桑谷夏子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

プロフィール
桑谷夏子（くわたになつこ）
愛称:	なっちゃん
出生地:	日本・東京都
血液型:	O
生年月日:	1978年 8月8日
現年齢:	28歳
所属:	アーツビジョン
活動
活動時期:	1998年 -
デビュー作:	女の子A（彼氏彼女の事情）
代表作:	可憐（シスター・プリンセス）綾瀬夕映（魔法先生ネギま!）翠星石（ローゼンメイデン）朝倉涼子（涼宮ハルヒの憂鬱）
その他
新交通ゆりかもめ新豊洲駅音声案内アナウンス
表

桑谷夏子（くわたになつこ、1978年 8月8日 - ）は女性声優。アーツビジョン所属。東京都出身。身長148cm。血液型はO型。ファンからはなっちゃんの愛称で親しまれている。主な代表作は『シスター・プリンセス』の可憐、『ローゼンメイデン』の翠星石、『魔法先生ネギま!』シリーズの綾瀬夕映など。

[編集] 人物

東京都立府中西高等学校出身である。
昔は漫画家を目指そうとしていたことがあり、イラストが上手だが、（実際に投稿し、佳作で雑誌の隅に名前が載ったこともあるという。）遠近法の描き方が上手でなかったために、漫画家の道を諦めて、声優を目指すことになった。
OLの道は、「OLになった自分の姿が想像できなかった」ため、最初から諦めていた。
同じアーツビジョン所属で何度か共演している堀江由衣とは日本ナレーション演技研究所で同期生だったせいか、今でもしばしば漫画本の貸し借りをしているようである。
ラジオ番組等では裏表のないトーク等で人気はあるが、毒舌家として見られてしまう事がある。
- 『シスター・プリンセス』ではその毒舌ぶりのせいか、劇中で演じたキャラとひっかけて「闇可憐的」なネタがネット上で流行したことがある。
- 『ローゼンメイデン』の翠星石役は、慇懃無礼さを取り除けば普段の彼女と大差ないレベルの毒舌キャラであるとして、しばしばネタとして取り上げられる。
『Strawberry Panic』のイベントに出演した際も、ビデオレター出演の生天目仁美から「自分の代わりになっちゃん（桑谷夏子のこと）が盛り上げてくれます」と振られた事に対して、「えー。とりあえず死ね生天目」と他の出演者や多数の観客の目の前で公然と言い放ったことがある。
「なのだよ」「なのですよ」が口癖だったが、ファンや友達に指摘されて使わなくなった。
Gacktの大ファンである。
好きな音楽は「ヒットソング全般」。
弟が一人いる。

[編集] 声優業に関して

デビュー作となった『彼氏彼女の事情』は、本人による雑誌の一般募集への応募が切っ掛けとなったものである。
その後『シスター・プリンセス』の可憐役で一躍ブレイクする。
先述の可憐役のような演技を見せる事もあれば、『ゲットバッカーズ-奪還屋-』の工藤卑弥呼役のような勝気な少女も演じることもある。最近では、『ローゼンメイデン』の翠星石役で可愛らしさの影に腹黒さをにじませた演技を見せている。
『シスプリ』をきっかけに、共演した望月久代、小林由美子、水樹奈々とともに「Prits」（プリッツ）というユニットを結成していた。
また、同じく『シスプリ』で一躍ブレイクし、かつ同年齢の望月久代とは以来プライベートにおいても友人関係にある。ただ、本人は自らのアクが強すぎることをわかっているためかラジオで「この子はあたしの影に隠れるんだろうな」と懸念していたら、本当にそうなってしまったらしい。
ラジオ番組『VOICE CREW』で半年延長を記念して、一緒にパーソナリティを務めた斎藤千和とともに「coopee」（クーピー）を結成していた。
登場時には『ダース・ベイダーのテーマ』（『インペリアルマーチ』）が不可欠である。
2006年3月27日からゆりかもめ東京臨海新交通臨海線の新豊洲駅で、新豊洲駅の構内案内図・精算所・トイレの案内図の声を務めている。