2COOL!
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2COOL!(ツークール!)は2004年度のナイターオフより東海ラジオで放送されている夕方の情報番組。2003年度までは中日ドラゴンズの情報番組「ドラゴンズ・ガッツナイト」が放送されていた。
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[編集] 放送時間
- 2004年度 月~金曜日 18時-20時45分(2005年1月~3月は20時45分-21時に「2COOL!ターボ」を放送)
- 2005年度 月~金曜日 18時-20時30分
- 2006年度 月~金曜日 18時-21時
[編集] パーソナリティ
[編集] 2004年度
- 月・火 山浦ひさし・佐藤友香(東海ラジオアナウンサー)
- 水 坂口美奈子・大澤広樹(東海ラジオアナウンサー)
- 木 村上和宏(東海ラジオアナウンサー)・篠崎友華里
- 金 源石和輝(東海ラジオアナウンサー)・西村知穂
[編集] 2005年度
この年は、9月中に中日ドラゴンズのV逸が確定し東海ラジオのドラゴンズ戦中継も打ち切られたため、10月から放送開始。
[編集] 2006年度(~2007年1月19日)
ドラゴンズ優勝決定が10月にずれ込みさらに日本シリーズ中継が続いたため、月曜日を除き、実質的には10月下旬より放送開始。
[編集] 2006年度(2007年1月22日~3月30日)
坂口が2007年1月12日の放送を最後に長期休養に入り、1月19日までに番組降板が決まったための担当変更。2月からのドラゴンズキャンプ取材に備え、大澤の担当を週2から週1に減らすことも目的であった。
[編集] 主なコーナー
- 中日新聞ニュースヘッドライン
- 当日のニュースを短く多く伝える。2006年はおおよそ18時10分、18時50分、19時20分、20時の4回。なお19時前のニュース・天気予報は、トヨタL&F中部提供。水は青山が担当し、木は安蒜・深谷が分担して担当。なお18時10分頃のニュースで、ニュースに関する音声(主にインタビュー等)がニュースとともに流されることがある。
- スズキアリーナ夕焼け応援団(18時20分ごろ)
- ドラゴンズ応援クイズと称して、東海ラジオ ガッツナイターのバックナンバーから、チープな野球クイズを出題。
- 月曜はあらかじめ出場希望者をメール等で募り抽選で選ばれた出場者に黒田から問題が出題される。火~木曜は問題出題後正解が出るまで電話をつなぐ形式。
- 2005年度より、金曜日(多少の曜日変更あり)は、リポーター古池真由美が、東海三県のスズキアリーナのディーラーから中継をする。
- JOYFUL SKI NOW
- 岐阜・滋賀・長野にある主なスキー場の積雪情報を伝える。また不定期で、1つのスキー場の関係者と電話をつなぎ、様々な情報を伝えてもらう「スキー場ガイド」がある。2005年度までは小島一宏 モーニングあいランド内のコーナーが、2006年12月より2COOL!に移った。
- エンタメヘッドライン(18時30分ごろ)
- 当日の夕刊スポーツ紙から芸能記事を拾い読みする。ただし2006年度は一般の夕刊紙の記事も取り上げるようになった。
- 中日スポーツ編集部のデスクが電話出演し、翌日の記事について語る。なお2005年度の金曜日に限り名古屋グランパスエイト情報となり森貴俊アナが出演したが、山浦が森をいじるコーナーへと変質していった。
- 県警インフォメーション(火~金・18時55分ごろ)
- ドラゴンズレポート(19時)
- 中日ドラゴンズの最新情報を、東海ラジオスポーツアナウンサーや解説者らに伝えてもらう。2005年度はこのコーナーのあとにスポーツニュースが入る。
- トーチュウ芸能デスク(19時13分ごろ)
- 翌日の紙面に掲載する予定の芸能記事及びその日の旬な芸能の話題を、東京中日スポーツの記者が電話出演して紹介する。
- アーティスト特集(19時30分ごろ)
- 毎回一組のアーティストを取り上げて、楽曲を4~6曲程度かける。2005年以降は、リクエストを受け付けずゲストを交えてのインタビューとなったり、新しく発売されるアルバムの一部を紹介することもしばしばである。2006年は「にたズバ!(後述)」のため、火~金のコーナーとなった。
- にたズバ!(2006年月曜日のみのコーナー。19時30分~)
- 毎週さまざまなゲストを迎えて、トークする。なお1回目は大仁田厚が国会議員を勤めているということもあり、古賀誠さんだった。なお、話が盛り上がり、アーティストがゲストなのにさほど曲がかからないこともある。
- 吉川喜倭到 「人は気の動物!」(20時のニュース等のあと)
- 看板娘ホッピー・ミーナの HOPPY HAPPY BAR(20時10分から3分間。ニッポン放送からのネット番組)
- 夕刊ダイジェスト(20時30分ごろ)
- 忙しくて夕刊紙も見れない人のために、いくつかピックアップし紹介しながら、話を展開する。
[編集] 日替わりコーナー(20時~)
- 大仁田・黒田のくるくるファイヤー(月)
- テーマにそって、議論したり、リスナーのお便りを読むコーナーだったが、後に大半の時間が大仁田が黒田をいじるフリートークコーナーに変質している。
- 目指せ!公募大師(火)
- 毎週1つの命名公募企画を取り上げ、タックイン・山崎(2007年1月9日までは坂口・大澤)とリスナーからの投稿意見の中から、実際に番組として応募する名前を決める。火曜日のディレクターが満田Dから(通称)ティンコDに交代してからはティンコDもスタジオに入りお題プレゼンターとして出演しているが、不規則発言が多く番組をかき回している側面が強い(自らがミキサー等を担当する流石の源石でも、放送中に登場している)。
- セレブ御仕立て塾(水)
- 「成金途上芸人」山浦と、「勘違いセレブアナウンサー」青山が、個々のケースごとに「セレブ」としての振る舞いを学ぶ。なおこのコーナーでは、謎の「天の声」が登場し、セレブになるための教えを語る。
- 俺の私のmy way(木)
- 1つのテーマに対して安蒜と深谷が自論を展開、ディレクターがどちらの意見に賛同するか判断する。
- 今週のザ・ワースト(金)
- 2004年度に行われていたコーナーの復活版。なお大澤アナウンサーのみが腹の立つ出来事を選び紹介する。なおこのコーナーは、終了後も復活を希望するメッセージが寄せられていたらしい。
[編集] 2004年度のみのコーナー
- 月曜日
- ジェンガトーク
- パーティーゲームの「ジェンガ」をやりながらフリートークをする。
- 火曜日
- たられば
- 様々なお題について、現在は日曜日の「ヒッツ・サンデー」に移っている。
- 水曜日
- 今週のザ・ワースト
- 坂口・大澤アナがこの一週間の間にあった、世の中及び自身にまつわる腹の立つ出来事についてトークする。
- ムービーソムリエ
- 毎週一つのテーマについて、坂口・大澤が映画を一つずつ選び紹介する。
- ご愛聴感謝クイズ
- 坂口推薦・声に出して読みたい日本語、の歌詞
- 坂口お気に入りの歌の歌詞の一部を朗読、その曲をかける。大澤アナにはピンと来ない事が多かった。
- 木曜日
- 劇場へ行こう
- 近々名古屋で行なわれる舞台について、出演者のインタビューや公演情報を伝えるコーナー。村上アナが以前担当していた「おまかせ☆ないと」でもやっていた。
- 金曜日
- 教えて!敬ちゃん
- ときめいてプレゼンテーション
- 「プレゼン」と、名前が付いているが、内容の殆どは「なりきりカラオケバトル」だった。最初に今週のお題とされる曲が全て流れ、その後源石・西村が1回ずつ歌い(先攻後攻はジャンケンで決める)、原曲にいかに似せて歌えるかどうかを競うというもの。投票はリスナーが行い、勝者に投票したほうにはプレゼントが贈られる。曲は演歌やアニソンなど、80年代もののが中心であった。
[編集] 2005年度のみのコーナー
- 月曜日
- ヒットミー シネマンデー!
- 近々公開になる日本映画の情報を、シネマコーディネーター・松岡ひとみが紹介する。また、その映画にちなんだテーマで昨年度のように、坂口・大澤アナが映画を選び一つずつ紹介する。
- 火曜日
- ラブ・ピアッツァ
- 木曜日
- 奥山敬造を迎えて(コーナー名はなし)
- 大まかには、昨年度金曜日と同じ。毎週一つのテーマについて、奥山敬造氏とトーク。
- クリスマス特別企画 連続ラジオドラマ「GOCHIMU」
- 2005年度下半期聞いて元気週間を挟み、12月5日から12月23日までの3週(15日)に渡って放送されたラジオドラマ。野垣遊・著「GOCHIMU」をドラマ化。2005年度出演者が全員出演し、主人公・孝介を山浦が、ヒロイン・真紀を坂口、準ヒロイン・亜美を佐藤が演じた。
[編集] 2006年度のみのコーナー
- ムービーソムリエ リターンズ(金)
- 毎週一つのテーマについて、坂口・大澤が映画を一つずつ選び紹介する。2004年版の復活(パーソナリティー交代のため打ち切り)。
[編集] 番組名の由来
- 業界では1クール[13週]なので半年間やるから2クールと言う由来と二人のパーソナリティで楽しくやる番組と言う意味がある。
[編集] その他
- 東海ラジオは、NRN系列ネット番組(2006年は松本ひでおのショウアップナイターネクスト、2005年は松本ひでおのショウアップナイターストライク!)をネットしていないが、19時台後半のCMのみNRN系列共通スポンサーとなる。
- 2006年度の月曜日は東京支社のスタジオから生放送を行うため、ニュース・天気・交通情報・ドラゴンズ情報を、名古屋の本社スタジオから伝える。なおニュース・天気は、宿直担当アナウンサー(篠田陽子さん)ではなく、東海ラジオの女性アナウンサーが担当している。
- 2006年11月20日の放送は、ドラゴンズ情報が、大学・社会人ドラフトの前日だったため、東京支社からの放送で、担当の村上和宏アナウンサーが、パーソナリティーの大仁田厚にいじられまくった。
また、この日が公休で上京時にたまたま東京支社に立ち寄った川島葵アナウンサーが、パーソナリティー2人につかまり、20時台の「くるくるファイヤー」を川島アナを含めた3人で進行した。 - 2006年の月曜日は大仁田厚が担当していることから、よく政治・国会の話題が出るが、東京から放送されているとはいえ、東京近郊までは放送エリアではないため、様々な話をすることが多いほか、月曜日のゲストには、過去に古賀誠などの大物ゲストが登場することがある。
- 番組開始以来パーソナリティーを務めてきた坂口が、2007年1月12日の放送を最後に番組を長期休養し、1月19日放送で番組降板する旨の発表があった。このため1月22日から年度途中のパーソナリティーの交代が行われる異例の事態が発生した。なお坂口の代わりとして1月16日放送では青山が、1月19日放送では深谷が出演した。
また、坂口の近況が、金曜日最後の放送となる3月24日に大澤アナの口から語られた。 - 2007年3月5日・3月12日の月曜日は東京スタジオが改修工事の為、5日は大仁田がゲスト、大澤広樹・青山紀子アナウンサーがパーソナリティー、12日は黒田治がゲスト、安蒜豊三・山崎聡子がパーソナリティーを務める特別編成となった。