BMW・8シリーズ

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初代840Ci

BMW 8シリーズはドイツの自動車メーカーBMWが生産していたクーペタイプの高級車である。

事実上、6シリーズ（E24）の後継モデルとなり、グラントゥーリズモとしてクーペの最上位に位置づけられた。

しかし、2000kg近い車重にV12エンジンという従来のBMWにはないコンセプトはあまり受け入れられず、途中からV8モデルを追加し、末期はV8モデルのみが販売された。

BMW・M1以来のリトラクタブルヘッドライトを採用、CSLを彷彿させるサイドビューをもつ。

また、ボディはBピラーを持たないハードトップ形状であった為に、いずれカブリオレモデルがデビューするだろうと予測されていたが、メーカー純正のオープンモデルは遂に出る事は無かった。

1999年に8シリーズの生産が終了した後、BMWのラインナップにはクーペとしてM3のみが存在していたが、2004年に6シリーズ（E63）が復活した。

[編集] 歴史

初代840Ci

初代850i

[編集] 初代（1990年-1999年）E31

日本ではバブル景気であった1990年に「850i」が発売された。

1994年、「850i」を廃止、V8モデルの「840Ci」と「850i」の高性能版「850CSi」の2本立てに。

1996年2月、「850CSi」を廃止。8月、「840Ci」がM-インディビデュアル仕様になると同時にエンジンのトルクが若干向上した。

1999年、内装の装備を充実させた「840Ci リミテッド」を設定。最終モデルとなる。

[編集] 特徴・機構

日本での価格は1050万円（840i）、1450万円（850i）、1680万円（850CSi）であった。また、全車左ハンドルのみが用意されていた。
M-インディビデュアル仕様では外板色、内装色、素材等を完全にオーダーメイド制となり、M社で生産される。

[編集] 主なモデル

850CSi（1994年-1996年）

5.6L V型12気筒SOHCエンジン（381ps/56.1kgm）、6速MT、駆動方式はFR。
850i（1990年-1994年）

5.0L V型12気筒SOHCエンジン（300ps/45.9kgm）、4速AT、駆動方式はFR。
840Ci（1994年-1996年）

4.0L V型8気筒DOHCエンジン（286ps/40.8kgm）、5速AT、駆動方式はFR。
840Ci（1996年-1999年）

4.0L V型8気筒DOHCエンジン（286ps/42.8kgm）、5速AT、駆動方式はFR。

[編集] 競合車種

[編集] 関連項目

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BMW ロードカータイムライン, 1980年以降 表・話・編・歴

タイプ

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1980年代

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