塩崎真

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塩崎真（しおざきまこと1973年 6月29日-）は、プロ野球オリックス・バファローズに所属する内野手（本来のポジションは遊撃手だが、ユーティリティープレイヤーである）。状況に合わせた粘り強い打撃が持ち味。内野をどこでも守れ、足もあるため破綻の無い使いやすい選手である。

入団当初は打撃に難があり、高畠康真コーチの打撃指導などもあったものの打率2割近辺で低迷、2003年には故障もあり自由枠ルーキーの平野恵一などの出場機会を優先される。しかし2004年、突如打撃開眼し290打数で打率0.341を記録。シーズン後半はなどオリンピックや主力選手の故障などもあり、村松有人と3番・4番を打った。チームが近鉄と合併した2005年も2年連続で3割を記録、2006年も中軸として活躍、隠れたパンチ力も発揮した。9月18日の千葉ロッテ戦でプロ野球で413人目となる1000試合出場を達成。

オフ、FA宣言し移籍を希望していたが、オファーを上げる球団が無かったためにFA宣言前にオリックスが打診していた年俸より低い7000万円（推定）で契約に合意せざるを得なくなる。また、メジャーリーグ出身のコリンズ新監督が残留を想定していなかったため、一時は日高剛とともに構想から外れ、現在も急遽獲得したグレッグ・ラロッカに出場機会を奪われている。とはいえ右打者としては12球団屈指の選手である。

松坂大輔や斉藤和巳投手を得意としており、仰木監督が作る非常に相性を重視したオーダーでは、彼らが先発する試合は上位打線やクリーンナップを担うことが多かった。

[編集] 来歴・人物

熊本工高から東洋大学中退、新日鉄広畑を経て1996年ドラフト3位でオリックス・ブルーウェーブ入団。

[編集] 略歴

身長・体重：
投打：右投右打
守備：ショート　サブポジションとしてサード・セカンド・ファースト
出身地：熊本県八代市
球歴・入団経緯：熊本工→東洋大学（中退）→新日鉄広畑→オリックス・ブルーウェーブ→オリックス・バファローズ
プロ入り年度・ドラフト順位 1996年（3位）

[編集] 背番号

31 （1996年～）

[編集] 通算成績（2006年まで）

1005試合出場 2825打数746安打打率.264 30本塁打 242打点 47盗塁

[編集] 年度別成績（一軍）

年度	チーム	試合	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	打率
1997	オリックス	104	181	25	44	10	0	0	6	5	.243
1998	オリックス	60	119	14	28	5	2	1	9	0	.235
1999	オリックス	104	221	22	55	8	2	0	24	8	.249
2000	オリックス	130	393	45	103	17	6	1	35	5	.262
2001	オリックス	132	439	58	115	17	3	4	45	10	.262
2002	オリックス	113	389	26	79	13	0	2	20	3	.203
2003	オリックス	56	129	13	29	9	0	1	8	2	.225
2004	オリックス	82	290	44	99	13	3	8	39	13	.341
2005	オリックス	96	254	27	80	13	0	4	25	0	.315
2006	オリックス	128	410	46	114	14	2	9	31	1	.278
通算(10年)		1005	2825	320	746	119	18	30	242	47	.264