茨城県立水戸桜ノ牧高等学校
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茨城県立水戸桜ノ牧高等学校 | |
国公私立の別 | 公立学校(都道府県立) |
設置者 | 茨城県(教育委員会) |
創立年月日 | 1982年(昭和57年) |
校訓 | 自律・創意・友愛 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制の課程 |
学科 | 普通科 |
単位制・学年制 | 学年制 |
所在地・連絡先 | |
所在地 | 〒310-0914 |
茨城県水戸市小吹町2070番地 | |
電話番号 | 029-243-3644 |
FAX番号 | 029-241-9642 |
外部リンク | 茨城県立水戸桜ノ牧高等学校 |
茨城県立水戸桜ノ牧高等学校(いばらきけんりつ みとさくらのまき こうとうがっこう)は、茨城県水戸市にある県立高等学校。略称は正式には水桜(すいおう)、通称牧高(まきこう)。 去年、履修不足が発覚した。
目次 |
[編集] 校名の由来
水戸市郊外に位置し、付近一帯は江戸時代、水戸藩主の徳川斉昭によって作られた御料牧場であった。その牧場の名が『桜野牧』であったことから、学校名が「水戸桜ノ牧」に定められ、また、校章も当時の「桜野牧御印」を使用している。
[編集] 概要
- 全日制普通科、1学年あたり8学級(320名)。計24学級(960名)。
- 毎年の入試倍率は推薦が2倍前後、一般は1.7~1.8倍と県立普通科高校の中では最高倍率校の1つである。
- 県内有数の進学校であることから、ほぼ全員が大学進学を希望しており、茨城大学、筑波大学、茨城県立医療大学、東京学芸大学を始め、国公立大学に毎年のべ70名程度、私立大学に毎年のべ400名程度が合格をしている。
- 部活動も大変盛んで、サッカー部、野球部、ソフトテニス部、水泳部、陸上競技部、書道部、吹奏楽部等が県大会で上位に入賞したり、インターハイに出場をしている。また、JRC部も毎年夏休みにモンゴル等への部員派遣を行うなど、主にボランティア活動を行っている。
- 2006年度の部活動の主な実績は、野球部が、第88回全国高校野球選手権大会の茨城県予選で、決勝進出を果たした。また、サッカー部、水泳部が、関東高校大会に出場。陸上部が、インターハイに出場をしている。
- 在学生は水戸市や周辺のひたちなか市、那珂市、笠間市、茨城町、大洗町等から通学してくる生徒が大半を占めているが、北は大子町、日立市、西は筑西市、桜川市、南は石岡市、鉾田市から通学してくる生徒もおり、通学区域は比較的広範囲である。
- 国道50号水戸バイパス沿いに位置し、バイパスを挟んで、水戸市民球場を含む水戸市総合運動公園がある。
[編集] 国際教育
- 国際教育に力を入れており、県立校では数少ないALT常駐校である。
- 毎年、「TOEIC Bridge」を全校生徒が受験している。
- 帰国子女の受け入れ校であり、海外の中学に在学・卒業した生徒も受験できる。
- 海外に姉妹校があり、毎年20名程度の生徒を短期交換留学生として派遣している。また、2年生の希望者を対象とした長期留学制度も整備されており、選考に通った生徒は9月~翌年7月の日程で姉妹校に派遣される。なお、長期留学生についてはその姉妹校で修得した単位がそのまま卒業単位として認められ、休学をすることなく卒業することができる。
- 毎年7月に、水戸市の姉妹都市である米国カリフォルニア州アナハイム市から学生親善大使として短期来日する高校生を受け入れ、授業への参加や生徒の家庭へのホームステイに便宜を図っている。
[編集] 通学手段など
- 生徒の主な通学手段
[編集] 出身著名人
- 鎌田雅人(ミュージシャン兼作曲家) - hitomiの「LOVE2000」を作曲し、第42回日本レコード大賞 優秀作品作曲賞受賞(2000年)。他、hitomi 「destiny」、KinKi Kids 「コ・ハ・ル・ビ・ヨ・リ」、sona 「会いたい」等を作曲・編曲。日本テレビ「歌スタ!!」のウタイビトハンター。