美濃松山駅
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美濃松山駅(みのまつやまえき)は、岐阜県海津市南濃町松山古堤にある近畿日本鉄道養老線の駅。朝1本と昼間時の一部の下り列車が当駅で折り返す。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。駅員無配置駅で駅舎もなく、直接ホームに入る形になっている。上下線ともホーム出入口は大垣寄りに設けられている。構内踏切等はなく、互いのホームの往復は大垣寄りにある一般の踏切を利用しなければならない。便所は車イス対応で男女共用の水洗式。
- のりば
- 養老・大垣方面
- 多度・桑名方面
- ※なお、当駅で折り返して桑名行きとなる列車は直接2番線(多度・桑名方面乗り場)に入線して折返しを行う。
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は1098人。この数字は次のようになる。
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、244位。
- 養老線の駅(27駅、桑名駅含む)の中では、8位。
- 岐阜県内の近鉄の駅(22駅)の中では、5位。
[編集] 駅周辺
駅南方で養老線は国道258号の高架をくぐるが、この地点以北が岐阜県、以南が三重県となる。
[編集] 歴史
- 1929年(昭和4年)2月24日 養老電気鉄道の駅として開業。
- 1929年(昭和4年)10月1日 合併により伊勢電気鉄道養老線の駅となる。
- 1936年(昭和11年)5月20日 分離譲渡により養老電鉄の駅となる。
- 1940年(昭和15年)8月1日 合併により参宮急行電鉄の駅となる。
- 1941年(昭和16年)3月15日 大阪電気軌道との合併により関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身)との合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1971年(昭和46年)12月 貨物線廃止。