友江駅
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友江駅(ともええき)は、岐阜県大垣市友江1丁目221にある近畿日本鉄道養老線の駅。
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[編集] 駅構造
単式・島式の複合型2面3線のホームを持つ行違い可能な地上駅。駅員無配置駅であり駅舎も設けられていない。直接単式の下りホーム側にある出入口から構内に入ることになる。島式の上りホームへは大垣寄りの構内踏切でのみ連絡しており、上りホーム側の出入口はない。
なお、島式ホームの片側は現在使用されていないため、現在は事実上2面2線のみを使用している。
- のりば
- 単式ホーム - 大垣方面
- 島式ホーム - 桑名方面(但し現在は片側のみの使用)
- ※案内上ののりば番号は設定されていない。
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は527人。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、278位。
- 養老線の駅(27駅、桑名駅含む)の中では、19位。
- 岐阜県内の近鉄の駅(22駅)の中では、15位。
[編集] 駅周辺
- 宝光院(左目不動) 北西1km 毎年2月3日に行われる裸まつりで知られている。
- 多芸島永寿寺 西0.8km。
- 野口聚楽寺 西1km。
- 大垣市輪中資料館(大垣市日新地区センター) 北0.2km。
- 大垣友江郵便局
- 大垣市役所多芸島支所
- JAにしみの多芸島支店
- 大垣市立日新小学校
- ローソン(東南側)
その他、駅のすぐ西に理髪店と食料品店と和菓子店あり。
[編集] 歴史
- 1913年(大正2年)7月31日 養老鉄道養老~池野間開通時に開業。
- 1922年(大正11年)6月13日 合併により揖斐川電気の駅となる。
- 1928年(昭和3年)4月6日 鉄道事業譲渡により養老電気鉄道の駅となる。
- 1929年(昭和4年)10月1日 合併により伊勢電気鉄道養老線の駅となる。
- 1936年(昭和11年)5月20日 分離譲渡により養老電鉄の駅となる。
- 1940年(昭和15年)8月1日 合併により参宮急行電鉄の駅となる。
- 1941年(昭和16年)3月15日 大阪電気軌道との合併により関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身)との合併により近畿日本鉄道の駅となる。