トム・デイビー

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トム・デイビー（Tom Davey , 1973年 9月11日 - ）は、アメリカ合衆国ミシガン州ガーデンシティー出身のプロ野球選手（投手）。

[編集] 来歴・人物

プリマスセーラム高校からヘンリー・フォード・コミュニティ大学、ブルージェイズ、オリオールズ、マリナーズ、パドレス、レッドソックスを経て、2003年 6月に広島東洋カープに入団。長身から投げ下ろす速球で勝ち星を重ね2004年も先発ローテーションの一角として期待されたが、シーズン中に故障で帰国しそのまま退団。

しかし、2005年に入団テストを受けて合格し、同チームに復帰を果たし6勝、防御率2.98と活躍したが、ラロッカ、レイボーンと共に戦力外通告を受ける。2006年からはオリックス・バファローズでプレー。球速の限界が心配されていたもの、長身を活かした変化球を上手く操り、奪三振へのこだわりを捨てた打たせて取るピッチングでチームのローテーションの一角として活躍し、予想以上の成績を修め、2桁勝利を達成。当時のオリックスは先発不足に悩まされていたため、もし彼がいなければ東北楽天ゴールデンイーグルスに抜かれ最下位に沈んでいた可能性もある。オフには球団も契約更新の意向を示し、合意した。

打高投低のプロ野球界の潮流や、狭い広島市民球場という環境にあって、本調子だった2003年、2005年の二度とも先発ローテ投手として防御率2点台を記録したことは、彼の日本球界への適性と投手としての能力の高さの証といえる。2006年も規定投球回に達して防御率2点台を記録した。また千葉ロッテマリーンズの清水直行に並んで、規定投球回達成した投手の中で最少の9被本塁打と被弾数も少なかった。

[編集] プロフィール

身長・体重　200cm・103kg
血液型　型
投打　右投げ右打ち
球歴　プリマスセーラム高校→ヘンリー・フォード短期大学→トロント・ブルージェイズ→ボルチモア・オリオールズ→シアトル・マリナーズ→サンディエゴ・パドレス→ボストン・レッドソックス→広島東洋カープ→オリックス・バファローズ
プロ入り年度　2003年（広島東洋カープ）
守備位置　投手

[編集] 所属球団

広島東洋カープ　（2003年 - 2005年）
オリックス・バファローズ　（2006年 - ）

[編集] 背番号

16　（2003年 - 2004年）
30　（2005年）
6　（2006年 - ）

[編集] 経歴・タイトル

初出場　2003年7月4日対横浜ベイスターズ（横浜スタジアム）
初勝利　2003年7月12日対中日ドラゴンズ（広島市民球場）

[編集] 年度別成績（一軍）

年度	チーム	登板	勝利	敗北	セーブ	完投	完封	投球回	奪三振	失点	防御率
2003	広　島	15	5	2	1	2	0	76	52	24	2.37
2004	広　島	9	3	4	0	1	0	51	37	38	6.18
2005	広　島	18	6	6	0	2	0	114 2/3	76	50	2.98
2006	オリックス	24	10	8	0	4	1	165	77	61	2.62
通算(4年)		66	24	20	1	9	1	406.2	242	173	3.12