∀ガンダムの登場機動兵器
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∀ガンダムの登場機動兵器(ターンエーガンダムのとうじょうきどうへいき)では、テレビアニメ『∀ガンダム』およびその派生作品に登場する機動兵器(モビルスーツなど)の機体について述べる。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 発掘兵器(地球)
[編集] ∀ガンダム
詳細は∀ガンダムを参照。
[編集] カプル
詳細はカプルを参照。
[編集] ボルジャーノン
詳細はボルジャーノンを参照。
[編集] キャノン・イルフート
キャノン・イルフート | |
型式番号 | SPA-51 |
所属 | ディアナ・カウンター |
主な搭乗者 | ウィル・ゲイム |
武装 | ガトリング砲 |
[編集] 機体解説
ウィル・ゲイムがキングスレーの谷で発掘したモビルスーツ。ボルジャーノン等と比べて機体の全高が15m程度と小さく、宇宙世紀0120年代頃の地球連邦軍製の機体に共通する普及タイプのコクピットブロックを使用している事から、バビロニア建国戦争当時に存在した機種のひとつであると見られている。 ウィルが発掘した際には機能が万全ではなく、後にディアナ・カウンターによるオーバーホールを受け、動力炉の換装と操縦系統が改善されている。
[編集] 劇中での活躍
キングスレーの谷で宇宙船を掘り当てたウィル・ゲイムが、ミリシャへの宇宙船引渡しを拒否してこの発掘したモビルスーツでミリシャのボルジャーノンと交戦する。しかし味方であるムーンレィスの部隊にダシにされたため1対多数でリンチに近い形で頭部と両腕を破壊され機体は行動不能となった。その際ウィル自身も死亡している。
当初、準備稿などではウィル・ゲイムの搭乗機に『ヘビガン』の名称が用いられており、本機ではなくヘビーガンが登場する予定が立てられていたという説がある。本放送当時のコミックボンボン誌上の先取り情報でもその名を確認できる。また、これとは別に、ボルジャーノンに相当する役割として、当初ザクIIではなくイフリートが採用されるという案が存在していた時期もあり、本機の名称はそれから紆余曲折を経た後の名残であるといわれている。
[編集] ムットゥー
詳細はバウンド・ドックを参照。
[編集] 発掘兵器(月)
[編集] ターンX
詳細はターンXを参照。
[編集] バンデット
バンデット | |
型式番号 | G-M1F/XM-0754 |
所属 | ギンガナム艦隊 |
主な搭乗者 | メリーベル・ガジット |
武装 | ビーム・サーベル スクゥィーズ兵器×2 ウージィ・アーマー |
[編集] 機体解説
月のマウンテンサイクルから発掘されたモビルスーツ。型式番号G-M1Fはギンガナム艦隊での識別子であり、本来はXM-0754であるとされる。メリーベル機以外は無人機であるが、制御方法には諸説あり、モビルドールであったとも、サイコミュあるいはフラッシュ・システムを用いたビットモビルスーツであったとも言われている。また、有人機仕様のコクピットは立って乗るタイプの珍しい方式である。複数機で行動する際は「バンディッツ」と呼ばれた。
元々は軍用ではなく、対モビルスーツ犯罪用を目的として開発された公安機であったという。そのため武装は対モビルスーツ戦、特に格闘戦に特化しており、敵機を拘束するヒートワイヤーやミサイルといった武装が装備されている。背部ウェポンラックにはナイフ、ハサミ等のオプションが用意されていたという。また、装甲は分泌装甲と呼ばれる特殊なもので、ナノマシンを硬化させることで、高い耐弾性を発揮する。
オリジナルの形式番号からは「クロスボーン・バンガード」の機体群との類似法則性が指摘されているが、時代背景から判断して直接的な関連性は薄いものと思われる。
[編集] 劇中での活躍
ギンガナム艦隊の手によりターンXと同時期に発掘され、ギム・ギンガナムがメリーベリ・ガジットに与える。高い機体性能を持ってディアナ・カウンターやミリシャ部隊を翻弄している。地上での最終決戦にてコレン・ナンダーの駆るカプルと交戦し、ミンチドリルの直撃を食らって撃墜された。
[編集] ズサン
詳細はズサンを参照。
[編集] ムーンレィス
[編集] フラット
フラット | |
型式番号 | FLAT-L06D |
所属 | ディアナ・カウンター レット隊 イングレッサ・ミリシャ |
頭頂高 | 20.6m |
全長 | 14.7m(降下形態時) |
本体重量 | 22.3t |
ジェネレータ出力 | 15000kW |
主な搭乗者 | ロラン・セアック ジョゼフ・ヨット キャンサー・カフカ ソシエ・ハイム他 |
武装 | ヒートエッジ ボックスビームライフル ボックスバズーカ ボックスミサイルランチャー ソニックブラスト コンテナ爆弾(ハイヒール) |
[編集] 機体解説
大気圏突入能力を持つ可変モビルスーツ。型式番号FLAT-L06D。地球帰還作戦以前に地球への降下に利用されており、ロラン達やレット隊の先祖である100年前の降下部隊などが使用している。ミリシャ側からは「ハイヒール」と呼ばれる。
名称は「Flexible Ladder Actuater Technology(柔軟な梯子状の駆動装置技術)」の頭文字をとり「FLAT(フラット)」と呼称される様になったとされている。機体は「スパインシステム」と呼ばれる独特のフレームで構成され、その名の通り背骨を中心にして胴体や手足が接続されている。
特徴的な装備としては音響兵器ソニックブラストの装備があげられる。これは装甲全体に極超音速を超える振動を発生させ、ソニック・シールドとして運用する。この特性を利用し、単機での大気圏への突入や、地中への潜行、また外部からの攻撃を防ぐといった使い方がなされている。これはソニックブレードとして攻撃にも転用可能で、並みのモビルスーツの装甲程度ならその振動で貫通することができる。この機能のために固定武装はオミットされ、射撃武器の運用はマニピュレータで制御できるものに限られてしまっている。なお、ストライクガンダム等で採用されたシールドにも同様の技術が用いられており、本機の装備はその延長線上にあるものとする説もある。
本機は可変モビルスーツであるが、機体単体での航宙能力は持っていない。そのため大気圏突入の際には専用のキャリアで輸送される。また一旦モビルアーマー形態からモビルスーツ形態に変形すると、再度変形するためには専用の設備を必要とするなど運用面では課題も残っている。なお、環境適応調査のために降下していた「レット隊」の使用していた機体は改造が施されており、変形の問題が解消されているばかりか大気圏内を飛行する能力が付加されていた。
なお、この機体は残存数があまりなく、増産もされていないことからディアナ・カウンター製ではなく、それ以前の時代に製作された機体のようである。
[編集] 劇中での活躍
環境適応試験のためロラン・セアックらが月から地球へと帰還する際に使用した。ロラン達が乗ってきた機体(フラット二番艦)はキースがパン屋の資金を得るためにミリシャに売り渡され、ジョゼフ・ヨットが搭乗するようになる。最終決戦ではソシエ・ハイムが乗り、決戦の後のロランを迎える。
また帰還民の子孫であるレット隊の面々の主力装備として改造されたフラットが登場、資源衛星ミスルトゥなどでロランらと共闘してディアナ・ソレルの月帰還をサポートした。
劇中でもその数はあまり多くないらしく、ジャラピー部隊やレット隊の他、白の宮殿の部隊が使用しているのみであった。
[編集] ウォドム
ウォドム | |
型式番号 | JMA-0530(MODEL U) |
所属 | ディアナ・カウンター |
主な搭乗者 | ポゥ・エイジ |
武装 | 大型ビーム砲 ミサイル×6 対空バルカン |
[編集] 機体解説
ディアナ・カウンターの主力である巨大モビルスーツ(モビルアーマーとも)。型式番号から、未来世紀時代にネオ・ジャパンによって開発されたと思われる。
全高は40mと量産型モビルスーツとしては非常に大型である。そのため地上での運用では機動性に若干難がある。脚部は非常に巨大で、その姿からミリシャ側からは「カカシ」と呼ばれる。頭部ユニットにはジェネレータ直結の戦艦クラスのビーム砲(一部メガ粒子砲と表記されている資料もある)とミサイル発射口が4門備えられており、状況に応じて頭部ユニットの脱着も可能。装甲にはナノスキンが用いられており、∀ガンダムほどではないが簡易的な修復機能を有している。コックピットはこの時代のモビルスーツの標準である股間節部分に設置されている。ウォドムとは「WALKING DOOM」の略。ディアナ・カウンターの他、ザックトレーガーに配備された赤っぽい機体(光の加減でそう見えるだけで実際は同じ配色という設定)が確認されている。
一説によると、本機にはミノフスキー粒子を無効化する技術が用いられていたらしい。
なお、ポゥ機は後にジェネレータの増設改造を受けている。ただし急造の外付け装備でバランスは悪く、常に両手で支える必要があった。ビーム砲の破壊力は大きく向上しているものの、その姿はどこか愛嬌さえ感じられた。
[編集] 劇中での活躍
地球に帰還したディアナ・カウンターの主力モビルスーツとして登場。ノックスの地上人が初めて遭遇したモビルスーツで、第2話では突如空から襲来した異形の物体として描かれている。ポゥ・エイジが威嚇目的で放ったビーム砲の影響を受けたため、石像に眠っていた∀ガンダムが再起動することとなる。地上で多数がミリシャと交戦、当初はその圧倒的な攻撃力を持ってミリシャの戦力を蹂躙していた。
[編集] ウァッド
ウァッド | |
型式番号 | MRC-U11D |
所属 | ディアナ・カウンター |
武装 | ジョイントバスター ガトリング式機関砲 ロケット弾発射砲 機関砲 ミンチドリル |
[編集] 機体解説
ディアナ・カウンターの汎用小型モビルスーツ。ウァッドとは「WALKING DUNPLING」の略。脊髄型のガイドレール「スパイン・フレーム」構造を持つ。
ミリシャ側からは「アルマジロ」と呼ばれる。
[編集] 劇中での活躍
地球へと帰還を進めるディアナ・カウンターの主力モビルスーツとして登場。劇中で初めて撃墜されたモビルスーツでもある(ウォドムは小破が多かった)。低い全高と特異な形状から、劇中ではモビルスーツとは思えぬ奇怪な動きで走り回っていた。
ミリシャ側に鹵獲された機体は「アルマジロ」としてウィルゲムに搭載され、主にメシェー・クンが搭乗して活躍した。
[編集] ベロナ
ベロナ | |
型式番号 | MRC-C03 |
所属 | ムーンレィス |
[編集] 機体解説
ムーンレィスの作業機械。ウァッドのベースとなった機体であり、ウァッドと同じ可動フレーム「スパイン・フレーム」を有する。
[編集] モビル・リブ
モビル・リブ "ジェット・ストリーム" | |
型式番号 | MR-SP105Ω |
所属 | ムーン・レィス |
[編集] 機体解説
ムーンレィスの作業機械。ウァッドと同じスパイン・フレーム構造。「モビル・リブ」はこの手の作業機械全般を指す言葉であり、正式名称は「ジェット・ストリーム」という。作業用ではあるがそこそこのパワーを持っており、使い方次第では十分に戦闘用に転用可能である。
[編集] 劇中での活躍
ディアナ・カウンターの施設作りに運用されていたが、ミリシャに奪われて戦力とされた。
[編集] スモー
詳細はスモーを参照。
[編集] イーゲル
イーゲル | |
型式番号 | TAF-M9 |
所属 | ディアナ・カウンター |
主な搭乗者 | コレン・ナンダー |
武装 | ミンチドリル |
[編集] 機体解説
コレン・ナンダー専用モビルスーツ。かつて、火星の覇権を争う戦いで活躍したモビルスーツで、アフターウォー時代のガンダムヴァサーゴと技術的なつながりがあるといわれている。
ウァッドと同じスパイン・フレーム構造で、前傾姿勢の高速移動形態に変型する。頭部は打撃用の武器になっており、センサー類は首周りに装備されている。
[編集] ゴッゾー
ゴッゾー | |
型式番号 | NRS-P701 |
所属 | ディアナ・カウンター |
主な搭乗者 | ヤコップ ブルーノ |
武装 | 長距離レールガン マイクロミサイル |
[編集] 機体解説
ディアナ・カウンターの小型モビルスーツ。型式番号から、アフターウォー時代の新地球連邦が開発したといわれ、コクピットも新地球連邦製のMSに酷似している。本来は宇宙空間用の支援機であったとされ、武装は長距離用レールガンと腕部にミサイルを装備している。そのため地上での運用ではバランスが悪く、使い勝手はいまいちのようであった。
劇中ではヤコップとブルーノが使用した二機のみ登場。
[編集] 劇中での活躍
コレン・ナンダーと共に降下してきたブルーノ、ヤコップの乗機として登場。劇中ではコレンの指示のままにノックスの街を破壊したり、イングレッサミリシャを襲撃したりと暴れまわっていたが、ディアナと一緒にいたロランの∀を襲撃した際にレールガン、両腕、脚部を撃破され機体は放棄された。
[編集] ゴドウィン
ゴドウィン | |
型式番号 | NRS-P701R |
所属 | ミリシャ |
主な搭乗者 | ヤコップ ブルーノ |
武装 | 対空・対地キャノン ヒートホーク |
[編集] 機体解説
ヤコップとブルーノがミリシャに合流した際に放棄されていた半壊したゴッゾーを回収し、ミリシャが改造した機体。レールガンの代わりに高射砲が装備され、損壊した腕はボルジャーノンのものを使用して再生されている。また地上での安定性向上のために脚部が大型になっているほか、格闘専用にボルジャーノンのヒートホークを装備している。イングレッサミリシャの戦力として活躍した。
[編集] 劇中での活躍
ヤコップとブルーノがどこからか持ち込み、改修した機体。コレン・ナンダーが∀の張子を破壊するのに使用した。その後ブルーノとヤコップはギャロップの専属オペレータとなったためこの機体はミリシャに譲渡されたらしい。マニューピチにてディアナ・カウンターの砲撃を受け撃墜されている。
[編集] マヒロー
マヒロー | |
型式番号 | G838 |
所属 | ギンガナム艦隊 |
主な搭乗者 | スエッソン・ステロ キャンサー・カフカ |
武装 | アームナイフ トロイダル状防楯 内臓ビーム砲 |
[編集] 機体解説
ギンガナム艦隊の主力モビルスーツ。人工筋繊維を使用したトレースシステムで操縦されることから、未来世紀時代に開発されたといわれる。
この時代においてはやや旧式の機体である。構造はシンプルであるが各部はユニット構成になっており、破損した部位を取り外して即座に交換可能となっている。しかし機体構成は華奢で、装甲が薄くユニットがむき出しの部位が多い。だが機動性は高く、集団での運用や一撃離脱などの戦法を採ることで成果を出すことに主眼が置かれている。ビーム砲内蔵のシールドや半固定式のヒートカッターなど、充実した武装を持っており、その機体構成とは裏腹にバランスは取れている。さらに単独での大気圏突入能力や飛行能力も併せ持つ。
名前の由来は機体デザインを担当した前田真宏より。
[編集] 劇中での活躍
ミスルトゥへ逃げ込んだディアナを亡き者にしようと襲撃したギンガナム艦隊の主力モビルスーツとして登場。そのうちの1機はキャンサー・カフカに強奪され、ディアナが脱出するのに時間を稼ぐためにムロンのフラットと共にギンガナム隊を相手に立ち回った。また白の宮殿付近ではギンガナム隊がミリシャの部隊と交戦、スエッソン・ステロの無策無謀により市内を混乱に陥れている。地球に侵攻した際には各都市部のミリシャ部隊を圧倒し、一挙制圧に一役かっている。ミリシャ側の戦力には優位に立っていたディアナ・カウンターのウォドムもマヒローの前では圧倒されていた。 スエッソン機は最終決戦において∀ガンダムとターンXとの一騎打ちに割り込んだことに激怒したギンガナムに撃墜されている。
[編集] TV・劇場版未登場の機体
[編集] ムーンバタフライ
福井晴敏著『月に繭地には果実』に登場。パイロットはディアナ・ソレル、キエル・ハイム。蝶型の大型モビルアーマーで、サイコミュを搭載している。主な武装は蝶型のファンネル。
[編集] 月光蝶
佐藤茂著の小説版に登場。ギム・ギンガナムの祖父が所有していた機械人形コレクションのひとつで、ミスルトゥに隠匿されていた。パイロットはディアナ・ソレル。巨大な「赤い蕾」とも「乙女の秘所」とも称される形態から「月光色に白く輝く蝶」に変形する。大きさはソレイユを覆えそうなほどもあり、核に女神像のような華奢な機械人形が佇んでいる。
[編集] ブラックドール
佐藤茂著の小説版に登場。ロスト・マウンテンから発掘された。その描写からサイコガンダムとみられる巨大な黒い機体。
[編集] 4LEG
シド・ミードによって描き起こされたデザインのうち、本編未登場の機体。ミリシャ側の機体として設定された可変機である。戦闘の他に各種の作業を目的としたユーティリティ・モビルスーツとして構想されていた。一見フラットにも似たシルエットから異形のモビルアーマー形態へと変わるその独創的な変形パターンは、のちに『機動戦士ガンダムSEED』にてイージスガンダムのデザインに流用された。元デザインのまま電撃ホビーマガジンにおいてフルスクラッチ作例も製作されている。
[編集] 関連項目
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