BMW
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BMW(独:ベー・エム・ヴェー 英:ビー・エム・ダブリュー)はドイツのバイエルン州ミュンヘンに本拠を置く自動二輪車及び四輪自動車メーカーである。本社ビルは、エンジンのシリンダーを模した円筒形を4つ組み合わせたような形をしており、vier Zylinder(フィア・ツィリンダー、英語でfour cylinders)と呼ばれる。
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[編集] 概要
BMWは「バイエルン原動機製造株式会社(Bayerische Motoren Werke AG)(バイエリッシェ・モトーレンヴェルケ・アーゲー。英称:Bavarian Motor Works バヴァーリアン・モーターワークス)」の略である。BMWは、メルセデス・ベンツ、アウディとならぶドイツ製高級車ブランドとして知られ、このほか現在は傘下に名声高い高級車ブランドの英国・ロールス・ロイスと、同じく英国の有名小型車ブランドMINIを持つ。
日本には現地法人として、千葉県千葉市美浜区(幕張新都心)に「ビー・エム・ダブリュー株式会社(BMW Japan)」を置く。
4輪車製造直後よりモータースポーツにも積極的で、現在もフォーミュラ1 (F1) にエンジンサプライヤーとして参加、2006年からはザウバー・チームを買収しBMWザウバーF1チームとして本格ワークス参戦している。
紛らわしい会社として、「EMW」がある。アイゼナッハ自動車株式会社の略。旧東ドイツの自動車製造会社で、旧東欧圏や北ヨーロッパにはよく輸出していた。
[編集] 経営状況
経営状況は非常に良いと言われ、既に40年以上赤字を出していないことで有名。 2003年度の世界市場での販売実績はBMWグループ全体として110万4916台。収入は415億2500万ユーロ。 日本市場での販売実績は4万9074台、うちBMWブランドが3万6539台で、MINIブランドが1万2535台であった。
[編集] 製品の特徴
スポーティーな車を製造することには定評があり、良質なハンドリングへのこだわりから、現在では非常に少ない小型FR車を生産しつづけ、FF車を生産していない、世界的にも稀な自動車メーカーとなっている。とはいえ、過去にはFF車を開発(FRからFFに転換)しようと試みたこともあり、それらの技術を基にしたことで、ローバーおよびミニブランドの新型車が比較的容易に開発できたことは、暗黙の事実である。
また、丸目四灯式(そもそもは二灯式+補助灯)のヘッドライトと「キドニー・グリル」と呼ばれる、腎臓(kidney)のような形をしたグリルをもつフロントマスクが有名であり、BMW車の大きな特徴の一つとされている。キドニー・グリルは、1933年に発表されたBMW初のオリジナル車「BMW303」から、イセッタおよびその派生車であるBMW 700を除いた全てのモデルに取り付けられている。
現在はクリス・バングルというアメリカ人チーフデザイナーが初代X5シリーズ以降に発売された全ての新型車のエクステリアデザインを担当している。しかし、BMW初のSUV(→BMW自身はSAVという新ジャンルだと頑なに主張)であるX5では目立たなかったのものの、フォーマルサルーンの筆頭格である7シリーズの新型車のデザインが、あまりにも奇抜すぎていたため、「バングルは、BMWを潰すためにメルセデスが送り込んだスパイだ」などといった、根っからのBMWファンをはじめとする、多くの人々から批判が寄せられた。しかし最近では、彼のデザインは批判されるどころか、同業他社に広く模倣され、絶賛する人々も増えているようである。
[編集] エンブレム
現在では自動車メーカーとして有名であるが、もともとは航空機用エンジンのメーカーであった。エンブレムに過去に航空機エンジンメーカーであった名残を見ることができる。BMWのエンブレムは、黒く縁取った円の中央を十字に四等分し、点対象に青と白に塗り分けたデザインである。色はバイエルン王家のヴィッテルスバッハ家の紋章に由来する旧バイエルン王国(現在は州)の国旗に由来する。(同時にバイエルン地方の青い空と白い雲を表す)円と十字は飛行機の回転するプロペラを表している。エンブレムのデザインは過去に何度か微妙に変わっているが、基本的な部分は変わらない。かつては黒い縁取りの外縁部に歯車の歯が描かれていたが、現在はなくなっている。
[編集] その他
ヴィッテルスバッハ家の末裔バイエルン候プリンツ・レオポルド・ヴィッテルスバッハ・フォン・バイエルンは度々BMWのレーシングドライバーとして活躍している。
大阪府堺市には「カメラのドイ」創業者、故・土居君雄が新婚時代に堺市(浜寺)にて生活していたゆかりで、夫人・満里恵からコレクションしていた約50台のBMWが寄贈され、財団法人 堺市文化振興財団の手によって保存されている。
ドイツ本国およびアメリカ・オーストリア以外での生産車として、日本市場向けの3シリーズのほぼすべては南アフリカ製である。ちなみに、メルセデスのCクラスも同様である。
[編集] 歴史
- 1917年社名をBMW(Bayerische Motoren Werke)に改称。
- 1923年に2輪車の製造を開始。
- 1928年にゴータ社からアイゼナハ製造工場を買収し、BMWアイゼナハ工場とする。
- 1929年に4輪車"3/15 PS"(BMW Dixi)の製造を開始。英国オースチン社オースチン・セブンのライセンス生産。
- 1932年に自社開発4輪車"3/20 AM 1"の製造を開始。
- 1942年世界初のジェット戦闘機Me262用ジェットエンジン、BMW003開発。
- 1945年連合国から第二次世界大戦中の航空機やロケットの生産を理由に3年間の操業停止処分を受ける。アイゼナハ工場はソ連の占領機関に接収される。
- 1948年操業再開、単気筒2輪車R24を発売。アイゼナハ工場が東ドイツ国営企業となり、BMWブランドの車両を製造(1948-51)(BMWブランドが使えなくなるとのちEMW(1951-53)、そして最終的にAWE(1953-1991)となる)。
- 1951年501にて戦後4輪車の製造を再開。
- 1955年イタリアのイゾ社バブルカー(超小型乗用車)イセッタ (Isetta) をライセンス生産し、発売する。
- 1962年小型乗用車1500を発表。量産車としては世界初のモノコック構造のボディーを採用する。ノイエクラッセ(新しいクラス)と呼ばれスポーティかつコンパクトという以後のBMWのコンセプトを確立する。
- 1965年BMWトリープヴェルク社を売却。以後25年間航空機エンジンの生産を中断。
- 1972年初代5シリーズ(モデルコードE12)を発表。
- 1973年世界で初めてのターボチャージャーエンジン搭載量産車BMW2002Turboの生産開始。
- 1975年初代3シリーズ(モデルコードE21)発表。
- 1976年初代6シリーズ(モデルコードE24)発表。
- 1977年初代7シリーズ(モデルコードE23)発表。
- 1981年日本法人「ビー・エム・ダブリュー株式会社」(BMWジャパン)創設。
- 1990年イギリス、ロールス・ロイス社航空部門と提携しBMW-ロールス・ロイス社を設立、航空機エンジン生産を再開。
- 1994年イギリス、ローバーグループを買収。
またロールス・ロイス社の乗用車生産部門とも提携し、エンジンの供給を開始。
- 1998年ヴィッカーズよりロールス・ロイスを3億4,000万ポンドで買収する事が決定するも後にフォルクスワーゲングループが買収する事になり事態が混乱する。(ロールス・ロイスの項参照)
- 2000年ローバーグループブランドのMini、ライレー(Riley)、トライアンフ(Triumph)を手元に残し、ランドローバーブランドをアメリカのフォードに、残りの全てをイギリスの出資グループフェニックス・コンソーシアムに売却した。フェニックスはMGローバーを設立した。
- 2001年新生MINI発表。
[編集] 主な車種
[編集] 4輪モデル名について
近年のBMW生産モデル名は原則として318、525等の3桁の数字であらわされている。この3桁のモデル名は1972年発表の5シリーズからのネーミングである。3桁の最初の数字は車種区分を表し、かつては3、5、7、8の4種類であったが、現行では1、3、5、6、7の5種類である。
シリーズを表す最初の数字以下の2桁は、かつては排気量のデシリットル表記(2,500ccならば、○25)を表していた。しかし、現在では下2桁の数字は「数値が示す排気量並の出力を表す」と言う事になっており、表記と実際の排気量が異なっている例がある。 その中でも、数値が実際の排気量より小さい例と、大きい例があり、その位置付けが微妙に異なっている。
実際の排気量より小さい表記の例としては、現行E90型3シリーズの323iがある。 数字は323でも、実際の排気量は2.5ℓであり、本来の排気量に沿った表記であれば325iとなる所であるが、同じE90系に325iという名のモデルもあり、両車共に同じ2.5ℓエンジンを搭載している。 ただし、325iが出力160kwであるのに対し、323iでは出力130kwであり、323iは325iに比べ若干ディチューンされたエンジンが搭載されている。 1シリーズの118iと120iも同様の例であり、数値を少なく表記するのは同排気量モデルの廉価版と言う意味合いが強い。
逆に実際の排気量よりも大きな数値になっている例もある。 こちらは、同排気量のモデルの高性能版としての位置付けであり、古くは初代7シリーズの735iと745iがあり、745iは、735iのターボモデルであった。 現在では、330iと、335iがその関係に当り、どちらも排気量3ℓのガソリンエンジンであるが、330iが自然吸気で出力190kw、335iがツインターボで出力225kwとなっている。 ディーゼルモデルでの同様の例が530dと535dである。どちらも同じ3ℓディーゼルターボであるが、530dがシングルターボで出力170kw、535dがツインターボで出力200kWである。
また末尾のアルファベットは
- i :インジェクション仕様
- d :ディーゼル仕様
- h :水素エンジン仕様
- is:高性能インジェクション仕様
- x :四輪駆動モデル
- ti:ツーリングインターナショナル。現行車種ではコンパクトボディ。
- C :クーペボディ
- L :ロングホイールベースモデル
- z :ロードスター2シーター、オープン※zはドイツ語でZukunft(未来)を表す
を意味している。
例: 530i → ボディサイズ5シリーズ、排気量3L、インジェクション仕様
ただし、SAV(スポーツ・アクティブ・ヴィークル、SUVのBMWでの呼称)やロードスターに関しては、 (アルファベット)+(1桁数字)-(排気量(L)) の表記が用いられている。このアルファベットはボディタイプをあらわす。
例: Z4 2.5i →ロードスター、排気量2.5L、インジェクション仕様
[編集] 過去の4輪モデル
過去の4輪モデルに関しては、各モデルの項を参照のこと。
イセッタ 、BMW 600、BMW 700、ノイエクラッセ、BMW・1シリーズ、BMW・3シリーズ、BMW・5シリーズ、BMW・6シリーズ、BMW・7シリーズ、BMW・8シリーズ、BMW・Xシリーズ、BMW・Zシリーズ またMモデルに関してはM Gmbhの項を参照。
[編集] 現行4輪
[編集] 1シリーズ モデルコードE87(2004年~)
今のところ5ドアハッチバックのみ。 このクラスの現行型としてはめずらしいFRを採用。
- 116i
- 118i
- 120i
- 130i M-Sport
[編集] New3シリーズ モデルコードE90&E91(2005年~)
サルーン(セダン)およびツーリング(ステーションワゴン)が存在する。スタンダードモデルにMスポーツパッケージ、ハイラインパッケージを選択できる。四輪駆動モデルはxi、現在のところ日本では330xiのみ販売されている。また320iのみ6速マニュアルが正規輸入されている。 エクステリア・デザイナーは日本人のジョージ・永島。本名:永島穣司。
- 320i、323i、325i、330i(2006年まで)、335i 、330xi(セダン)
- 320iツーリング、325iツーリング、335iツーリング
[編集] New3シリーズクーペ モデルコードE92(2006年~)
今は335iのみであるが330i 325i 320iも登場するという噂もある。日本導入は6速ATのみで、パドルシフトは装備されていない。701万円~
- 335i
[編集] 5シリーズ モデルコードE60&E61(2003年~)
サルーン(セダン)およびツーリング(ステーションワゴン)。 2005年後期モデルから525i、530iのエンジンがE-90と同じマグネシウム合金製のN52に変更された。
- 525i、530i、540i、550i(サルーン)
- 525i、530i、550i(ツーリング)
[編集] 6シリーズ モデルコードE63&E64(2004年~)
- 630i
- 650i
- 650iカブリオレ
[編集] 7シリーズ モデルコードE65&E66(2001年~)
サルーン(セダン、E65)、ロングホイールベースサルーン(E66)
- 740i、750i (E65)
- 750Li、760Li (E66)
- 750iL(E38)は、映画007シリーズ『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』のボンドカー。
[編集] X3 モデルコードE83(2004年~)
SUV 2007年モデルよりマイナーチェンジしNEWエンジン、6AT、バンパーデザイン等が変更となり、2.5si、3.0siとなった。
- X3 2.5si
- X3 3.0si
[編集] X5 モデルコードE53(2000年~)
SUV 2007年にフルモデルチェンジする。
- X5 3.0i
- X5 4.4i
- X5 4.8is
[編集] Z4 モデルコードE85(2002年~)
2座席ロードスター
- Z4ロードスター 2.5i
- Z4ロードスター 3.0si
- Z4クーペ 3.0si
[編集] Mモデル
BMWのモータースポーツ関連研究開発部門子会社であるエム・有限責任会社(M GmbH。以下M社。旧BMWモータースポーツ社)によりBMWの通常モデルに大幅に手を加え、高い走行性能を与えられたモデル。旧モデルでは生産もM社で行われていたが現行モデルでは開発はM社、生産はBMWで行われている。
- M3(クーペ、カブリオレ、セダン)
- 旧型モデル(E46)のカブリオレは日本では発売されていない。同じくセダンモデルは実用性の面からクーペモデルよりも拡販が見込めると思われるが、現在のところ日本には輸入されていない。なお、M3には次の派生モデルがある。
- M3 CSL(E46)
- カーボンファイバー強化プラスチックを導入したM3の軽量モデル。日本にも輸入されているが極めて稀少。日本国内販売価格は1150万円。
- M3 GTR(E46)
- レーシング用に開発されたM3のGTモデル。ニュルブルクリンク24時間レースで活躍している。ヨーロッパの公道仕様(最高エンジン出力、最低地上高等の規制)を満たしていないため一般には発売されていないが、公道用にデチューンされたM3 GTRストリートが存在する。発売当初の価格は25万ユーロ。
- M5(セダン)
- M6 (クーペ)
- M6 (Cabriolet)
- M Roadster
- M Coupe
[編集] 2輪
BMWの2輪は他の2輪とは異なる機構を採用している例が多いのが特徴である。特に水平対向2気筒エンジン、乾式単板クラッチ、シャフトドライブ、このいずれかを採用しているものが多い。
- 水平対向2気筒エンジン
- シャフトドライブ
- 発進時のテールリフトが嫌われるため、日本車では一部の2輪車にしか装備されていないが、BMWではFシリーズを除く全車がシャフトドライブモデルである。チェーンの長さ調整・交換が必要ないこと、チェーンの摺動によるパワーロスがないことが利点である。
- 乾式単板クラッチ
- 他社製で一般的な湿式多板クラッチではパワーロスが出るため、4輪車で一般的なこの方式を採用している。上のシャフトドライブと合わせ、BMWは「2輪だから4輪とは違う機構で」と言う考え方を持たない点がホンダ・スズキ等と大きく異なっている。
以下の新機軸は1980年代に大幅に大型化されたエンジン「R259」とともに全車に装備されている(Fシリーズを除く)。
- テレレバーフロントサスペンション
- ブレーキングによるフロントの沈み込みを抑えるため、フォークの伸縮(テレスコピック)ではなく、前輪が跳ね上がる形で衝撃を吸収するサスペンション。フロントが沈み込むと、キャスター角が変わるためにハンドリングが変化してしまう。これを避けるために開発された物である。
- デュオレバーフロントサスペンション
- 車のダブルウィッシュボーン方式のような形で、原型はホサックフォークと言われている。テレレバーよりもコンパクトであり剛性が高い。
- パラレバーリアサスペンション
- 発進時のテールリフトを抑えるために開発された。
名称は「エンジン形式/排気量/使用用途別分類記号」が主に採用されている。しかし、「HP2」のように例外もある。主な使用用途の記号は下記に記す。
- 「S」 - スポーツ
- 「R」 - ネイキッド
- 「GS」 - デュアルパーパス
- 「RT」
- 「LT」
[編集] Rシリーズ(水平対向2気筒エンジン)
- R1200GS
- R1200ST
- R1200RT
- R1150GS
- R1200C
- R1150RT
- R1150RS
- R1100S - スポーツモデル
- R1150R
- R1150Rockstar
- R850R
[編集] Kシリーズ(直列4気筒エンジン)
Kシリーズで採用されているエンジンには2つある。一つはクランク縦置き構造、もう一つはクランク横置き構造のエンジンである。
<縦置き>
- K1200RS
- K1200GT
- K1200LT
<横置き>
- K1200S - BMWの二輪では初めての横置き4気筒。
- K1200R - K1200Sのネイキッド版。
K1200SはKシリーズ初の横置きクランク直列エンジンとなった。 しかし、シャフトドライブを継続採用している。
[編集] F650シリーズ(単気筒エンジン)
- F650 - 1994年に単気筒モデルとして登場。 エンジンはROTAX社製で、組み立てはアプリリアが行っていた。
ファンデューロというオン・オフ兼用モデルと、ストラーダというオンロード寄りのモデルが発売された。
- F650GS - 2000年にインジェクションを装備したGSが発売された。 フレームなど、エンジン以外はすべて新設計となっている。
前輪に21インチタイヤを装備した、よりオフロード向けのダカールと呼ばれる特別仕様車もある。
- F650CS - 前後17インチのキャストホイール、ベルトドライブを採用したオンロード向けのモデル。 街乗りに適する。 2006年に販売が終了した。
今後は、本国で発売されている並列2気筒モデル「F800シリーズ」に移っていく可能性が高い。
[編集] HP2
- HP2
[編集] その他
- C1 - シートベルトを着用することでヘルメットを着用する必要を無くした屋根付きスクーター。ただし日本の法律ではヘルメットを着用しなければならないがヘルメットを着用すると安全性が下がるというデータがある。→BMW C1 (ドイツ語版)
[編集] 航空機
- フォッケウルフFw190
- 第二次世界大戦時にBMW 801エンジンを搭載した戦闘機
- メッサーシュミットMe262
- 第二次大戦末期にBMW 003ジェットエンジンを搭載した戦闘機
BMWは第二次世界大戦でドイツ国防軍にオートバイと車両、そしてドイツ空軍には航空機用のエンジンを供給した。1945年までにBMW 801は30,000基以上が製造され、ジェットエンジンのBMW 003を始め、ロケット技術の研究も行った。戦時中に強制収容所の収容所にいた25,000から30,000人の捕虜を労働させたと言われている。終戦までにBMWの工場は爆撃を受け、東部ドイツの工場はソビエト連邦に占領された。
[編集] 関連項目
- ドイツ車
- ユーロNCAP
- フォーミュラ・BMW
- 三井住友VISA太平洋マスターズ(優勝者副賞贈呈車)
[編集] 関連会社
[編集] 技術
[編集] その他
[編集] 外部リンク
[編集] 専門サイト、オーナーズクラブ
[編集] 博物館
BMW ロードカータイムライン, 1950年代-1980年代 | Next -> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
タイプ | シリーズ | 1950年代 | 1960年代 | 1970年代 | 1980年代 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||||||
マイクロカー | Isetta | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ハッチバック | 600 | LS/700 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コンパクトセダン | 3シリーズ | 1602/2002/1502 | E21 | E30 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ミドルサイズセダン | 5シリーズ | 1500/1800/2000 | E12 | E28 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
フルサイズセダン | 7シリーズ | 501 | 502 | 3200 S |
E3 | E23 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
クーペ | 6シリーズ | 503 | 3200 CS |
2000CS | E9 | E24 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ロードスター | 507 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Mモデル | M1 | E26 |
<- Previous | BMW ロードカータイムライン, 1980年以降 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
タイプ | シリーズ | 1980年代 | 1990年代 | 2000年代 | 2010年代 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||||
ハッチバック | MINI | R50/R53 | R52/R56 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1シリーズ | E87 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コンパクトセダン | 3シリーズ | E21 | E30 | E36 | E46 | E90-E93 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ミドルサイズセダン | 5シリーズ | E12 | E28 | E34 | E39 | E60/E61 | F10/F11 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
フルサイズセダン | 7シリーズ | E23 | E32 | E38 | E65/E66 | F01/F02 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
クーペ | 6シリーズ | E24 | E63/E64 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
8シリーズ | E31 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ロードスター | Zシリーズ | Z1 | E36/7 | E85 | Z2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
E52 | Z10 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
クロスオーバー SUV |
X3 | E83 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
X5 | E53 | E70 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Mモデル | M1 | E26 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
M3 | E30 | E36 | E46 | E92 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
M5 | E34 | E39 | E60 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
M6 | E24 | E63 |
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