エマ・シーン
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エマ・シーン(Emma Sheen、宇宙世紀0063年~0088年2月22日)は、アニメ『機動戦士Ζガンダム』に登場する架空の人物。ティターンズの士官として登場し、物語序盤にエゥーゴに加わる。階級は中尉。ちなみに日系9世である。(声優:岡本麻弥)
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 略歴
ガンダムMk-IIのテストパイロットとしてグリーン・ノアに赴任し、エゥーゴによるガンダムMk-IIの強奪事件に遭遇する。その後、上官バスク・オムの親書を持ってアーガマへ赴くが、その内容(強奪したガンダムMk-IIを返さなければカミーユ・ビダンの両親を殺す)を知りショックを受ける。それまで彼女は、ティターンズはジオン残党による破壊行為に対する抑止を目的とした正義の組織だと信じ込んでおり、人質という卑劣な手段をとった組織に不信感を持つ。その後、アレキサンドリアに戻った彼女は、カミーユとその父であるフランクリン・ビダンを引き連れ、ガンダムMk-II全3機と共にエゥーゴに寝返る。そして、保護観察の身の際に、サイド1の「30バンチ」コロニーに入り、クワトロ・バジーナから30バンチ事件の真相を聞き、ティターンズの本質が悪であることを認識する。
エゥーゴでは当初リック・ディアスのパイロットを務めていたが、後にガンダムMk-IIを譲り受け、アーガマとラーディッシュを行き来しながら数々の戦闘に参加する。また、カミーユやファ・ユイリィ、カツ・コバヤシに対しては、時には姉のように優しく、時には上官として厳しく彼らの面倒を見た。 元ティターンズと言う事で疑われやすい立場であったが、その生真面目な性格でクルーたちの信頼を得た。なお、ラーディッシュの艦長となったヘンケン・ベッケナーに個人的な好意を寄せられており戸惑うが、ラーディッシュのクルーは二人を応援していたという。
宇宙世紀0088年2月22日、『グリプス戦役』終盤において、自分とは逆にティターンズへ寝返ったレコア・ロンドの駆るパラス・アテネを相打ち状態になりつつも撃破する。しかし、レコアの最期の言葉(男はいつも私を陵辱した)に興奮動揺し不用意にコクピットを出たところでパラス・アテネの残骸がヤザン・ゲーブルの操縦するハンブラビの攻撃によって爆発、その破片で全身を強打し致命傷を負う。その後カミーユに助けられるが、命が尽きることを悟ると、カミーユにZガンダムが人の意思を吸収する力を持っていることを諭し、平和への願いを托して息を引き取る。
[編集] 主な搭乗機
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