森田健作
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森田 健作(もりた けんさく、1949年12月16日 - )は、東京都大田区出身の俳優、歌手、政治家。本名は鈴木 栄治(すずき えいじ)、愛称はモリケン,青春の巨匠。特技は剣道、柔道。サンミュージック所属で取締役。175cm。
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[編集] 経歴
- 1968年、正則高等学校卒業。1978年明治学院大学中退。
- 1969年に松竹映画『夕月』で俳優としてデビュー。同年、シングル『夕陽の恋人』(同名タイトル映画の主題歌)を発売し、歌手としてもデビューする。
- 1971年、日本テレビ系の人気青春ドラマ『おれは男だ!』に主演する。ドラマの中で特技の剣道も披露し、前向に突っ走る青年を熱演、青春のアイドルとして絶大な人気を博する。以来、青春映画、テレビドラマに数多く出演し、まさに「青春の巨匠」と呼ばれた。
- ブロマイドも爆発的に売れて、1971年、1972年、1974年の男性部門での年間売上実績がNo.1に輝いた。
- 歌手としても1971年『さらば涙と言おう』、1972年『友達よ泣くんじゃない』が大ヒットした。
- 1974年、不朽の名作といわれた映画『砂の器』で、若い刑事役を演じて好評を博した。以来、テレビ時代劇『大岡越前』など数々のドラマにも出演する。
- 1990年自宅を千葉県山武郡芝山町に建設する。
- 1992年には第16回参議院議員通常選挙に、東京都選挙区から無所属で立候補。連合主導で社会党、民社党、社民連の推薦を受け当選した。当選後特定の会派に所属しない約束で、覚書も締結していたが、選挙直後に森田は海外へ渡航して、約1ヶ月間、連合、社会党、社民連と連絡がとれない状況となり、帰国と同時に民社党入党を発表。連合は約束が違うと抗議声明を出した。民社党解党前の1994年には自民党に移籍。1994年6月の首班指名選挙では当時自民党総裁の河野洋平に投票。
- 1998年、新井将敬の自殺に伴う衆議院東京4区補欠選挙に立候補し当選。2000年の第42回総選挙では、自公保連立下の候補者調整により、自民公認漏れとなったが再選。2003年の第43回総選挙には不出馬。2003年秋には、辞職した土屋義彦埼玉県知事の辞職に伴う知事選への出馬をギリギリまで考えるが当時所属していた派閥の領袖山崎拓の説得で断念。2005年には千葉県知事選挙に立候補したが落選し、政治活動から身を引いた。ただ、同選挙での得票差が、わずか6000票差であったことから2009年の次回選挙に出馬するとの憶測も根強い。2002年の小泉純一郎首相初訪朝後に出演したテレビ朝日系ワイドスクランブルの中で、「どうして横田めぐみさん(拉致被害者)達を拉致した最大の実行犯が金正日だと誰もハッキリ言わないんですか!?」と激昂する一幕があった。
- 2003年より麗澤大学客員教授を務める。
- 2005年10月より、34年ぶりのラジオレギュラー番組、『森田健作 青春スピリット』(bayfm)のパーソナリティを担当することでも話題になった。
- また、2005年12月5日に社会人野球のクラブチーム「千葉熱血MAKING」を千葉県 (松戸市)を拠点に設立、阪神タイガースなどで活躍した若生智男が監督を務め、森田は総監督に就任。
- サンミュージック所属でありながら取締役も務めている事は余り知られていない(名義が本名の為)。事務所の後輩だった故・岡田有希子のことを妹の様に可愛がっており、また岡田の方も森田を兄の様に慕っていた。双方のラジオ番組にお互いゲストで出演する等しており、その為当時岡田がDJをしていたラジオ番組にはしばしば「ユッコ(岡田の愛称)は、森田さんのお嫁さんになっては?」というハガキが届いていたという。
1986年4月に岡田が自ら命を絶った際には、フジテレビのおはようナイスデイに出演し、涙ながらに後追い自殺を思い留まるよう青少年にメッセージを送った。
[編集] 出演作品
[編集] 映画
- 夕月(1969年)
- 夕陽の恋人(1969年)
- 夕陽に向かう
- 栄光の黒豹
- 夕陽が呼んだ男
- 花の不死鳥
- 三度笠だよ人生は
- 高校さすらい派
- 望郷
- 男じゃないか 闘志満々
- 愛ってなんだろう
- ひとつぶの涙(1973年)
- 涙のあとから微笑みが
- 東京ド真ン中
- 砂の器(1974年)
- はだしの青春
- 夜霧の訪問者
- 青春の構図
- 八甲田山
- 惑星大戦争(1977年)
- 皇帝のいない八月
- 赤穂城断絶
- 真田幸村の謀略
- 徳川一族の崩壊
- I am 日本人(2006年)
[編集] テレビドラマ
- おれは男だ!(1971年/日本テレビ)
- 青春をつっ走れ!(1972年/フジテレビ)
- あしたに駆けろ!(1972年/フジテレビ)
- おこれ!男だ(1973年/日本テレビ)
- 白い地平線(1975年/TBS)
- 男たちの旅路(1976年/NHK)
- 気まぐれ天使(1976年/日本テレビ)
- 銭形平次(フジテレビ)
- またまたどうなってるの!?・こんどはどうなってるの!?(関西テレビ)
- 必殺からくり人(1976年/朝日放送)
- 赤かぶ検事奮戦記シリーズ(1980年/朝日放送)
- 仕事人大集合(1982年/朝日放送)
- 水戸黄門(TBS・C.A.L.)
- 第13部(1983年)第26話「六十余州は日本晴れ・鹿児島・水戸」島津綱政役
- 第14部(1983年)第6話「恩讐越えたこけし人形・鳴子」 鵜島多三郎役
- 大岡越前(1984年-1990年/TBS)
- 江戸を斬る(TBS)
- 大忠臣蔵
- 風雲!真田幸村(1989年/テレビ東京)
[編集] バラエティ
- ベスト30歌謡曲(司会、テレビ朝日)
- プロ野球BOXシート(司会、1985年/日本テレビ)
- 森田健作の熱血テレビ(司会、1991年/テレビ朝日)
- 女38歳気になるテレビ(司会、1991年/テレビ朝日)
[編集] ラジオ
[編集] 発売作品
[編集] シングル
- 夕陽の恋人(1969年4月5日)映画『夕陽の恋人』の主題歌
- この夢を君に(1969年8月5日)
- あの時君は天使だった(1969年12月5日)
- さらば涙と言おう(1971年3月25日)ドラマ『おれは男だ!』の主題歌
- 青春の旅(1971年11月5日)
- 友達よ泣くんじゃない(1972年1月25日)最大のヒット曲
- 若い涙はみな熱い(1972年4月25日)ドラマ『青春をつっ走れ!』の主題歌
- 涙によろしく(1972年7月5日)ドラマ『あしたに駆けろ!』の主題歌
- 若者たち(1972年10月25日)ドラマ『あしたに駆けろ!』の挿入歌
- 青春に悔いはないか(1973年2月25日)ドラマ『おこれ!男だ』の主題歌
- さらば愛の日々(1973年6月25日)ドラマ『おこれ!男だ』の主題歌
- 青春のバラード(1973年10月5日)CMソング
- 涙のあとから微笑みが(1974年2月15日)映画『涙のあとから微笑みが』の主題歌
- 両手いっぱいの明日(1974年9月15日)CMソング
[編集] アルバム
- 情熱の嵐/青春に悔はないか(1973年)西城秀樹とのジョイント
- 情熱の嵐、夏の日の出来事、青春に賭けよう、チャンスは一度、恋の約束、恋する季節
- 青春に悔いはないか、若者たち、涙によろしく、若い涙はみな熱い、友達よ泣くんじゃない、青春の旅
[編集] 著書
- 『青春二十周年なのだ』(ネスコ) ISBN 4890367535
- 絵本『わくわくもりたのなかまたち』(森田塾出版) ISBN 4895030016 ほか
- 『批判するだけでは変わらない』(KKベストセラーズ) ISBN 4584008299
- 『もう少し努力してみないか』(日本能率協会マネジメントセンター) ISBN 4820711997
- 『家庭力』(日本実業出版社、2004年3月20日発売) ISBN 453403718X
[編集] 議員活動
- 1992年 参議院議員(東京選挙区)初当選
- 1996年 沖縄開発政務次官に就任
- 1997年 文部政務次官に就任
- 1998年 衆議院議員(東京4区)当選
- 1998年 文部政務次官に就任(2回目)
- 2000年 衆議院議員(東京4区)無所属で当選
- 2001年 自由民主党復党
- 2003年 選挙に出馬せず引退