高速長田駅
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高速長田駅(こうそくながたえき)は、兵庫県神戸市長田区にある神戸高速鉄道東西線の駅。「長田神社前」というサブネームがついている。
直通特急およびS特急を除く山陽電気鉄道からの乗り入れ列車は、当駅以東各駅停車となる。
国土交通省の計画のもと、2006年末から、エレベータやオストメイト対応トイレを設置するバリアフリー化工事が開始された。高速長田駅は、プラットホームからの避難経路が1か所しかない防災上問題のある地下駅だったことから、現在の改札口のやや東よりに、バリアフリーに対応した改札口を別に新設することで、バリアフリー化と防火対策を解決する計画である。なお、この工事は、震災で陥没した大開駅の復旧工事を除けば、神戸高速鉄道ではじめての大規模な改良工事である。
高速長田駅 | |||
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位置 | 北緯34度40分01.11秒東経135度09分01.91秒(世界測地系)、北緯34度39分49.5秒東経135度9分12秒(日本測地系) |
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地下駅である。改札・コンコースは地下1階、ホームは地下2階にある。改札口は1ヶ所のみ。なお、前述の神戸市営地下鉄長田駅とは改札外の地下連絡通路でつながっている。但し地下鉄への乗り継ぎは板宿駅の方が便利である。
[編集] のりば
- 新開地・高速神戸・三宮・大阪(梅田)方面行のりば
- 須磨・垂水・明石・姫路方面行のりば
- ※のりば番号は設定されていない。
[編集] 駅周辺
- 長田神社
- 長田商店街
公共施設
- 長田区役所
- 長田警察署
- 長田消防署
- 神戸長田神社通郵便局
学校
その他
[編集] 歴史
- 当駅開業前日までは、当駅から約100m西側の地上に、山陽電気鉄道本線の電鉄長田駅があった。
- 1995年(平成7年)1月17日 阪神・淡路大震災により被災。営業休止となる。
- 1995年(平成7年)6月18日 高速長田~(山陽)西代間運転再開に伴い営業再開。
- 1995年(平成7年)8月13日 新開地~高速長田間が開通し、神戸高速全線の運転が再開となる。
- 1999年(平成11年)12月1日 地元住民の長年の要求を受けて、「長田神社前」という副駅名を追加(同日、市営地下鉄長田駅でも同様の処置がなされた)。
[編集] 特記事項
- 自動体外式除細動器(AED)が設置されている。