加藤大輔

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加藤大輔（かとうだいすけ、1980年 7月27日 - ）はオリックス・バファローズの投手。右投げ右打ち。福岡県豊前市出身。

九州国際大学付属高等学校、神奈川大学を経て2002年に自由枠でオリックス・ブルーウェーブ（当時）に入団。入団初年度からリリーフを中心に活躍し、43試合に登板した。しかし、2004年は故障がひびき、1試合の登板に終わる。

復活を期した2005年は、萩原淳、香月良太、歌藤達夫、菊地原毅、大久保勝信らと強力リリーフ陣を形成。60試合に登板し、防御率2.76と好成績。

2006年はチーム最多の61試合に登板し、防御率3.10だったが、要所で打ち込まれ6敗を喫し、不満の残るシーズンとなった。

先発での活躍も期待されていたが、結局はリリーフ陣の中心として活躍。また、抑えを任されることも。150km/hを超える速球(最速156km/h）と日本球界ではあまりお目にかかれない貴重な変化球、ナックル・カーブが武器である。ただし、球種がこの二種しかないため、上記のように打ち込まれるケースが増えている。（たまにスライダーを投げるときがあるが、その割合は極めて少ない。）また、捕手が的山哲也や鈴木郁洋の場合はナックル・カーブを捕球することが困難なため、配球がストレート中心になり、打ち込まれることが非常に多い。

[編集] 略歴

身長・体重：179cm/90kg
投打：右投右打
血液型：B
出身地：福岡県豊前市
球歴・入団経緯：九州国際大学付属高 - 神奈川大 - オリックス
プロ入り年度・ドラフト順位：2002年（自由枠）

[編集] エピソード

加藤は大学時代、複数球団が獲得を目指す有力選手であった。オリックスに入団を決めた理由は「自分が調子の悪かったときもずっと見ていてくれた」から。また、中日ドラゴンズのスカウト陣については「中日は後から来てカネの話しかしなかった」とも。加藤の気性を現すエピソードである。
入団会見で契約金の使い道を聞かれ「双子の妹を大学に行かせたいので学費にしたい」と答えた。２人妹が居るということで、加藤が双子なわけではない。
ナックル・カーブは高校時代、縦変化の変化球が欲しくて練習した際フォークやチェンジアップ等はうまくいかなかったがナックルだけは初めから鋭い変化をしたためそれを武器にすることにしたらしい。
2005年の春季キャンプで行われた紅白戦で見事MVPに輝いたが､その際仰木彬監督が横峯ファミリーと親交があったことから､加藤に｢横峯さくらと1日デート権｣が贈られた｡また、全８試合の「宮古島杯」でＭＶＰ選手に選ばれ、宮古牛１頭を獲得した。

[編集] 背番号

14（2003年 - 2004年）
15（2005年 - ）

[編集] 通算成績（2006年シーズン終了時）

165試合 11勝 13敗 15セーブ　投球回213 1/3　201奪三振　80与四死球　防御率3.71

[編集] 年度別成績（一軍）

年度	チーム	登板	勝利	敗北	セーブ	投球回	奪三振	失点	防御率
2003	オリックス	43	4	4	9	69 2/3	75	41	5.17
2004	オリックス	1	0	0	0	1	2	2	18.00
2005	オリックス	60	6	3	2	81 2/3	83	29	2.76
2006	オリックス	61	1	6	4	61	41	27	3.10
通算(4年)		165	11	13	15	213 1/3	201	99	3.71