X-7 (航空機)
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X-7は、アメリカ合衆国で開発された無人実験機。製造はロッキード。ラムジェット推進と誘導ミサイル技術の試験に使われた。
[編集] 概要
細い胴体に、短めの主翼をつけた機体である。ラムジェットエンジンが胴体から離れて、機体後下部に搭載されている。機体は、B-29もしくはB-50に搭載されて、上空から投下された。ブースターによる加速後に、ラムジェットエンジンが点火される。降着装置はなく、飛行後はパラシュートによって回収される。飛行試験においては、最大速度3,250km/hを記録した。
アメリカ陸海空軍の試験に用いられ、1951年4月から1960年7月までに130回の飛行を行った。
[編集] 要目
- 全長:9.98m
- 全幅:3.66m
- 全高:2.1m
- 重量:3.6t
- エンジン:試験により各種ラムジェットを搭載。他にロケットブースター
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