都濃郡
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都濃郡(つのぐん)は、山口県にあった郡。
消滅直前となる2003年4月20日の時点で以下の1町で構成されていた。
- 鹿野町(かのちょう)
2003年4月21日、鹿野町が徳山市、新南陽市、熊毛郡熊毛町と合併し、周南市となったため消滅した。
[編集] 沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、都濃郡に22の村が成立する。(22村)
- 1900年(明治33年)10月15日 - 徳山村が町制施行し徳山町となる。(1町21村)
- 1901年(明治34年)3月1日 - 豊井村が町制施行・改称し下松町となる。(2町20村)
- 1912年(明治45年)1月1日 - 福川村が町制施行し福川町となる。(3町19村)
- 1915年(大正4年)11月10日 - 富田村が町制施行し富田町となる。(4町18村)
- 1929年(昭和4年)4月1日 - 末武北村が花岡村に改称。
- 1935年(昭和10年)10月15日 - 徳山町が市制施行し、徳山市となり郡より離脱。(3町18村)
- 1939年(昭和14年)11月3日 - 下松町・久保村・末武南村・花岡村が合併し、下松市が発足、郡より離脱。(2町15村)
- 1940年(昭和15年)4月29日 - 太華村が町制施行・改称し櫛浜町となる。(3町14村)
- 1940年(昭和15年)11月3日 - 鹿野村が町制施行し鹿野町となる。(4町13村)
- 1941年(昭和16年)11月3日 - 富岡村が富田町に編入。(4町12村)
- 1942年(昭和17年)4月1日 - 加見村・久米村が徳山市に編入。(4町10村)
- 1944年(昭和19年)4月1日 - 櫛浜町・富田町・福川町・大津島村・夜市村・戸田村・湯野村が徳山市と合併し、徳山市が発足、郡より離脱。(1町6村)
- 1949年(昭和24年)8月1日 - 富田町が徳山市から再分立。(2町6村)
- 1949年(昭和24年)9月1日 - 福川町が徳山市から再分立。(3町6村)
- 1953年(昭和28年)10月1日 - 富田町・福川町が合併し、南陽町が発足。(2町6村)
- 1954年(昭和29年)11月1日 - 米川村が下松市に編入。(2町5村)
- 1954年(昭和29年)12月1日 - 須々万村・中須村・長穂村が合併し、都濃町が発足。(3町2村)
- 1955年(昭和30年)7月20日 - 都濃町、須金村の一部が合併し、都濃町が発足。須金村の残部は鹿野町に編入。(3町1村)
- 1955年(昭和30年)10月1日 - 向道村が徳山市に編入。(3町)
- 1955年(昭和30年)11月1日 - 南陽町が佐波郡和田村を編入。
- 1966年(昭和41年)1月1日 - 都濃町が徳山市に編入。(2町)
- 1970年(昭和45年)11月1日 - 南陽町が改称・市制施行し、新南陽市となり郡より離脱。(1町)
- 2003年(平成15年)4月21日 - 鹿野町が徳山市・新南陽市、熊毛郡熊毛町と合併し、周南市が発足、郡より離脱。同日都濃郡消滅。