マレーシア航空
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マレーシア航空 | |||
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IATA MH |
ICAO MAS |
コールサイン Malaysian |
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創立日 | 1947年 (Malayan Airways として) | ||
ハブ空港 | クアラルンプール国際空港 | ||
焦点都市/ 準ハブ空港 | コタキナバル国際空港 | ||
マイレージプログラム | Enrich | ||
会員ラウンジ | Golden Lounge | ||
保有機材数 | 84機 | ||
目的地 | 79都市 | ||
親会社 | Malaysian Airline System Berhad | ||
本拠地 | マレーシア・クアラルンプール | ||
代表者 | Idris Jala (Managing Director & CEO) | ||
ウェブサイト | www.mas.com.my |
マレーシア航空(-こうくう、Malaysia Airlines System;略称:MAS;マレー語:Penerbangan Malaysia;簡体字:马来西亚航空公司,马航 (abb.);繁体字:馬來西亞航空公司, 馬航 (abb.);拼音:Mǎláixīyà Hángkōng Gōngsī)は国際線及び国内線に就航している、マレーシアの航空会社。
目次 |
[編集] コードデーター
- IATA航空会社コード:MH
- ICAO航空会社コード:MAS
- コールサイン:Malaysian
[編集] 沿革
- 1937年 前身のマラヤ航空(Malayan Airways Limited)が設立。
- 1957年 マラヤ連邦がイギリスから独立。
- 1963年 マラヤ連邦、シンガポール及びボルネオ島のサバ・サラワクが統合し、マレーシアを結成。マレーシア航空(Malaysian Airlines Limited)に改称。
- 1965年 シンガポール、マレーシアから離脱し、独立。
- 1965年 マレーシア航空はマレーシア・シンガポール両国政府の共同保有に。
- 1967年 マレーシア・シンガポール航空(Malaysia-Singapore Airlines Limited)と改称。
- 1971年4月 マレーシア・シンガポール航空の両国共有が解消、マレーシア側はマレーシア航空(Malaysia Airlines Berhad)を設立。
- 1971年11月 マレーシア航空システム(Malaysian Airline System Berhad)と改称。
- 1987年 運航上の名称をマレーシア航空(Malaysia Airlines)に変更。
- 2002年 政府全額出資のマレーシア航空会社(Penerbangan Malaysia Berhad)が設立され、機材保有及び国内線事業は同社に移管。マレーシア航空システムは同社の子会社として国際線事業を所管する体制に移行(但し国内線の運航も受託)。
- 2006年 原油高により経営悪化。国内線96路線をエアアジアに委譲。
- 2007年 地域航空会社「ファイアフライ」を設立。
[編集] サービス
1992年から1995年まで連続4年間ベスト・ファーストクラス賞、2000年から2004年まで連続5年間ベスト・キャビンスタッフ賞、2005年は世界で4社しかない「5つ星航空会社」(イギリス・スカイトラック社/旧インフライトサービス社)に選出されるように、国際的な評価は非常に高い。 また一部機材ではムスリムの為の「祈りの間」が備え付けられ、またシートテレビからメッカの位置を確認する事が出来るなど、イスラム教を国教とするマレーシアならではのサービスもある。 機内食はすべてハラル・ミール(イスラム教食)であり、豚肉は一切使わない。アルコールは無料で提供される。ファーストクラス、ビジネスクラスで提供されるサテー(串焼きの牛肉、鶏肉にピーナツソースを添えたもの)は人気がある。
[編集] 就航路線
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マレーシア航空 ボーイング 747-400 (9M-MPN)
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国際線ではアセアン諸国をはじめとするアジア各国、中近東、ヨーロッパ、オセアニア、アメリカへ就航。 変わった路線としては南アフリカを回ってアルゼンチンへも就航している。 日本へは東京(成田空港)をはじめ、大阪、名古屋へも就航している。
国内線ではコタキナバル(サバ州)、ペナン島(ペナン州)、クチン(サラワク州)、ジョホールバル(ジョホール州)への路線を中心に、主要都市をくまなく網羅している。
[編集] 使用機材
- 旅客機
- ボーイング 747-400型機 13機
- ボーイング 777-200型機 17機
- エアバス A330-300型機 11機
- エアバス A330-200型機 3機
- ボーイング 737-400型機 37機
- 貨物機
- ボーイング 747-400F型機 2機
- ボーイング 747-200F型機 4機
[編集] 関連項目
- 空港
- 操縦士
- 客室乗務員
- 整備士
- ファーストクラス
- ビジネスクラス
- エコノミークラス
- 機内誌
- 三枝の国盗りゲーム
- シンガポール航空(1972年9月までMSA「マレーシア・シンガポール航空」として同一会社だった 参考図書:消えたエアライン 賀集章:著、山海堂:2003年刊)
[編集] 外部リンク
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