花隈駅
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花隈駅(はなくまえき)は、兵庫県神戸市中央区にある神戸高速鉄道東西線の駅。現在は、全列車が停車する(かつて一時期、山陽電車の特急が通過した時代もあった)。
花隈駅 | |||
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ホームの様子 | |||
位置 | 北緯34度40分59.3秒東経135度11分03.2秒(日本測地系)、北緯34度41分10.9秒東経135度10分53秒(世界測地系) |
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地下駅である。改札口は東西1ヶ所ずつで、東改札は地下1階に、西改札は地上にある。ホームは地下2階にあり、阪急車に合わせて8両編成の停車が可能となっている。
[編集] のりば
- 高速神戸・新開地・山陽電鉄線方面行のりば
- 阪急神戸線直通 阪急三宮・西宮北口・大阪(阪急梅田)方面行のりば
- ※のりば番号は設定されていない。
[編集] 駅周辺
- 花隈駅ビル(東出口)株式会社神戸高速サービス本社がある。
- 花隈公園(花隈城跡) 東出口より東へ。
- 神戸モダン寺 西出口より西すぐ。
- 宇治川商店街 西出口より西約200m。
- 元町商店街 東西両出口より南すぐ。
- 元町高架下商店街 東西両出口南のJR神戸線高架下。
- 隈病院
- 神戸下山手郵便局 西出口より北西約400m。
神戸高速鉄道東西線は、花隈駅東方で地上に出る。かつては山陽電気鉄道西代駅東方にも地上区間があったが、同駅付近が地下化された現在、神戸高速鉄道全体でも唯一の地上区間となっている。但し坑口を出るやすぐ高架線となるため、踏切は無い。
[編集] 歴史
- 1968年(昭和43年)4月7日 神戸高速鉄道開通と同時に開業。
- 1995年(平成7年)1月17日 阪神・淡路大震災により被災。営業休止となる。
- 1995年(平成7年)2月6日 花隈~新開地間運転再開に伴い営業再開。
- 1995年(平成7年)6月1日 (阪急)三宮~花隈間運転再開。
- 1995年(平成7年)8月13日 新開地~高速長田間が開通し、神戸高速全線の運転が再開となる。
[編集] 特記事項
- 自動体外式除細動器(AED)が設置されている。
- 駅の西側に存在する上下線をつなぐポイントは、阪神・淡路大震災の際に当駅で折り返し運転を行うため設けられたものである。