メタルギアソリッド4 ガンズ オブ ザ パトリオット
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ジャンル | タクティカル・エスピオナージ・アクション |
対応機種 | プレイステーション3 |
開発元 | KDE-J・小島プロダクション |
発売元 | コナミブランド |
人数 | 1人 |
メディア | BD-ROM |
発売日 | 未定 |
『メタルギアソリッド4』は、コナミデジタルエンタテインメント(以下コナミ)から発売予定のプレイステーション3用ソフト。コナミの人気ゲーム・メタルギアシリーズとしては初のPS3用ソフトとして、2007年に発売予定。小島監督は「福岡ゲームクリエーターズ・サミット」にて、現在「モーションとアフレコを同時にしている」と発言している。サブタイトルは、「ガンズ オブ ザ パトリオット(Guns of the Patriots)」。
目次 |
[編集] 概要
国内では2005年の東京ゲームショウにてプロモーション動画が初公開された。現在公式に判明している事項は下記に記した通りである。 なお、本作監督・小島秀夫は「本作(MGS4)で、メタルギアシリーズ本編の謎はすべて解決し、物語は完結する」と明言している。 今作でのテーマは「SENSE(感覚)」。
[編集] 舞台
- 舞台は戦場。時は『MGS2』の数年後。
- 本作の基本コンセプトは“隠れるところは無い”。これは全く隠れる所がないという意味では無く、従来シリーズにおいての“お約束”であった、ロッカーのような安易に身を隠す場所は存在しない、という意味。
- 今回のステージの規模はこれまでより広大になる。
- 世界中の戦場が舞台となる。それがストーリーの展開によって強制的に移動させられるものなのか、自分で自由に移動できるのかは、現時点では不明。
- 舞台となる市街地の建造物、風景を含め、映画「ブラックホーク・ダウン」の舞台であるソマリアと類似している。監督である小島秀夫は以前、雑誌のインタビューで「ブラックホーク・ダウンとランボーを足したような作品になる」と発言したことがある。
- 一部の勢力に実在の人物が登場する。
[編集] ゲーム性(既報で予告されているもの)
- MGS3と同様、CQCといわれる格闘術を使用可能。(ナイフ+拳銃だけでなく、ナイフ+アサルトライフルも可能になる。)
- 2,3にあったような服装を変えることによる擬装だけでなく、身を隠す新しい方法がある(E3'06で公開された15分に及ぶトレーラー中で、ステルス迷彩による透明化ではなく、環境の光学的情報、さらには質感、凹凸をもテクスチャとして取り込み表面に再現する"オクト・カム(タコ擬装)"と呼ばれる機能を搭載した新型スニーキングスーツを着用していた。後に東京ゲームショウ2006で公開されたトレーラー中では、同様の機能が搭載されているフルフェイスタイプのマスク(覆面)も確認された。
- 兵士は敵にも味方にもなりうる(Aという組織とBという組織が対立していた場合、Aの兵士をスネークが倒した場合、Bは味方に、Aは敵になる。)
- 心理戦が追加される(兵士を脅迫すると、兵士の戦闘能力が減るなど)。
- 単独潜入のみが任務ではない
- 武器のカスタムができ、そのためのパーツ数は膨大に用意されている。
- ソリッド・スネークが登場するシリーズ最近作MGS2で、彼自身の口から刃物は性に合わない旨が明かされているが、今作では、ビッグ・ボスの過去を扱った前作MGS3で導入されたCQCの継承というシステム面の都合で、使用が解禁されている。キャラクター設定との整合性は、ナイフ、CQC共に解禁の理由をストーリーに組み込む事によって取られるとされている。
[編集] その他
- MGS3SIS/MPOの「メタルギアオンライン」を発展させた、新たな「メタルギアオンライン」も搭載予定
- 東京ゲームショウ2006で公開されたデモムービーで、細胞の老化の為に老人のような容貌だったスネークが、ワンカットではあるが壮年の姿で登場している。マスク説もある。
- 今回は雷電がスネークをサポートするが、プレイヤーキャラとしては使用不可能らしい(小島監督談)
- 東京ゲームショウ2005で公開されたトレーラーで確認できる、スネークの右側の頬の黒ずみは急激な老化の症状から来るものではなく、火傷の痕である(小島監督談)
- 都市の局地激戦地帯に突入し、遮蔽物(メタルギアソリッドで言う隠れる事ができる場所)が砲撃で破壊される
- AIが操作する「パートナー」は、実際の人間の動きのように、スネークと共に戦う
- 新システムの「3Dカメラ」が、戦場を生き延び隠れ場所を探すのに、非常に重要
- メタルギア・マークIIという名のメカが登場する
- マークⅡは戦場の映像をカメラで撮り様々な情報をスネークに与えてくれるメカと思われる
- 公式画像ではメタルギアREXの量産型のような兵器が確認できる(名前は月光)
- 小島監督作品であるポリスノーツの登場人物、ジョナサン・イングラムとエド・ブラウンが本編中に何らかの形で登場予定とされている。
- あの伝説の脇役で悲劇の兵士でもあるジョニー佐々木も登場予定とされている。
[編集] ストーリー(推測)等
MGS4のストーリー。正確ではないが、推測によるストーリーや人物の位置関係、世界観などのまとめ。
年代不明(判明次第要編集)。 他国への軍事介入が緩和され、戦争は命を消耗品としたビジネスと化していた。 そんな時代に、PMC(民間の軍事企業)が規模を拡大していった。その勢いと兵力はアメリカ軍に匹敵するほどのものとなった。 完全な対人兵器と化した歩きまわる兵器メタルギア月光。ID管理された兵器・兵士・武器。 こんな混沌とした時代に、大手PMCを束ねているマザーカンパニーの名は「アウターヘブン」だった…
[編集] メタルギアオンライン
MGS3SやMPOでプレイできたメタルギアのオンライン対戦サービスがMGS4でも開始される予定だということが判明している。今回は有料サービスとも言われている。 規模やオンライン独自のシステムなどは不明。
[編集] 登場キャラクター
発表済みのもの[1]
- ソリッド・スネーク(オールド・スネーク) (声 : 大塚明夫)
- リキッド・オセロット
- *…リボルバー・オセロット(声 : 戸谷公次(故人)→代役キャスト未定)の精神、意識を殆ど完全に支配したリキッド・スネーク (声 : 銀河万丈)のこと。
- ハル・エメリッヒ(オタコン) (声 : 田中秀幸)
- 雷電(ジャック) (声 : 堀内賢雄)
- ナオミ・ハンター (声 : 鶴ひろみ)
- メリル・シルバーバーグ (声 : 寺瀬今日子)
- ヴァンプ (声 : 置鮎龍太郎)
- ビッグボス (声:キャスト未定 )
- メイ・リン (声 : 桑島法子)
- ロイ・キャンベル (声 : 青野武)
- ローズマリー(ローズ)(声 : 井上喜久子)
- 兵士の声(声:藤本たかひろ・田中一成他数人)
[編集] 関連項目
- メタルギア
- メタルギアソリッド
- 核兵器
- 戦争
- 中東
- 新川洋司 - シリーズにおけるキャラクター及びメカニックのデザインを担当
- 小島秀夫 (ゲームデザイナー)
- 自由の息子達 - アメリカ独立戦争以前の史実。愛国者(Patriot)が自由の息子達(Sons of Liberty)と名乗った。
[編集] 外部リンク
- ※ TOPページ→E3スペシャルサイト→右下の突き上げた腕群から“MGS4”をクリック
- Official MGS4 trailer(東京ゲームショウ2005で公開、8分55秒)
- Official MGS4 trailer(E3 2006で公開、14分52秒)
- Official MGS4 trailer(東京ゲームショウ2006で公開、6分05秒)
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