EZテレビ
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EZテレビはau(KDDI・沖縄セルラー電話)およびナノ・メディアが提供する、携帯電話端末にてテレビを視聴するためのEZアプリ(BREW)または、EZWebのサイト。
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[編集] 概要(アプリ)
単に「携帯端末でテレビを視聴」だけでなく、パケット通信を利用した電子番組表閲覧サービスや、視聴予約、メモリへの録画といった付加サービスを取り入れ、インターネット通信を生かした携帯端末ならではのサービスを充実させた。
なお、端末を解約したり、機種変更するとBREWそのものがロックされるため、テレビ視聴は不可能になる。
[編集] 概要(EZWebサイト)
番組検索サイトで、出演者の番組情報をメールでお知らせするサービスなどがある。
[編集] EZテレビ(アナログ)
地上アナログ放送に対応し、日本全国で視聴可能。また、基地局ごとに割り当てられた位置情報を利用して自動的にチャンネルを設定できる、「オートエリア設定」。番組でかかった曲名をその場で検索し、EZ「着うた®」EZ「着うたフル®」ダウンロードや、「au Records」でCD/DVD購入も可能な「聴かせて検索」に対応。また、静止画や動画の録画、インターネットによる電子番組表の閲覧といったサービスが利用できる。
[編集] 対応機種
- A5511T
- CDMA 1X端末で唯一対応。
- 音声多重チューナー搭載でステレオ放送に対応。
- auのワンセグ対応端末としては唯一の対応。
- 2006年時点で最後の対応機種である。
[編集] EZテレビ ワンセグ
2006年4月1日より放送を開始した移動体向け地上デジタル放送「ワンセグ」に対応。あえてアプリ化することにより、機種ごとの機能差を少なくすることができるため、鮮明な映像と高音質な音声が楽しめるだけでなく全機種がデータ放送、字幕、録画といったデジタル放送サービスにフル対応している。また、番組でかかった曲名をその場で検索し、EZ「着うた®」EZ「着うたフル®」ダウンロードや、「au Records」でCD/DVD購入も可能な「聴かせて検索」などの独自機能も搭載。しかし、起動に少々時間を要するなどのデメリットも抱える。
[編集] 対応機種
- 世界初のワンセグ対応携帯。ただし画面比は4:3のため、全画面表示すると左右が欠ける(額縁放送には有効)。視聴可能時間は2時間45分。
- 2.7インチワイドディスプレイ搭載。最大30分間の録画や、視聴中に着信した場合自動的に録画し、さかのぼって再生できるタイムシフト機能などを搭載。視聴可能時間も3時間45分と拡大された。
- 2.6インチワイドディスプレイ搭載。W41Hの性能を継承し、SDメモリーカードへの録画に対応。SDへ録画したデータは他のワンセグ対応端末でも再生可能。視聴可能時間は4時間15分。
- SDメモリーカードへの録画に対応。SDへ録画したデータは他のワンセグ対応端末でも再生可能。
- 16:9の比率を保ちつつ全画面表示できる「フルワイドディスプレイ」を搭載。視聴可能時間は3時間45分(イヤホン出力時4時間)。
- 連続視聴時間が標準モードで5時間30分と、標準モードでの業界最長連続視聴時間を実現している。
- 厚さは約20mmと、ワンセグ搭載機ながらも薄型を実現している。
- 1GBのメモリを本体に内蔵し、ワンセグを最大5時間録画できる。
- サイクロイドスタイルと3.0インチディスプレイを搭載している。
- W51T
- 普及タイプのワンセグ機で、液晶はW33SA/W33SA IIと同じくQVGAである。
- 3インチWVGA液晶を搭載し、最大約5時間録画できる。スライドボディ機の特長を生かして端末を横位置にしてフルスクリーンでも楽しめる。