フォン・ブラウン
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フォン・ブラウン (Von Braun)
- ドイツおよびアメリカ合衆国のロケット技術開発指導者。 ⇒ ヴェルナー・フォン・ブラウンを参照のこと。
- ヴェルナー・フォン・ブラウンの父マグヌス・フォン・ブラウン (de:Magnus von Braun)。
- 幸村誠の漫画、および漫画を原作とするアニメシリーズの『プラネテス』(ΠΛΑΝΗΤΕΣ) に登場するヴェルナー・フォン・ブラウンの名前を冠した架空の木星往還船。タンデム・ミラー式核融合エンジンを搭載し、その加速は人類史上最強といわれる。
- 日本のアニメ「ガンダムシリーズ」に登場する架空の月面都市。本項で記述する。
フォン・ブラウン (VON BRAUN) は、アニメ『機動戦士ガンダム』を始めとする「ガンダムシリーズ」のうち、宇宙世紀を舞台とする作品に登場する架空の月面都市。フォン・ブラウン市(フォン・ブラウン・シティ)とも。宇宙世紀0027年に完成した、初の恒久型月面都市である。かつてアポロ11号が降り立った地点にあるとされている。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
デラーズ紛争中はアルビオンが寄港し、グリプス戦役ではティターンズに襲撃され、占拠されたことも。
また、アナハイム・エレクトロニクス社のフォン・ブラウン工場がある。大破したガンダム試作1号機はここで修復・換装されたほか、νガンダムはここから発進し、ロンド・ベル隊と合流している。
なお、富野由悠季の小説作品『アベニールをさがして』では、フォン・ブラウン・ヴィレッジの名で、アニメ『∀ガンダム』ではフォン・シティの名で登場する。
[編集] 概要
月赤道部の東経23.5度付近のクレーターに有る月面最初の恒久都市であって、月面で最大規模を持つ中心都市である。ここは人類が初めて月に到達した場所である。その名称は、ロケット開発に大きく貢献したヴェルナー・フォン・ブラウンに因む。彼の偉業についてはV2ロケット及びロケットの項を参照のこと。
コロニー建設のための資材を、採掘するための施設として設けられた基地としてはじまり、基地に設けられた、マスドライバーから多量の資材を打ち上げ、サイド1、サイド2への資材供給をはじめ、サイド3以外のほとんどのコロニー建造に資源を供給している。この基地の近傍に、月面における最初の恒久都市が建造され、フォン・ブラウンの名前を冠して完成を見たのは宇宙世紀0027年であったという。月面都市の中では最初に市制が施かれたが、これは地球との定期便が運行していたかららしい。尚、サイド3は月の裏側にあるため、ここに資源を供給するために別途グラナダ基地が造られた。これが後のグラナダ市[1]である。
その後、コロニー建設ラッシュと、宇宙移民者の増大にともなう繁栄、都市の規模も巨大化していった。最初の市街はクレーターの底面につくられ、その後上に積み重なるように拡張されている。なお、下層のほうでは天井に照明を配し、内部を照らしている。人口はおよそ5000万人と、講談社発行の書籍『機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』には記されており、経済的に豊かで、犯罪発生率は低く、治安は非常によいという。
[編集] 脚注
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