高速 (列車)
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高速(こうそく)とは、名古屋鉄道および近畿日本鉄道が運行していた列車種別の一つである。
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[編集] 名古屋鉄道
[編集] 概要
1977年、名古屋鉄道では、特急を座席指定制の列車の種別と定義し直した。その際、従来からの「特急」で、指定席料金をとらないで運行されていた列車については、名称が「高速」に変更された。急行の上位種別ということで「高速急行」が正式名称。停車駅も有料化した特急とほぼ同じであった。しかし、その後、「高速」は、常滑線、犬山線等のものが1982年に急行に格下げされ、名古屋本線の新岐阜~豊橋間を走るものが残った。また、1988年に、常滑線・河和線で運行されていた急行のみの停車駅を特別に通過する「急行」列車を再び「高速」とした。しかし、1990年(平成2年)10月29日より列車種別の変更により特急に吸収された。
[編集] 停車駅
- 1977年当時の名古屋本線高速停車駅
- 1986年頃の名古屋本線高速停車駅
- 所要時間
- 新岐阜~新名古屋間27~29分
- 新名古屋~豊橋間56~57分
- 1988年に復活した、河和線(知多新線)高速停車駅
- 常滑競艇時運行の常滑駅発着臨時列車の停車駅
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[編集] 参照リンク
[編集] 近畿日本鉄道
列車種別の一つであるが、かつて大阪・上本町駅より伊勢・志摩方面への臨時列車に「伊勢志摩号」として使われていた種別。1982年~1987年にかけて運転されていた。設定当時は「直通急行」と名づけられていたが、誤乗が多かったため、「高速」と名称変更された。
定期列車として同方面へ運行されている列車として最も速い列車は、有料の特急であるが、その中でも目的地まで速達する列車(甲特急)と、同区間で比較的多くの停車駅に止まるもの(乙特急)がある。「伊勢志摩号」は無料で現在の乙特急程度の停車駅で運行されていた。2610系や1200系などトイレ付きの車両が充当されていた。
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