオープンスペースを活かした教室設計がなされた。
- 2002年 - 文部科学省による学力向上フロンティアスクールに指定。
[編集] 進学中学校
ほとんどの児童が小学校向かいに位置する那覇市立真和志中学校に進学する。
ただし、当校の校区の一部である壺屋2丁目は那覇市立神原中学校区となっているため、若干名はそこに進学する。
他に、沖縄尚学高等学校附属中学校、昭和薬科大学附属中学校、興南中学校、沖縄カトリック中学校、琉球大学教育学部附属中学校などの県内国私立中学校に進学する者も数人いる。
[編集] 関連項目
- 真和志
- 那覇市立真和志中学校
- ひめゆり学徒隊 - 前半部分に沖縄師範学校女子部についての若干の解説がなされている。