MAJOR
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MAJOR | |
---|---|
ジャンル | 野球漫画 |
漫画 | |
作者 | 満田拓也 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 週刊少年サンデー |
発表期間 | 1994年 - 連載中 |
巻数 | 62巻 |
テレビアニメ : メジャー 1st season | |
監督 | カサヰケンイチ |
シリーズ構成 | 土屋理敬 |
脚本 | 土屋理敬/静谷伊佐夫/ 吉岡たかを/吉田玲子 |
キャラクターデザイン | 大城勝 |
アニメーション制作 | スタジオ雲雀 |
製作 | NHK・小学館プロダクション |
放送局 | NHK教育テレビジョン |
放送期間 | 2004年11月13日 - 2005年5月21日 |
話数 | 全26話 |
テレビアニメ : メジャー 2nd season | |
監督 | カサヰケンイチ |
シリーズ構成 | 土屋理敬 |
脚本 | 土屋理敬/静谷伊佐夫/ 吉岡たかを/中村能子 |
キャラクターデザイン | 大貫健一/宇佐美皓一 |
アニメーション制作 | スタジオ雲雀 |
製作 | NHK・小学館プロダクション |
放送局 | NHK教育テレビジョン |
放送期間 | 2005年12月10日 - 2006年6月10日 |
話数 | 全26話 |
テレビアニメ : メジャー 3rd season | |
監督 | カサヰケンイチ(総監督)・福島利規 |
シリーズ構成 | 土屋理敬 |
脚本 | 土屋理敬/静谷伊佐夫/ 吉岡たかを/中村能子 |
キャラクターデザイン | 大貫健一/宇佐美皓一 |
アニメーション制作 | スタジオ雲雀 |
製作 | NHK・小学館プロダクション |
放送局 | NHK教育テレビジョン |
放送期間 | 2007年1月6日 - 放映中 |
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『MAJOR』(メジャー)は、満田拓也による少年漫画作品。またそれを原作にしたテレビアニメ。テレビアニメでのタイトルはカタカナで『メジャー』。
1994年から週刊少年サンデー(小学館)に連載中。第41回(平成7年度)小学館漫画賞受賞。2001年に『GS美神 極楽大作戦!!』の39巻を抜き少年サンデーコミックス最多巻数を記録、2007年現在も更新中である。テレビアニメは2004年から放送が開始され、2007年現在第3シリーズが放映中。
試合中の事故によりプロ野球選手の父を失った主人公・吾郎が、父から受け継いだ才能と情熱で様々な困難を乗り越え成長していく姿を描く野球漫画。吾郎がリトルリーグ、中学、高校を経て、メジャーリーグの舞台に立つことを目指す、作中での経過時間がおよそ13年半という壮大なドラマチック・ベースボール・ストーリーである。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 概要
主人公が5歳から19歳(W杯編現在)までの長編であり、本作は主人公・吾郎の半生記と言える。成長に応じて吾郎の所属チームは変遷するが、吾郎がその情熱でチームメイトの心を動かし、チームが一丸となって前進していくのが本作の基本的なスタイルと言える。友情や努力といった少年漫画として普遍的なテーマを扱いながらも、それに加え家族の絆もまた本作の重要なテーマである。
[編集] 構成
本作は内容から以下のように分けることが出来る。本稿および関連項目においては、便宜的にこれを用いる。
- 幼稚園編(アニメでは保育園) ― 単行本1巻第1話~3巻第6話
- リトルリーグ編 ― 単行本3巻第7話~14巻第5話
- 中学編 ― 単行本14巻6話~24巻第2話
- 海堂高校編 ― 単行本24巻第3話~33巻第2話
- 聖秀高校編 ― 単行本33巻第3話~46巻第10話
- マイナーリーグ編 ― 単行本47巻第1話~54巻第2話
- ワールドカップ(W杯)編 ― 単行本54巻第3話~
作中において、幼稚園編とリトルリーグ編の間には3年、リトルリーグ編と中学編の間には4年の空白がそれぞれある。これらの空白期間を除けば、作中で1年から1年半経つと作品の舞台が代わり、新編へと移っているのが特徴である。リトルリーグ編から急に中学編へとんだことについて作者は、「この漫画は三船リトルの物語ではなく、吾郎の物語だから」とコメントしている。[1]
[編集] あらすじ
[編集] 幼稚園編
(アニメでは保育園)
主人公・本田吾郎の夢は、おとさん・本田茂治のようなプロ野球選手になること。茂治は横浜マリンスターズ(アニメでは横浜ブルーオーシャンズ)一軍半のピッチャーだったが、怪我に泣かされ活躍できず、引退を考えていた。しかし、茂治を信じる吾郎のため打者に転向し再起。才能を開花し、代打の切り札とまで言われるようになる。そんな中、メジャーリーグの超大物ピッチャージョー・ギブソンが来日。試合で対決した茂治はギブソンの160km/h[2]を見事バックスクリーンへと運ぶ。だが次の打席、デッドボール(158km/hの球)が茂治の頭を直撃した。その衝撃で茂治はその場に倒れたが立ち上がる。ゲームは続行されたが、デッドボールを投げたギブソンは直後に退場。その日、茂治は普通に帰宅し眠る、そして、その翌日の明け方、家で、倒れ、頭蓋内血腫で死んだ。茂野 英毅は、茂治を病院に連れていくために車で、茂治の家に向かう途中、吾郎に電話をかけた。そのころ、ギブソンは、「日本の野球が気に入らない」といっていた。そして、ギブソンのマネージャーが、茂治が死んだことをギブソンに言っていた。そのころ、桃子は、桃子の友達の家にいて、茂治が死んだことをニュースで知る。ギブソンは葬式の前に吾郎の下に駆けつけることで誠意を表し、見下していた茂治を自分と対等の存在と認め去る。その後、吾郎を保険金のため引き取ろうとする親戚達とのやり取りの末、茂治と結婚する予定だった星野桃子が吾郎を引き取ることを決意する。
[編集] リトルリーグ編
おとさんの死から3年、吾郎は幼稚園の先生で茂治の婚約者であり未亡人、桃子と一緒に暮らしている。小学4年生になった吾郎はさっそく三船リトルに入団しようとするが、野球の不人気から人数が足りず解散の危機にあった。吾郎はクラスメートの小森大介を誘い、そこに清水薫、元イジメっ子の沢村涼太も加わってなんとか9人そろい、商店街の大人チームと激闘を繰り広げ、敗北するもののその志を大人たちに認められてチームは存続する。その後幼稚園のとき、初めての野球友達だった佐藤寿也が所属する名門・横浜リトルに誘われ、かつておとさんが横浜リトルにいたことを知り仲間との間で苦悩するが、仲間を選び横浜リトルを倒すことを掲げた吾郎。それに触発される形で三船リトルはチーム一丸となり、素人がほとんどながらもトーナメントを勝ち進んでいき、横浜リトルとの激戦で吾郎は肩の限界を超えてしまう。その年の冬、桃子は茂治の親友で横浜のエース投手、茂野英毅と結婚する。英毅の移籍に伴い、吾郎は福岡に転校することに。
[編集] 中学編
英毅の横浜復帰に伴い、4年ぶりに横浜へ帰ってきた茂野吾郎(旧姓・本田吾郎)。福岡のリトルで右肩を壊したため左投げへ転向した吾郎は、高校まで野球部に入るつもりはなかった。だが、かつてのチームメイトである小森たちのいる三船東中野球部のすさんだ現状を見て入部することを決意する。友の浦中キャプテンとなった寿也とも再会し、トーナメントでぶつかることになる。その後、吾郎は寿也、小森と共に、名門・海堂学園高校のセレクションに挑戦する。
[編集] 海堂高校編
寿也と共に海堂へ入学した吾郎は、海堂学園高校野球部三倉島3軍養成所、通称「夢島」と呼ばれる離島の養成所へと送られる。海堂のマニュアル野球にあまりにもそぐわない吾郎の性格は指導者陣の間で波紋を呼び、夢島から、そこを出て二軍へ行くまでに何度か退部の危機にあうものの、チーフマネージャー江頭の助け舟で免れる。江頭は、吾郎がデッドボールで死亡した茂治の息子であるのを利用してビジネスの道具に利用するつもりだったのだ。それを二軍監督の早乙女静香から知らされた吾郎だが、そんな江頭の意思とは関係なく、吾郎は2年生の6月に行われる一軍対二軍の壮行試合で一軍を倒したら海堂を出て行く気でいた。約束された甲子園行きの切符では、満足できなくなっていたのだ。
[編集] 聖秀高校編
海堂をやめ、他の高校に編入しようとする吾郎に対し、江頭は卑劣な報復に出た。それにより野球部のある高校にいけなくなった吾郎は、唯一その策略から逃れる方法として野球部のない聖秀高校に行くことにする。全日制にはたった7人しかいない男子生徒に声をかけ、吾郎はゼロから野球部を作っていく。そこに清水薫の弟で抜群の野球センスを持つ大河が入学して加わり、9人そろうことができた。そんな中、海堂二軍との練習試合の際、吾郎は江頭の策略により右足を踏まれ大怪我を負ってしまう。夏の大会は無理だと診断されるも、痛み止めを何度も打って試合に出る吾郎。その姿に、代わりのピッチャーである大河をはじめ、聖秀メンバーは奮起する。その結果神奈川県大会にて準々決勝まで登りつめ、死闘を繰り広げるも惜しくも眉村や幼なじみの佐藤率いる海堂高校に敗れる。
[編集] マイナーリーグ編
テレビで偶然ギブソンのインタビューを目撃し、ギブソンが偉大な300勝投手となった今もあの日からずっと吾郎がメジャーに来るのを待っている、と知った吾郎は、その言葉に触発されメジャーリーグへの挑戦を決意。高校卒業後アメリカへ渡る。一度は異例のメジャーキャンプ入りを果たすものの、実力の差を見せ付けられすぐにマイナー落ち。そして3Aの試合でギブソンの息子、ジョー・ギブソンJr.と出会う。父・本田茂治を馬鹿にした言動にキレた吾郎は暴力事件を起こしてしまい、解雇される。その直後、日系アメリカ人・陣内アリスがオーナーを務めるチーム、メンフィスバッツへ入団するも、そのチームは攻撃こそメジャーの一流クラスだったが守備はボロボロ。吾郎はクローザー(抑え)として加入し、個性的なチームメイトと共に3A優勝を目指す。チームメイトのサンダースと共にチーム内の意識改革を進め、リーグ優勝を果たし、3Aチャンピオンシップではあのジョー・ギブソンJr.が所属するオクラホマファルコンズと対戦。大接戦の結果、最後は、吾郎の打球がジョー・ギブソンJr.のバットを粉砕、キャッチャーフライに打ち取り、見事3A優勝を手にする。チャンピオンシップを通じて、Jr.は吾郎の父・茂治と自分の父・ギブソンの本当の姿を知り、吾郎と和解する。
[編集] ワールドカップ(W杯)編
シーズンを終え帰国した吾郎は清水薫に告白し、恋愛関係になる。メジャーリーグも含めた野球の世界一決定戦、ワールドカップの開催を知る。代表入りのわずかな望みをかけ、吾郎はバッティングピッチャーとして日本代表のキャンプが行われている沖縄へ。今までストレート一本で勝負してきた吾郎だが、そこで新たな武器、ジャイロフォークを身につける。寿也たち若手チームに合流し日本代表と対戦するが、力不足を感じ代表を諦め足早にアメリカへ戻る。その後、メジャーキャンプで残留を目指す吾郎のもとに連絡が入り、予選を勝ち抜きアメリカ入りしていた日本代表へと招集される。吾郎や寿也、眉村などの若手、コジローや松尾などの一流選手が集まった日本代表は、世界一を目指し勝ち進んでいき、ついにアメリカと決勝戦で対戦する。
[編集] 登場人物
詳細はMAJORの登場人物を参照
- 本田(茂野)吾郎(ほんだ(しげの)ごろう)
- 声優:くまいもとこ(幼稚園~小学生)、森久保祥太郎(中学生~)
- 本作の主人公。ジャイロボールを武器とする速球派の投手。常に野球ひとすじで、まっすぐで熱い性格。
- 佐藤 寿也(さとう としや)
- 声優:大浦冬華(幼稚園~小学生)、森田成一(中学生~)
- 吾郎の最初の野球友達で、終生のライバルであり親友となる強肩強打の天才捕手。冷静沈着な性格で頭脳明晰。
- ジョー・ギブソン
- 声優:落合弘治
- メジャーの速球投手。吾郎の父・茂治に死球を投げて死なせてしまい、その贖罪として吾郎の成長を見守る。吾郎にとっては亡き父に代わり目標と出来る唯一の人物。
- 清水 薫(しみず かおる)
- 声優:笹本優子
- 本作のヒロイン。三船リトルで吾郎と共に戦い、小学生時代はおてんば。リトルのころからずっと吾郎に心を寄せている。
[編集] 現実との関わり
[編集] プロ野球球団
本作では実在するプロ野球球団をモデルとした球団が登場する。ストーリーと大きく関わりがあるのは次の2球団。
- 横浜マリンスターズ
- 吾郎の実父・本田茂治と義父・茂野英毅が所属。アニメでは横浜ブルーオーシャンズ。モデルは横浜ベイスターズ。ベイスターズと同じくチームカラーは青。アニメ版ではデザインが異なるが、原作ではユニフォームもほぼ同じである。成績はあまり良くない球団として描かれており、眉村が入団した年(マイナーリーグ編時)はリーグ最下位であった。舞台として横浜を選んだ理由について作者は、交通の便も良く、東京と違って海や山が出てきてもおかしくないからとコメントしている。[1]
- 東京シャイアンズ(巨仁)
- モデルは読売ジャイアンツ。なぜ東京シャイアンズを巨仁(きょじん)と言うのかは作中ではわからないが、読者にすれば現実でのモデルがわかっているので巨仁は東京シャイアンズのことであると理解できる。原作ではユニフォームも現実の巨人軍そっくり。ジョー・ギブソンが「金がいいから来た」と来日会見で言っていたり、吾郎のドラフト指名打診時の金額提示に対し茂野英毅が「さすが金持ち球団」と発言するなど、イメージもそのままである。アニメでは東京ウォリアーズという球団名でチームカラーは赤。
[編集] プロ野球選手
W杯編にはイチローをモデルとしたコジロー、松井秀喜をモデルとした松尾など、実在のプロ野球選手をモデルとした登場人物が多数登場する。このことについて作者は、作品の性質上現実に活躍する選手を無視できなかったとコメントしている。[1]実在の選手をモデルとした登場人物についてくわしくは、MAJORの登場人物#日本代表を参照。
[編集] アニメ
2004年からNHK教育テレビにて放送開始。毎週土曜18:00~18:25放送。各シリーズ全26話。第1シリーズと第2シリーズの間に第1シリーズが、第2シリーズと第3シリーズの間に第2シリーズが再放送されており、約半年の周期で製作、ならびに放送が行われている。
- 第1シリーズ(幼稚園~リトルリーグ編)2004年11月13日~2005年5月21日
- 第2シリーズ(中学校編~海堂高校編)2005年12月10日~2006年6月10日
- 第3シリーズ(聖秀高校編)2007年1月6日~
基本的に原作どおりの流れであるが、カットしている部分も多く非常にハイテンポに話が進む。 その背景には、暴力的・差別的なシーンとセリフ、セクシーカット等、(NHK教育テレビの)放送上相応しくない内容が原作に多数掲載されている為、それらを削る関係もあると思われる。 その反面原作に掲載されていないオリジナルシーンが追加されアニメらしい演出となっている場合も多い。
また、本来の放送枠以外でも再放送が行われており、これは他のNHKアニメ(おじゃる丸や忍たま乱太郎など)に比べても人気が高いことを裏付けていると言える。なお、ビデオリサーチのデータによると、2007年2月24日(第3シリーズ第8話)にシリーズ過去最高視聴率7.6%(関東地区)を記録している。第3シリーズの3月10日放送のオープニングでは吾郎の背番号が1から10に変わっている。
このアニメは、16:9、ハイビジョン制作である。
なお、シリーズ名表記は以下のようになっている。
NHK | 小学館および エイベックスグループ |
DVD発売時タイトル (avex mode) |
---|---|---|
第1シリーズ | 1st season | (無印) |
第2シリーズ | 2nd season | 吾郎・寿也激闘編 |
第3シリーズ | 3rd season | 飛翔!聖秀編 |
[編集] スタッフ
監督、脚本、アニメーションプロデューサー、プロデューサー、アニメ製作会社などほとんどのスタッフがわがまま☆フェアリー ミルモでポン! シリーズ(テレビ東京)と共通である。第1シリーズと第2、第3シリーズでキャラクターデザイナーが交代しているため、絵に多少の差異がある。
特に表記のない場合、全シリーズを担当。
- 原作:満田拓也
- 総監督:カサヰケンイチ(3rd)
- 監督:カサヰケンイチ/福島利規(3rd)
- シリーズ構成:土屋理敬
- 脚本:土屋理敬/静谷伊佐夫/吉岡たかを/吉田玲子(1st) /中村能子(2nd~)
- キャラクターデザイン:大城勝(1st)/大貫健一(2nd~)/宇佐美皓一(2nd~)
- 美術監督:加藤靖忠(1st)/徳田俊之
- 撮影監督:佐藤太朗
- 音楽:朝倉紀行
- 録音:松中秀紀
- 音響監督:高桑一
- 音響効果:川田清貴
- アニメーションプロデューサー:光延青児
- プロデューサー:古市直彦
- 制作統括:沢田昇(1st)/鈴木現(2nd)/柏木敦子(3rd)/松本寿子
- アニメーション制作:スタジオ雲雀
- 共同制作:NHKエンタープライズ
- 制作・著作:NHK 小学館プロダクション
[編集] 主題歌
エイベックスグループ所属のアーティストが担当している。オープニングテーマは3シリーズとも全てロードオブメジャーが担当し、情熱的な歌詞とメロディーが作品とマッチしている。
- 1st season
- オープニング:「心絵―ココロエ―」歌:ロードオブメジャー
- エンディング1:「step」歌:安良城紅(1話~16話)
- エンディング2:「Faraway」歌:PARADISE GO!! GO!!(17話~25話)
- ※26話のエンディングは「心絵―ココロエ―」
- 2nd season
- オープニング:「さらば碧き面影」歌:ロードオブメジャー
- エンディング1:「WONDERLAND」 歌:MAY(1話~13話)
- エンディング2:「しょぼい顔すんなよベイベー」歌:ザ・ルーズドッグス(14話~25話)
- ※26話のエンディングは「さらば碧き面影」
- 3rd season
[編集] 放映リスト
[編集] 1st season
話数 | サブタイトル | 試合など | 備考 | DVD | |
---|---|---|---|---|---|
幼稚園編 (保育園) |
第1話 | 吾郎の夢、おとさんの夢 | 1st. Inning |
||
第2話 | 二つの友情 | ||||
第3話 | おとさんなんてキライだ! | 2nd. Inning |
|||
第4話 | 1日遅れの誕生日 | ||||
第5話 | メジャーの男 | ||||
第6話 | さよなら・・・・ | 3rd. Inning |
|||
リトルリーグ編 | 第7話 | 本田吾郎、9歳! | |||
第8話 | チーム結成! | ||||
第9話 | 一人ぼっちのマウンド | 三船リトル vs商店街チーム |
4th. Inning |
||
第10話 | 雨の熱戦 | ||||
第11話 | おとさんのいたチーム | ||||
第12話 | ギブソンからの招待状 | 5th. Inning |
|||
第13話 | 夏だ、野球だ、合宿だ! | 夏合宿 | |||
第14話 | 無謀な練習試合 | ||||
第15話 | 監督の思い | 6th. Inning |
|||
第16話 | ヤメタ! | ||||
第17話 | 大会スタート! | 三船リトルvs本牧リトル | |||
第18話 | 目指せ、初勝利! | 7th. Inning |
|||
第19話 | かーさんの幸せ | ||||
第20話 | 吾郎降板!? | 三船リトルvs戸塚西リトル | |||
第21話 | これが野球! | 8th. Inning |
|||
第22話 | 決戦前夜 | ||||
第23話 | 負ける気ナシ! | 三船リトルvs横浜リトル | |||
第24話 | 追いつけ!追い越せ! | 9th. Inning |
|||
第25話 | みんなで一緒に | ||||
第26話 | さよならは言わない |
[編集] 2nd season
話数 | サブタイトル | 試合など | 備考 | DVD | |
---|---|---|---|---|---|
中学編 | 第1話 | 帰ってきた… | 1st. Inning |
||
第2話 | 夢はひとつ! | ||||
第3話 | 野球部、始動! | 三船東中vs三船西中 | 2nd. Inning |
||
第4話 | ライバル再会 | ||||
第5話 | 寿也の過去 | 三船東中vs宝仙中 | |||
第6話 | スカウトの陰謀 | 三船東中vs青武館中 | 3rd. Inning |
||
第7話 | 強敵!友ノ浦 | 三船東中vs友ノ浦中 | |||
第8話 | 何のために… | ||||
第9話 | 熱闘の果てに | 4th. Inning |
|||
第10話 | 新たなる決意 | ||||
第11話 | 海堂への狭き門 | 海堂セレクション | |||
第12話 | 海堂への切符 | 5th. Inning |
|||
第13話 | また・な… | 後半はアニメオリジナルエピソード | |||
海堂高校編 | 第14話 | 夢を見る島 | 夢島 | ||
第15話 | ピッチャーの条件 | 6th. Inning |
|||
第16話 | 天然野球小僧 | ||||
第17話 | つかの間の夏休み | アニメオリジナルエピソード | |||
第18話 | 不愉快な野球 | 夢島組vs特待生組 | 7th. Inning |
||
第19話 | 特待生の実力 | ||||
第20話 | 吾郎vsマニュアル野球 | ||||
第21話 | 君と一緒に | 8th. Inning |
|||
第22話 | 海堂の秘密 | ||||
第23話 | 江頭の思惑 | ||||
第24話 | 一軍への挑戦 | 海堂二軍vs海堂一軍 | 前半はアニメオリジナルエピソード | 9th. Inning |
|
第25話 | 自分の足で | 試合内容はほぼアニメオリジナル | |||
第26話 | あばよ! |
※DVDは『「メジャー」吾郎・寿也激闘編』として発売
[編集] 3rd season
話数 | サブタイトル | 試合など | 備考 | DVD | |
---|---|---|---|---|---|
聖秀高校編 | 第1話 | ゼロからのスタート | 1st. Inning |
||
第2話 | 新しい仲間 | ||||
第3話 | 父から子へ | 原作では中学編でのエピソード | |||
第4話 | 無謀な賭け | 聖秀学院VS帝仁高校 | |||
第5話 | 俺たちのグラウンド | ||||
第6話 | それぞれの選択 | ||||
第7話 | 突然の訪問者 | 後半はアニメオリジナルエピソード | |||
第8話 | 江頭の陰謀 | 聖秀学院VS海堂2軍 | シリーズ最高視聴率7.6% | ||
第9話 | エース不在 | ||||
第10話 | 伝染する闘志 | 聖秀学院VS陽花高校 | |||
第11話 | 手負いのエース | ||||
第12話 | 三船戦開始! | 聖秀学院VS三船高校 | |||
第13話 | 白熱!三船戦 | ||||
第14話 | 意地vs意地 | ||||
第15話 | フルスイング! | ||||
第16話 | 意外な再会 | ||||
第17話 | 投手戦! | ||||
第18話 | ラストスパート! |
[編集] 原作からの設定の変更点
- プロ野球球団名の変更
- 原作:横浜マリンスターズ → アニメ:横浜ブルーオーシャンズ
- 原作:東京シャイアンズ → アニメ:東京ウォリアーズ
- ユニフォームデザインの変更
- 三船東中野球部のユニフォームは原作では漢字で「三船東中」と横書きされていたが、アニメでは左胸にアルファベットで「ME」となっている。
- 横浜リトルユニフォームは原作では筆記体で「yokohama」と横書きされていたが、アニメでは左胸にアルファベットで「YL」となっている。
- プロ野球球団名の変更により、スタジアムの名前が原作の横浜スタジアムから、アニメでは横浜オーシャンスタジアムになっている。
- 三船リトル対横浜リトルの試合で、最後に吾郎がベースをタッチするが、原作では足、アニメでは手になっている。
- アニメでは及川と牟田が山根に説得され徐々にやる気が芽生えていく場面が全てカットされている。
- 三船西中との練習試合で、原作では三船西中側による吾郎や小森を潰す為のラフプレーが繰り返し行われるが、アニメでは全てカットされる。アニメでは吾郎が登板後、練習試合が続き山根の逆転3ランホームランでサヨナラ勝ち。
- 山根が野球を辞めた(出来なくなった)理由が違う。原作では高橋先輩と他数人によってドアに腕を挟まれるが、アニメでは高橋先輩に練習試合中にタッチプレーでやられたと変更。
- 原作では、寿也が文化台との練習試合中、偵察に登場するがアニメでは三船西との練習試合中に登場する。
- 原作ではチョイ役の綾音がアニメでは頻繁に登場する。
- 大貫は眉村にせんべつを渡すシーンが原作に掲載されているがアニメではカットされている。
- 中学編では登場しない川瀬涼子と上河内が清水薫と会話している。また、アニメでは清水はここでの涼子との会話で聖秀行きを決断するが、原作では小森から伝え聞いた吾郎の言葉から聖秀行きを決断している。
- 海堂高校の入学試験の時に3次テストとして栄養補給の弁当5人前を完食するテストがあったが、アニメではカットされている。
- 寿也にEL学園からの誘いが原作に掲載されているがアニメではカットされている。
- 原作では夢島に向かう道中の海堂高校グラウンド内で集合から船に乗るまでの間が描かれているが、一部暴力的シーンがあるためアニメではカットされている。
- 乾と周防が初めて登場するのは原作では海堂高校グラウンドだが、アニメでは夢島から登場。
- アニメの夢島は原作とは異なり、人が少なく無人島に近いという感じではない。(例:海堂の他の部活の練習場があるなど)
- 原作には夢島生活初日の夜に、吾郎と児玉の暴力沙汰があるが、アニメではほぼ全てカットされている。
- 原作には児玉、寺門がそれぞれ退部しかかるシーンがあるが、アニメではカットされている。
- 寿也は祖父母に手紙を書くシーンが原作ではあるが、アニメでは綾音に手紙を書いている。
- 原作に掲載されている「陸人魚」のトレーニングは、7時までに到着できたら「焼き肉食べ放題」で、7時以降になると「夕食抜き」、「風呂抜き」、「校庭で野宿」という罰則があるがアニメではカットされている。アニメでは7時までに到着できたら「焼き肉食べ放題」のみに変更されている。
- 原作では夢島修了検定合格発表されて夢島を出るが、アニメでは夢島修了検定合格発表のシーンをカットし、船に乗っているシーンに変更されている。
- 原作で厚木の二軍スタッフを紹介するシーンと、退部届け云々のシーンがあるがアニメではカットされている。
- 原作では早乙女武士の死因は急性肺炎となっているが、アニメでは体調不良の中で無理を押しての登板からマウンドでそのまま倒れこみ死亡と変更されている。
- 原作には江頭が吾郎を殴り飛ばし、吾郎が鼻血を出して倒れるシーンがあるがアニメではカットされている。
- 海堂1軍との壮行試合で、2軍が7回に逆転した後、原作ではそのまま何事もなく試合終了するが、アニメでは特待生組が出場拒否し代わりに夢島組が出場、榎本の登板、眉村の代打出場などの変更点がある。
- アニメでは、綾音が聖秀高校の新入生(清水大河とクラスメイトという設定)として現れる。(原作では中学編以降、一切登場しない)
- 茂野ちはるの誕生は原作では吾郎高1の夏だが、アニメでは高1の3月。
- 茂野英毅の現役引退は原作では吾郎中3のときだが、アニメでは高2。
- 聖秀高校編で吾郎が作ったチームの臨時コーチとして現れるのは原作では父である茂野英毅だけだが、アニメではリトルリーグ編に登場した横浜リトルの樫本も登場する。
- 原作では内山の家庭は母子家庭とされているが、アニメでは共働きという設定に変更されている。
[編集] ルールについての補足
- 現実のリトルリーグのトーナメント戦では、1人の投手6イニングまでしか投げられない。さらに、次の試合では、前の試合で1イニングまでしか投げていない投手しか出られない。
- 横浜リトル戦で吾郎が放ったワンバウンドで外野ポールに当たった打球は、ルール上インフィールドに戻ってきた場合はエンタイトルツーベースにはならずインプレーとなるので、漫画のようにプレーが続行されるのは間違いではない。
- 現実の高校野球においては、大会中に選手の背番号が変更されることは許されていない。
[編集] その他
- 東京ヤクルトスワローズ(当時ヤクルトスワローズ)の情報無料雑誌「ondo」のvol.5の8ページ~9ページでの「message to swallows MY OPINION」の第1回目で満田拓也がゲスト対談し、9ページにヤクルトのストライプのユニフォーム(背番号は56)を着た吾郎が書き下ろし掲載された事がある。
- スポーツメーカーのミズノが2005年3月から1年間、吾郎に対し独占的に野球用具を提供する契約を結んでいる。金額は未公表。漫画では吾郎のグラブやバットが全てミズノ製として使用されており、脇役にもミズノ製の道具が使われている。尚、この契約はミズノが出版元の小学館に契約金を支払い、作者の満田拓也にその一部が渡されている。
- W杯編連載中にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第1回大会が開催されたが、W杯編開始時点ではWBC開催は決定していなかった。本作のW杯と、現実のWBCやIBAFワールドカップとはルールなどが若干異なる。WBCの日本優勝が決定したときのWEBサンデー上での作者のコメントによると、あくまで『MAJOR』はフィクションであるので実際の結果が漫画に影響を及ぼすことはないとしている。ただし、準決勝と決勝の会場はWBCが開催されたペトコ・パークがモデル。
[編集] 関連書籍
- MAJOR[キャラクター名鑑] 2006年01月14日発行 ISBN 4091200192
- アニメMAJORキャラクターズハンドブック HEROES 2006年09月15日発行 ISBN 4091206484
[編集] 脚注
- ^ a b c キャラクター名鑑の作者インタビューより →#関連書籍
- ^ 2005年5月11日に横浜ベイスターズのマーク・クルーンが球速159km/hを記録するまで158km/hが日本記録であった。作中では原作、アニメ共にこの日ギブソンが日本記録タイの158km/hを投げ、さらにそれを上回る160km/hの日本新記録を達成したとなっている。
[編集] 外部リンク
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