INFOBAR
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キャリア | au |
---|---|
製造 | 鳥取三洋電機 |
発売日 | 2003年10月31日 |
概要 | |
音声通信方式 | CDMA 1X (800MHz帯を使用) |
形状 | ストレート型 |
サイズ | 138 × 42 × 11 mm |
重量 | 87 g |
連続通話時間 | 150分 |
連続待受時間 | 200時間
|
データフォルダ | 3MB *1 |
外部メモリ | なし |
FeliCa | なし |
赤外線通信機能 | なし |
Bluetooth | なし |
ワンセグ | なし |
備考 | *1:BREW専用メモリは1.2MB |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT液晶ディスプレイ |
解像度 | 132×176ドット |
サイズ | 2.0インチ |
表示色数 | 65,536色 |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 31万画素CCD |
機能 | AFなし |
サブカメラ | |
なし | |
カラーバリエーション | |
NISHIKIGOI | |
ICHIMATSU | |
BUILDING | |
ANNIN | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
INFOBAR(いんふぉばー)は、三洋マルチメディア鳥取(現社名:鳥取三洋電機)が設計・生産した、au CDMA 1Xの第三世代携帯電話である。端末型番はA5307ST。
目次 |
[編集] 概要
INFOBARはau design projectの第1弾の端末である。ベースモデルは三洋マルチメディア鳥取のA5306STであり、性能面での差は、サブディスプレイの有無(A5306STにはあるが、INFOBARには無い)以外はほとんど見られない。2002年5月17日から19日に開催された「ビジネスショウ 2002 TOKYO」に参考出品された「info.bar」がデザインのベースとなっている。プロダクトデザイナーである深澤直人がデザインした。ソフトウェアも端末デザインをイメージした、統一感のあるものとなっている。
ストレート式。外部メモリーは非対応。カメラは31万画素CCD。カラーバリエーションは、NISHIKIGOI(赤とベージュ。ボタン部には水色も)、ICHIMATSU(黒と白)、BUILDING(藍と銀)の3色。2004年4月より、ANNIN(白)が新色として発売された。このカラーネーミングは、開発時に技術者が自然に呼び始めた名称をそのまま利用したものとなっている。INFOBARの反響は非常に大きく、発売日以降売り切れの店舗が続出した。
なおこの機種は、鳥取三洋電機製端末としては最後となる、型番の末尾の記号が「ST」のモデルであり、以降の鳥取三洋電機製端末は大阪の三洋電機製端末と同じく、型番の末尾の記号は「SA」となっている。
2006年10月31日に、新たなコンセプトモデルとしてINFOBAR2が発表され、KDDI DESIGNING STUDIO(Kスタ)にて11月16日までの期間限定で展示された。「溶けかけた飴」をイメージした丸みを帯びたデザインで、NISHIKIGOI、ANNINの2種類のほか、新たに3種類のカラーバリエーションがある。また、アンテナは内蔵形で、ディスプレイはワイドQVGAと思われる縦長のものである。ただし、あくまでコンセプトモデルであり、製品化されるかは未定である。
なお、ニューヨーク近代美術館収蔵品として同機種が選定された。
[編集] 沿革
- 2002年5月21日 「ビジネスシヨウ2002 TOKYO」において原型となる「info.bar」が公開。
- 2003年8月20日 JATE認定。
- 2003年10月6日 KDDIより発表。
- 2003年10月31日 発売。
- 2003年12月26日 インプレス「ケータイWatch」で「読者が選ぶ ケータイ of the Year 2003」を受賞
- 2004年2月26日 KDDIより新色(ANNIN)が発表。
- 2004年4月24日 ANNINが発売。