下松駅 (山口県)
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下松駅(くだまつえき)は、山口県下松市西豊井にある西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)山陽本線の駅。甲種鉄道車両輸送列車の始発駅となっている。
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[編集] 駅構造
単式・島式の複合型2面3線ホームを持つ橋上駅。みどりの窓口設置駅。
1 | ■寝台特急「富士・はやぶさ」 | 下関・大分・熊本方面 |
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■山陽本線 | 徳山・防府・新山口方面 | |
2 | ■山陽本線 | 待避線(通常は使用されない) |
3 | ■寝台特急「富士・はやぶさ」 | 名古屋・東京方面 |
■山陽本線 | 柳井・岩国・広島方面 |
- 1番線と2番線の間の中線は現在は撤去されている。
- 日立製作所笠戸事業所への専用線が敷設されており、新造鉄道車両搬出のために利用されている。かつてはその専用線から東洋鋼板下松工場や日本石油精製下松製油所(現・新日本石油化工下松事業所)への専用線が分岐していた。
[編集] 駅周辺
- 同駅南口前で国、県、市の補助や支援による下松駅前市街地再開発事業が進んでおり、2006年11月に再開発ビル2棟が完成した。これに伴い山口県道51号下松停車場線も拡幅工事が予定されている。
- 日立製作所笠戸事業所 - 鉄道車両などを製造。
- 東洋鋼鈑下松工場 - スチール缶材料やハードディスク基板などを製造。
- 新日本石油加工下松事業所
- ザ・モール周南
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員は2,116人である(2005年度)
[編集] 歴史
- 1897年(明治30年)9月25日 - 山陽鉄道 広島駅~徳山駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1965年(昭和40年) - 現在の橋上駅完成。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本・JR貨物の駅となる。
- 1994年(平成6年)12月3日 - コンテナ貨物の取扱を開始。駅北側にあった車扱ホームを改良しコンテナホームが設置された。
- 1996年(平成8年)3月16日 - 鉄道車両を除くすべての貨物の取扱を廃止。
[編集] 交通
[編集] バス
- 中国ジェイアールバス
- 室積公園行を運行