梅ヶ丘駅
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梅ヶ丘駅(うめがおかえき)は、東京都世田谷区梅丘にある、小田急電鉄小田原線の駅である。
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[編集] 駅構造
対向式ホーム2面4線の高架駅である。この駅から、和泉多摩川駅までは複々線化されている。
[編集] のりば
1 | ■小田原線(緩行線) | 新百合ヶ丘・町田・本厚木・ 小田原・片瀬江ノ島・唐木田方面 |
---|---|---|
通過線 | ■小田原線(急行線) | 下り列車の通過 |
通過線 | ■小田原線(急行線) | 上り列車の通過 |
2 | ■小田原線(緩行線) | 下北沢・代々木上原・新宿方面 |
※梅ヶ丘~和泉多摩川間の急行線・緩行線は原則として以下の通り使い分けられている。
- 〔急行線〕
■特急ロマンスカー・■快速急行・■多摩急行・■急行・■準急が使用する。
- 〔緩行線〕
■区間準急・■各駅停車が使用する。
[編集] 駅周辺
- 羽根木公園の最寄駅で、梅のシーズンにはにぎわう。
- 国士舘大学・高校の最寄駅で、通学の学生の利用が多い。
- 東京都立光明養護学校
- 北沢警察署
- 北沢税務署
- 都立梅ヶ丘病院
- 北口は稀にドラマ撮影などに使われる。
- 南口には、行列が出来る某有名握り寿司屋さんがある。
- 北口名物のケヤキは、駅前ロータリーの整備により一部伐採された。
- 辻仁成・江国香織合作の小説『冷静と情熱のあいだ』で、主人公・順正が成城大学時代に住んでいたアパートが梅ヶ丘にあるという設定になっている。(辻仁成は成城大学出身)
[編集] 路線バス
[編集] 歴史
- 1934年4月1日 開業。東京山手急行電鉄(未成線)との将来の「接続駅」として設けられた。そのため、島式ホーム1面という構造であった(乗換通路を上り下り共用にするため)。
- 1962年 相対式ホームに改造
- (高架化は小田急小田原線参照)
- 2004年12月11日 「区間準急」が登場し、停車駅となる。
[編集] 駅名の由来
梅ヶ丘の名は、附近の土地の所有者が梅鉢を家紋にしていたことに由来する。近くに古墳があり「埋めヶ丘」と呼ばれていた事を基にし、「埋め」を「梅」にかえ「梅ヶ丘」とした。なお、所在地の町名は「梅丘」であるが、駅名の方が先に付けられている。また、近くにある羽根木公園は梅林で有名だが、これも駅名・地名にちなんで後から植えられたものである。
[編集] 地名(地区)としての梅丘
世田谷区北沢地域に含まれる。世田谷区の中央部付近に位置し、北に松原、東に代田、南に若林、世田谷、西に豪徳寺に接する。
梅ヶ丘駅は、地域の北部に位置する。幹線道路は、梅丘通りの終点付近が通る。
地形的には、北に北沢川、南に烏山川に挟まれる形であるが、平坦な部分が殆どを占める。 梅ヶ丘駅周辺の近隣商業地の他は住宅地が多い。
元々、東京府(武蔵国)荏原郡世田谷村の一部で、東京市、世田谷区への編入等を経て現在の形となった。現在も2,3丁目は、世田谷、若林との結びつきが強い。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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