足柄駅 (神奈川県)
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足柄駅(あしがらえき)は、神奈川県小田原市扇町3-32-27にある、小田急電鉄小田原線の駅である。
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[編集] 駅構造
島式と単式の複合型ホーム2面3線を有する地上駅。のりばは東側から1番線、2番線、3番線となっている。単式ホーム1番線の螢田方東側に一階建ての駅舎があり、自動券売機・自動改札の設備がある。 小田急の駅では、構内横断踏切が最後まで残っていた駅でもある。
- のりば
上り線のみ待避設備を持ち、平日夕方の上り各駅停車1本のみ急行の通過待ちを行う。ただし、箱根登山線内でダイヤが乱れた際には、小田原駅を特急の直後に発車する列車を先発させ、当駅で特急の通過待ちをさせることがある。
また、駅構内に留置線がある。かつては留置線から日本専売公社小田原工場(現日本たばこ産業株式会社小田原工場)まで貨物専用線があり、実際に貨物輸送も行われたが、現在は線路跡が残るのみである。
[編集] 駅周辺
駅付近で小田急線は伊豆箱根鉄道大雄山線と二度交わり、同線は駅から数百メートルほどの距離に五百羅漢駅と井細田駅とを置いている。白山神社や、五百羅漢で知られる玉宝寺が近い。
[編集] 利用状況
2005年度の1日平均乗降人員は2,950人であった。これはこの年度においては、小田急で2番目に少ない値となっている。
[編集] 歴史
- 1927年4月1日 開業。「直通」の停車駅となる。尚、「各駅停車」は、新宿駅~現在の向ヶ丘遊園駅である稲田登戸駅間のみの運行であり、当駅までの運行はなかった。
- 1945年6月 従来、新宿駅~稲田登戸駅(現、向ヶ丘遊園駅)間のみの運行の「各駅停車」が全線で運行されることとなり、「各駅停車」の停車駅となる。(同時に、「直通」は廃止される。)
- 1946年10月1日 「準急」が登場し、停車駅となる。
- 1960年3月25日 「通勤準急」が登場し、停車駅となる。
- 1983年 一部の「急行」の停車駅となる。
[編集] 駅名の由来
駅所在地の開業当時の地名が「足柄村」であったことと、「足柄」が「箱根」の枕詞であったことから名付けられた。当初は付近の地名から「多古(たこ)」とする予定だったが、語呂が悪いとの事で採用されなかった。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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