中国国際航空
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中国国際航空 Air China |
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IATA CA |
ICAO CCA |
コールサイン Air China |
設立日 | 1988年 | |
ハブ空港 | 北京首都国際空港 | |
焦点都市 / 準ハブ空港 |
成都双流国際空港 重慶江北国際空港 杭州蕭山国際空港 |
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マイレージサービス | 国航知音 | |
同盟 | スターアライアンス (2007年加盟予定) |
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保有機材数 | 164機 | |
目的地 | 183都市 | |
本拠地 | 中華人民共和国北京市 | |
代表者 | 李家祥(社長) | |
ウエブ: http://www.airchina.jp/ |
中国国際航空(ちゅうごく・こくさい・こうくう、英語表記:Air China、簡体字中国語表記:中国国际航空公司)は、中華人民共和国の航空会社。略して国航と呼ばれる。
目次 |
[編集] 概要
- 中国国際航空の機体の尾翼には、同社のロゴマークである赤い不死鳥(鳳凰)が描かれている。この不死鳥はよく見ると“VIP”とも読める。中国国際航空発足当初は、中国民航から引き継いだ旧ソ連など共産圏製の機体が多かったが、現在は、ボーイングやエアバスが保有機体の多くを占める。
- 1988年 分割解体された中国民用航空総局(中国民航)の北京管理局と中華人民共和国と海外を結ぶ国際線を引き継いで誕生。現在は中華人民共和国における国際線および主要国内線を運行している。
- 2002年 民航総局の集約制約により、中国西南航空、中国航空総公司と合併して、中国国際航空股份有限公司(中国国際航空株式会社)となる。
- 2004年 香港証券取引所(0753)、ロンドン証券取引所(AIRC)に上場を果たす。
- 2006年5月22日 航空連合スターアライアンスへの加盟を公式発表した。
- 2008年開催予定の北京オリンピックのローカルスポンサー(公式パートナー)となっている。
2006年にはキャセイパシフィック航空と中国国際航空の間で相互間の資本関係が発表され、10.2%の出資をした。また、子会社である中航興業も7.3%の出資をしている。この結果キャセイパシフィックの中国進出や共同で貨物会社の設立等今まで以上に連携の強化が期待できる。だが、キャセイパシフィック航空は現在ワンワールドのメンバー、中国国際航空はスターアライアンスに加盟を表明。アライアンス間でのねじれが生じる結果になっている。
[編集] 就航路線
- 国際線
- 日本
- 成田、仙台、名古屋、大阪、福岡、広島
- アジア
- ソウル、釜山、ウランバートル、バンコク、プーケット、ヤンゴン、シンガポール、カトマンズ、デリー、カラチ、クウェート
- オセアニア
- シドニー、メルボルン
- ヨーロッパ
- モスクワ、ロンドン、パリ、ミラノ、ローマ、フランクフルト、チューリッヒ、ウィーン、ヘルシンキ、ストックホルム、コペンハーゲン
- 北アメリカ
- サンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨーク、バンクーバー
- 日本
- 国内線
- 北京、成都を中心に、約70都市に就航