岩泉町
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岩泉町(いわいずみちょう)は、岩手県の中央部から東部に位置し、本州一面積の広い町である。
鍾乳洞の龍泉洞が有名で、ミネラルウォーターとして売られている。町内における中心地区の水道水はここの水である。だが、大川や、釜津田と言った集落では、近くの湧水が専ら利用されている。また、町営のバスに、「水と緑のシンフォニー」と謳われる様に、岩泉町では、各地で水が涌いていて、それを、アイヌ語で、わっかくつ(水の穴)と呼んで、重宝している。JR山田線から分岐する岩泉線が、小本地区(太平洋沿岸部)まで延長されて小本線になる予定だったほか、東北本線方面への建設計画もあった。
目次 |
[編集] 地理
北上高地の東部に位置する。東部は太平洋に面する。この地域では、ちょうど北上山地が、大きく横たわる地帯であるため、極めて深い意味で神と結び付けられている。
- 山:宇霊羅山(アイヌ語で、霧のかかる山と言う意味、内部に鍾乳洞の、龍泉洞をもつ)鉄山(鉄鋼産業が盛んだったから。岩泉駅近くの駅の寺に、ここで採れた、鉄を使った灯篭あり。町文化財に指定されている。)
- 河川:小本川、清水川、安家川、大川(釣り趣味の世界では、ここの七滝が全国的に有名)、小川
[編集] 歴史
[編集] 沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制が施行される。
- 旧・岩泉村、乙茂村、尼額村、猿沢村、二升石村が合併し、北閉伊郡岩泉村が成立。
- 安家村が単独で村制施行し、北閉伊郡安家村が成立。
- 上有芸村、下有芸村、鼠入村が合併し、北閉伊郡有芸村が成立。
- 旧・大川村、浅内村、釜津田村が合併し、北閉伊郡大川村が成立。
- 旧・小本村、中島村、中里村、袰野村が合併し、北閉伊郡小本村が成立。
- 門村、穴沢村、袰錦村が合併し、北閉伊郡小川村が成立。
- 1896年(明治29年)3月29日 - 北閉伊郡、東閉伊郡、中閉伊郡が合併し、下閉伊郡となる。
- 1923年(大正12年)8月1日 - 岩泉村が町制施行し、岩泉町となる。
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 旧・岩泉町、大川村、小本村、安家村、有芸村が合併し、新たな岩泉町となる。
- 1957年(昭和32年)4月1日 - 小川村を編入する。
[編集] 行政
[編集] 姉妹都市・友好都市
[編集] 経済
[編集] 産業
[編集] 漁業
- 須久洞漁港
- 小本漁港
- 茂師漁港
[編集] 地域
[編集] 教育
[編集] 小学校
- 岩泉町立岩泉小学校
- 岩泉町立二升石小学校
- 岩泉町立大川小学校
- 岩泉町立浅内小学校
- 岩泉町立釜津田小学校
- 岩泉町立小川小学校
- 岩泉町立門小学校
- 岩泉町立中沢小学校
- 岩泉町立国見小学校
- 岩泉町立安家小学校
- 岩泉町立大平小学校
- 岩泉町立有芸小学校
- 岩泉町立小本小学校
- 岩泉町立小本小学校大牛内分校
- 岩泉町立中里小学校
[編集] 中学校
- 岩泉町立岩泉中学校
- 岩泉町立大川中学校
- 岩泉町立釜津田中学校
- 岩泉町立小川中学校
- 岩泉町立安家中学校
- 岩泉町立大平中学校
- 岩泉町立有芸中学校
- 岩泉町立小本中学校
[編集] 高校
[編集] 交通
[編集] 鉄道路線
[編集] 道路
[編集] 一般国道
[編集] 県道
[編集] 主要地方道
[編集] 一般県道
[編集] バス
[編集] 港湾
- 小本港
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 関連項目
- 国土庁「水の郷百選」認定。
[編集] 外部リンク
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