広神戸駅
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広神戸駅(ひろごうどえき)は、岐阜県安八郡神戸町大字神戸字西浦122にある、近畿日本鉄道養老線の駅。
神戸町の中心駅となっている。
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[編集] 駅構造
1面1線の単式ホームを持つ地上駅。棒線駅のため、揖斐行きと大垣行きの双方が同一ホームに発着する。
駅舎がホーム手前にあり、かつては駅員も配備されていたが現在は駅員無配置駅となっている。また、1970年代半ばまでは行き違いが可能であったため、反対側には旧ホームの跡が残っている。一時、旧ホーム西側は保線用のモーターカーやトロッコの留置場となっていたこともあった。なお、この駅のやや北方からは1950年代から1970年代半ばまで、東邦レーヨン(現・東邦テナックス)までの貨物線が分岐していた。この貨物線は現在でもその痕跡を残している。
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は1060人。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、246位。
- 養老線の駅(27駅、桑名駅含む)の中では、9位。
- 岐阜県内の近鉄の駅(22駅)の中では、6位。
[編集] 駅周辺
- 神戸町総合体育館
- 神戸町立神戸中学校
- 神戸郵便局
- コダマ樹脂工業
- 神戸町役場 - 約500m東
なお、駅東方にある本町通りには名阪近鉄バス神戸本町バス停があるため、揖斐郡大野町黒野方面や大垣方面へバスで乗り継ぐことも可能である。
[編集] 歴史
- 1913年(大正2年)7月31日 養老鉄道養老~池野間開通時に開業。
- 1922年(大正11年)6月13日 合併により揖斐川電気の駅となる。
- 1928年(昭和3年)4月6日 鉄道事業譲渡により養老電気鉄道の駅となる。
- 1929年(昭和4年)10月1日 合併により伊勢電気鉄道養老線の駅となる。
- 1936年(昭和11年)5月20日 分離譲渡により養老電鉄の駅となる。
- 1940年(昭和15年)8月1日 合併により参宮急行電鉄の駅となる。
- 1941年(昭和16年)3月15日 大阪電気軌道との合併により関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身)との合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 2002年(平成14年)2月 駅員無配置駅となる。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
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