祖師ヶ谷大蔵駅
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祖師ヶ谷大蔵駅(そしがやおおくらえき)は、東京都世田谷区にある小田急小田原線の駅である。
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[編集] 駅構造
- 以前は、対向式ホーム2面2線で、上り方向にのみ改札がある地上駅であったが、高架化工事に伴い改築された。
- 現在は、間に通過線をはさんだ対向式ホーム2面4線の高架駅である。
- 2004年5月22日まで、下り急行線となる場所を用いて、一部の上り優等列車が各駅停車を追い越していた。なお、配線上の都合から上り電車は急行線が通過後に、緩行線が到着直前に大きく揺れた。
- 2004年5月23日から成城学園前駅~経堂駅の上り複々線化に伴い配線が一部変更された。
- 2004年9月26日から成城学園前駅~経堂駅の複々線化に伴い、下りの優等列車もホームに接しない線路を用いるようになった。
[編集] のりば
1 | ■小田原線(緩行線) | 新百合ヶ丘・町田・本厚木・ 小田原・片瀬江ノ島・唐木田方面 |
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通過線 | ■小田原線(急行線) | 下り列車の通過 |
通過線 | ■小田原線(急行線) | 上り列車の通過 |
2 | ■小田原線(緩行線) | 下北沢・代々木上原・新宿方面 |
※梅ヶ丘~和泉多摩川間の急行線・緩行線は原則として以下の通り使い分けられている。
- 〔急行線〕
■特急ロマンスカー・■快速急行・■多摩急行・■急行・■準急が使用する。
- 〔緩行線〕
■区間準急・■各駅停車が使用する。
[編集] 駅改札内設備
- 売店が1階(改札外)と上りホームにある。
- 待合室は1・2番ホームにある。
- お手洗いは通過線の真下付近にある。
- エレベーターは1階と2階にある各ホームを結ぶ。
- エスカレータは1階と2階にある各ホームを結ぶ。
[編集] 駅周辺
同駅近くに円谷プロダクションの旧本社があることから「ウルトラマン発祥の地」と呼ばれていることにちなみ、駅周辺の商店街は2005年4月3日から「ウルトラマン商店街」という名前が付けられるようになった。 2006年3月19日、駅前広場や商店街のはじにウルトラマンのシンボル像・ウルトラマンアーチが建設された。 ウルトラまちづくりの会が発足。ウルトラマンを合言葉に安全安心で賑わいのあるまちづくりを目指している。
[編集] 出口
- 改札口は一つで、出口も一つのために何口という名称は無い。出口は西側を向いている。
- 改札前の広場は西側が南北方向の道路、北側が東西方向の道路に面している。
- 改札前の広場に、ウルトラマンの道路案内図やウルトラマンの怪獣などを掘り込んだ車止めがある。
[編集] 改札外駅設備
- 改札口から段差なしで道路に接しているので階段・エレベータ・エスカレータはない。
[編集] 北方面
[編集] 南方面
[編集] 路線バス
- 駅前の祖師ヶ谷大蔵駅に東急バスの路線が乗り入れる。
- 駅北側の祖師ヶ谷大蔵駅に小田急バスの路線が乗り入れる。
-
- 小田急バス
- [ 祖師谷・成城地域循環 (小田急バス)|祖師谷・成城地域循環 ] 祖師ヶ谷大蔵駅→塚戸南→上祖パンダ公園南→砧総合支所(成城学園前駅入口)→祖師ヶ谷大蔵駅
- 駅近くの祖師ヶ谷折返所に東急バスの路線が乗り入れる。
[編集] 歴史
- 1927年4月1日 開業。
- 1937年9月1日 片瀬江ノ島駅行「直通」の停車駅となる。(小田原方面行「直通」は、通過。)
- 1948年9月 「桜準急」が登場し、停車駅となる。
- 1999年3月28日 下り線高架化、現在の下りホーム使用開始。
- 2000年4月23日 上り線高架化
- 2000年5月5日 現駅舎供用開始
- 2001年12月16日 現在の上りホーム使用開始。
- 2004年5月23日 上り通過線使用開始(上り優等列車の下り通過線用地の線路利用終了)
- 2004年9月26日 下り通過線使用開始(複々線化完成)
- 2004年12月11日 「区間準急」が登場し、停車駅となる。
- 2006年3月18日 ウルトラマン商店街発足1周年を記念して小田急初の接近メロディが導入され、列車接近時にウルトラマンとウルトラセブンのオルゴール調の曲が流れるようになる(上りホーム:ウルトラマン、下りホーム:ウルトラセブン)。ちなみに小田急の駅で接近メロディが流れているのはこの駅のみである。
[編集] 駅名の由来
駅所在地が「北多摩郡千歳村大字下祖師ヶ谷」と「北多摩郡砧村大字大蔵」に挟まれるようにあったことから、「祖師ヶ谷大蔵」となる。
[編集] その他
- パスネット印字
- 入場「祖師大蔵」
- 出場「祖師」