栢山駅
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栢山駅(かやまえき)は、神奈川県小田原市栢山2636にある、小田急電鉄小田原線の駅である。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。東側のホームに1番線、西側のホームに2番線があり、それぞれ下り小田原方面、上り新宿方面の列車が発着する。東側のホームの富水方の端に東口、西側のホームの富水方の端に西口がそれぞれ置かれており、西口が無人であるのに対し東口は有人となっている。
[編集] 駅周辺
小田急線の東側を酒匂川が並行して流れる。二宮尊徳(金次郎)の生誕の地として知られ、近くには生家や尊徳記念館などがある。
- 栢山駅前郵便局
- 神奈川県立小田原城北工業高校
- 小田原百貨店
- 神奈川県立大井高等学校(徒歩20分)
[編集] 路線バス
東口からの発着である。以前は山北駅への路線もあったが廃止されている。
[編集] 歴史
- 1927年4月1日 開業。「直通」の停車駅となる。(尚、「各駅停車」は、新宿駅~現在の向ヶ丘遊園駅である稲田登戸駅間のみの運行であり、当駅までの運行はなかった。)
- 1945年6月 従来、新宿駅~稲田登戸駅(現、向ヶ丘遊園駅)間のみの運行の「各駅停車」が全線で運行されることとなり、「各駅停車」の停車駅となる。(同時に、「直通」は廃止される。)
- 1946年10月1日 「準急」が登場し、停車駅となる。
- 1960年3月25日 「通勤準急」が登場し、停車駅となる。
- 1983年 一部の「急行」の停車駅となる。
[編集] 駅名の由来
駅名は周辺の「栢山」という地名からとられた。尚、この「栢山」という地名は、昔は「賀山」と書かれていたが、いつのまにか「栢山」に転じたものである。余談だが、「栢山」は地名、駅名同じだが、発音は地元では 「かやま」と発音するのに対し、小田急側では「かやま」 と発音している。