BMW・X3

初代X3 3.0i

BMW・X3（エックススリー）は、ドイツの自動車メーカーBMWが製造するSUVタイプの高級車である。

BMWは、X3を上位のX5とともに、本格的なオフロードではなく、オンロードでのスポーティーな走りを想定した「SAV（Sports Activity Vehicle）」という新しいカテゴリに分類している。

エクステリアはX5をそのまま一回り小さくしたようなデザインであり、バンパーの一部は樹脂がむき出しになっているなど共通点が多数存在する。

また、全車駆動方式はフルタイム4WD（xDrive）、DSCを標準装備しているのもX5と同じである。

ドイツの自動車雑誌「オフロード」の読者投票で2007年のオフロードカー・オブ・ザ・イヤーに選出された。[1]

[編集] 歴史

初代X3

初代は2003年のフランクフルトショーで発表され、2004年から日本でも「2.5i」と「3.0i」の販売が始まった。

2005年11月、オプションの「M-Sport パッケージ」を設定。

2006年11月、マイナーチェンジ。ラインナップが「2.5si」と「3.0si」となる。エンジンとトランスミッションが変更を受け、出力アップと同時に燃費も向上した。

日本での価格は554-628万円。2006年のマイナーチェンジ前まで「3.0i」は左右ハンドルの選択が可能であり、「2.5i」には右ハンドルのみが設定されていた。マイナーチェンジ後は全車が右ハンドルのみとなった。
全車にオプションとしてM社製のエアロパーツ、サスペンション、アルミホイールを装備する「M-Sport パッケージ I/II」が用意されている。「M-Sport パッケージ I」はスポーツサスペンションを、「M-Sport パッケージ II」はオフロード志向のノーマルサスペンションを装備。