和木駅
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和木駅(わきえき)は、山口県玖珂郡和木町和木4丁目1番に2008年(平成20年)春に開業予定の西日本旅客鉄道(JR西日本) 山陽本線の駅。
大竹駅から1.6km、岩国駅から3.7kmの、山口県道135号北中山岩国線が山陽本線を跨いでいる橋(あけぼの橋)の南側に位置する。
地元自治体等が駅施設の建設費を負担する請願駅である。
目次 |
[編集] 駅構造
- 鉄道駅本体としての構造:
- 構造種別:駅舎が地上に設置されたホームを跨る(もしくは挟む)形の橋上駅になると思われる。
- ホーム:相対式2面2線のホームを有する(有効長:165m(8両編成対応)、幅:2m(内4両編成分は3m))
- 出入口:西口(和木町役場方面)と東口(国道2号方面)の2ヶ所。
- 西口側、東口側を結ぶ自由通路が設置される。
- 乗車券類の販売:(予定駅につき、情報なし)
- 西口側に駅事務室が設けられるので、窓口での乗車券類の販売が行われる可能性はある。
- 改札口:西口、東口に自動改札が導入される。
- ホームへの移動手段:予定駅につき不明(現況の線路が築堤上にあるので、ホームおよび駅舎の高さをここに合わせるのかもしれない)
- 付属施設:
- ホーム上の施設:2両編成分の上屋(屋根の類)が設置される。
- エレベーター・エスカレーター:西口側、東口側にエレベーター各1基(駅舎への出入りに使用。階段併設)
- 売店(自動販売機を含む):(駅構内については、予定駅につき情報なし)
- トイレ:西口側の駅舎内の改札口の外側へ、多目的、男子、女子の各トイレを設置。
- 駐車場:西口側及び東口側に自動車停車帯及び駐輪場を確保する。
※当駅ホーム上に岩国市との境界がある(南端25mが岩国市装束町に入り込んでいる)
[編集] 駅周辺
和木町役場等が集まっている場所までは、約650m前後となる。(西口起点の予測)
- 商店:
- 当駅の建設予定地内に現在、スーパー(丸久)が営業している。立ち退き対象にならなかった場合、当駅に隣接する商店となる。
- コンビニエンスストアは、山口県道135号北中山岩国線沿いに2店ある。
[編集] 歴史
設置決定までの歴史および開業予定を記す。
- 1991年(平成3年)3月 和木町がJR西日本広島支社へ当駅の設置を打診。
- 1992年(平成4年)6月 和木町議会で岩国大竹駅間にJR新駅の設置を要望する決議がなされる。
- 1996年(平成8年)1月 和木駅設置期成同盟会が発足。
- 2002年(平成14年)12月 岩国市が窓口となりJR西日本と協議を始める。
- 2003年(平成15年)9月 JR西日本との協議窓口が、岩国市から和木町へと変更される。
- 2004年(平成16年)11月 当駅の基本構想・基本設計が完了する。
- 2006年(平成18年)10月13日 JR西日本が、鉄道事業法に基づく事業基本計画の変更認可申請(当駅の設置申請)を、中国運輸局長に対して行う。
- 2006年(平成18年)10月27日 中国運輸局より、当駅の設置認可が下りる。
- 2008年(平成20年)春 開業予定。
[編集] 隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- ■山陽本線
[編集] 出典
「駅周辺」の情報を除く出典:
- JR西日本 公式ページに記載のニュースリリース "山陽本線大竹・岩国間新駅設置"(2006年10月13日付)
- 山口県玖珂郡和木町 公式ページに掲載の『広報わき』2006年(平成18年)11月号(pdfファイル)