滝川駅
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滝川駅(たきかわえき)は北海道滝川市栄町4丁目9にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅。また日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅でもある。
滝川市の代表駅で、函館本線から根室本線が分岐する。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線、島式ホーム2面4線と計3面5線をもつ地上駅。のりばは駅舎側から1、4、5、6、7番線となっており、2、3番線は中線である。
- のりば
- 1番線 - 根室本線 富良野・新得・帯広方面(貨物列車は2番線)
- 4番線 - 函館本線上り 岩見沢・札幌方面
- 5番線 - 函館本線上り 特急札幌方面
- 6番線 - 函館本線下り 特急旭川・稚内・網走方面
- 7番線 - 函館本線下り 深川・旭川方面
みどりの窓口(営業時間4時20分~22時30分)、自動改札機設置の直営駅。
[編集] 貨物駅
JR貨物の貨物駅は旅客駅南側、栄町1丁目15-2にある。コンテナ貨物の取扱駅で、12ftコンテナのみを取り扱う。
- 1面のコンテナホームと、140mほどの荷役線が1本ある。
- 1日1往復の札幌貨物ターミナル駅へ向かう貨物列車が設定されている(他に臨時列車の設定もあり)。
- かつては北海道電力滝川発電所(石炭火力発電所)への専用線があり、石炭輸送を行っていた。
[編集] 駅周辺
滝川市の中心に位置する。札沼線の新十津川駅とは3km程度しか離れておらず、同駅の無人化後は、滝川駅の職員が出向いて乗車券を販売していた時期もあった。滝川・新十津川間は北海道中央バスによるバスが連絡しているほか、徒歩でも移動が可能(約40分)である。
- 松尾ジンギスカン
- 滝川ターミナル(北海道中央バス、空知中央バス)
- かつてジェイ・アール北海道バスが滝川地区でバスを運行していた当時は、ジェイ・アール北海道バスの便は駅舎隣接のバスターミナルを利用していた。2003年の北海道中央バスへの移管と同時に、乗降場所が滝川ターミナルに統一された。なお駅舎隣接のバスターミナルがあった場所は、現在パーク&ライド用駐車場となっている。
- スマイルビル(旧西友滝川店)
- 焼肉食道園
- 札幌銀行滝川支店
- ホテルおい川
- 寿屋旅館
- 滝川市役所
- 滝川郵便局
- 滝川警察署
- 北海道滝川西高等学校
- 北海道滝川高等学校
- 北海道滝川工業高等学校
- 滝川インターチェンジ(道央自動車道)
- 石狩川
- 国道12号
- 日本一の直線道路(美唄市~滝川市)の北端があるため、その地点にはモニュメントがある。
- 国道38号
- 国道451号
[編集] 利用状況
北海道旅客鉄道によると、2004年度の1日平均乗車人員は1,524人である。
[編集] 歴史
- 1898年7月16日 - 北海道官設鉄道上川線の駅として開業。
- 1905年4月1日 - 官設鉄道に移管。
- 1913年11月10日 - 釧路本線(→根室本線)開業。
- 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道・日本貨物鉄道の駅となる。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
函館本線(小樽~旭川)
根室本線(滝川~新得)