アフターコロニーの機動兵器
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アフターコロニーの機動兵器(アフターコロニーのきどうへいき)では、テレビアニメ『新機動戦記ガンダムW』を始めとするアフターコロニーを舞台とする作品に登場する機動兵器(モビルスーツ(MS)およびモビルドール(MD)等)の機体について述べる。順番は型式番号順。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] コロニー側反連合 / ガンダムパイロット
各機体の詳細は個別項目を参照。
- XXXG-01W0 ウイングガンダムゼロ
- XXXG-01W ウイングガンダム
- XXXG-01D ガンダムデスサイズ
- XXXG-01D2 ガンダムデスサイズヘル
- XXXG-01H ガンダムヘビーアームズ
- XXXG-01H2 ガンダムヘビーアームズ改
- XXXG-01SR ガンダムサンドロック
- XXXG-01SR2 ガンダムサンドロック改
- XXXG-01S シェンロンガンダム
- XXXG-01S2 アルトロンガンダム
[編集] OZ / 地球圏統一連合軍
以下の機体の詳細は個別項目を参照。
- OZ-00MS トールギス
- OZ-00MS2 トールギスII
- OZ-00MS2B トールギスIII(プリペンダー所属機)
- OZ-06MS リーオー
- OZ-12SMS トーラス
- OZ-13MSX1 ヴァイエイト
- OZ-13MSX2 メリクリウス
- OZ-13MSガンダムエピオン
- OZ-14MSガンダムアクエリアス
- OZ-02MD ビルゴ
[編集] トラゴス
トラゴス | |
型式番号 | OZ-07MS |
建造者 | OZ |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 13.8m |
本体重量 | 7.7t |
装甲 | チタニュウム合金 |
武装 | ビームライフル キャノン砲×2 |
アビリティレベル | ファイティングアビリティ:レベル90 ウエポンズアビリティ:レベル110 スピードアビリティ:レベル110 パワーアビリティ:レベル110 アーマードアビリティ:レベル110 |
主な搭乗者 | OZ/統一連合軍一般兵 アウダ(マグアナック隊員) |
トラゴス (Tragos) は、リーオーをベースに開発した陸戦用・砲戦用量産型MSである。OZのMSの名称の多くは黄道十二星座に因んだ命名がされており、この機体はやぎ座(Tragos: ラテン語で「雄山羊」)が由来となっている(型式番号:OZ-07MS)。
両肩にキャノン砲、下半身にホバーユニットを装備しリーオー等の支援を行う事が多いが、キャノンとホバーユニットを排除して二足歩行の格闘戦態勢に移行する事も可能。地味ではあるが、火力は意外と高い。
[編集] 劇中での活躍
初登場はテレビシリーズ第1話。テレビシリーズ前半ではリーオーと共に戦う姿がよく見られた。量産機の中でもかなり火力の高い部類に属し、砲戦で中東軍の マグアナックや オリファントを圧倒している。しかし汎用性の低さの為か、テレビシリーズ後半には登場しなかった。
ゲームの攻略本などでは「全ユニット中一番使えない!」など酷評されている。
[編集] エアリーズ
エアリーズ | |
型式番号 | OZ-07AMS |
建造元 | OZ |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 16.9m |
本体重量 | 8.0t |
装甲 | チタニュウム合金 |
武装 | チェーンライフル ミサイルポッド |
アビリティレベル | ファイティングアビリティ:レベル100 ウエポンズアビリティ:レベル110 スピードアビリティ:レベル110 パワーアビリティ:レベル90 アーマードアビリティ:レベル90 |
主な搭乗者 | ワーカー ルクレツィア・ノイン ミュラー アハト調査官 カトル・ラバーバ・ウィナー |
エアリーズ (Aries) は、OZが開発した空戦用MSである。機体名の由来はおひつじ座(アリエス、Aries)から。カラーリングはOZ一般機が黒、OZ指揮官機がモスグリーン、統一連合軍が灰青色(型式番号:OZ-07AMS)。
脚部を収納後、背部のリフターにより大気圏内で飛行が可能。高い機動力を誇るが装甲・攻撃力の面ではリーオーに若干劣る。
武装はチェーンライフルとミサイルポッド。共に両腕の他 両翼パイロンにも懸架可能であり、その状態での発射も可能。
[編集] 劇中での活躍
初登場はテレビシリーズ第1話。ウイングガンダムに劇中で最初に撃墜された機体でもある。ルクレツィア・ノインがこの機体で シェンロンガンダムに挑んだ事があったが、歯が立たなかった。他、カトル・ラバーバ・ウィナーが一度だけ搭乗している。
この機体は連合軍にはあまり供与されておらず、連合崩壊前はスペシャルズ(連合軍内でのOZの呼称)が半ば独占的に使用していた。オペレーション・デイブレイク後はOZのMS戦力の一翼として、リーオー主体の旧連合軍を圧倒した。戦争前半はリーオーと共に大量に生産・使用されたが、MDの誕生と共に主力の座から徐々に姿を消していった。
[編集] キャンサー
キャンサー | |
型式番号 | OZ-08MMS |
建造者 | OZ |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 16.9m |
本体重量 | 8.2t |
装甲 | チタニュウム合金 |
武装 | 魚雷×4 |
アビリティレベル | ファイティングアビリティ:レベル90 ウエポンズアビリティ:レベル100 スピードアビリティ:レベル110 パワーアビリティ:レベル110 アーマードアビリティ:レベル110 |
主な搭乗者 | アレックス |
キャンサー (Cancer) は、OZが開発した水中用量産型MS。初登場はテレビシリーズ第2話。名前の由来はかに座(型式番号:OZ-08MMS)。
活動範囲を水中に限定した為脚部を持たない。格闘戦を含めた水中での戦闘能力に優れる他、対空・対地の支援攻撃も可能。攻撃任務や艦隊の護衛任務等において大量に投入され、OZの海洋戦力の主役を務めた。
キャンサー、及びパイシーズは物語開始時点でのOZの水中用MSの最新型であり、当時これらが未供給だった統一連合海軍ではキャンサーのアーキタイプ(第2話のみ登場・詳細不明)と思しき機体が使われていた。
カラーリングはOZが赤、統一連合軍が青緑色。
[編集] パイシーズ
パイシーズ | |
型式番号 | OZ-09MMS |
建造者 | OZ |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 16.0m |
本体重量 | 7.4t |
装甲 | チタニュウム合金 |
武装 | 魚雷×12 対潜水艦爆弾 |
アビリティレベル | ファイティングアビリティ:レベル90 ウエポンズアビリティ:レベル110 スピードアビリティ:レベル100 パワーアビリティ:レベル100 アーマードアビリティ:レベル100 |
主な搭乗者 | サリィ・ポォ ルクレツィア・ノイン |
パイシーズ (Pisces) は、キャンサーとともにOZが開発した量産型水中用MS。名称の由来はうお座。初登場はテレビシリーズ第2話(型式番号:OZ-09MMS)。
連合海軍の主力で、対艦・対MS等の水中戦闘から深海作業まで幅広い任務に対応出来る。双胴潜水艦に似た巡航モードへの変形機能や作業用のマニピュレーターを備えており、キャンサーに比べて汎用性が高い。火力ではキャンサーに劣るが運用の柔軟さで勝る為、作業や特殊任務に多く用いられた。
[編集] ハイドラガンダム
ハイドラガンダム | |
型式番号 | OZ-15AGX |
建造 | OZプライズ |
生産形態 | 試作機 |
全高 | 24.6m |
本体重量 | 21.7t |
装甲材質 | ガンダニュウム合金 |
武装 | バスターキャノン ビームソード EMFシールド ショルダークロー |
主な搭乗者 | ヴァルダー・ファーキル |
ハイドラガンダム (Hydra Gundam) は、本来は地球に降下した5機のガンダムの対抗兵器として開発されていた精神感応型可変高機動試作MSで、ガンダムエピオンに対抗すべく開発された。『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』に登場。設定上アフターウォー世界に属するともいわれるゲーム『ガンダム・ザ・バトルマスター2』にも登場する(型式番号:OZ-15AGX)。
『機動戦士ガンダム』に登場したジオングの様な高機動モビルアーマー(MA)に変形出来る。また、パイロットの精神と直結したセンサーシステムで空間的に敵の位置を把握出来る。
肩が接続したまま砲台としても使えるインコムとなっており、他にも強力なビーム砲であるバスターカノンを搭載している。ガンダムエピオンを敵として開発されただけの事はあり、基本性能も高い。
[編集] スコーピオ
スコーピオ | |
型式番号 | OZ-16MSX-D |
所属 | P3(パーフェクト・ピース・ピープル) |
建造 | OZ |
生産形態 | 試作機 |
全高 | 23.5m |
本体重量 | 17.8t |
装甲材質 | ガンダニュウム合金 |
武装 | ビームベイオネット×1(MA形態時×2) A.S.プラネイトディフェンサー×1 ヒートロッド×1((MA形態時のみ) マイクロミサイル×30 |
主な搭乗者 | ビクター・ゲインツ |
スコーピオ (Scorpio) は、OZの技術士官ツバロフ特佐が廃棄コロニーを改修して造り上げたモビルドール製造プラント「ウルカヌス」を防衛する為に造られた要塞防衛用の重装甲巨大可変MS。ときた洸一著の漫画作品『新機動戦記ガンダムW BATTLEFIELD OF PACIFIST』に登場。名の由来は黄道十二星座の8番目の星座さそり座から(型式番号:OZ-16MSX-D)。
機動性に長けたMA形態と白兵戦に長けたMS形態の二つの姿を持ち、ビームサーベルとビームライフルの性能を兼ねた銃剣ビームベイオネットを初め遠近両面に隙の無い攻撃能力を誇り、防御に関してもメリクリウスやビルゴにも装備されたプラネイトディフェンサーを強化大型化したA.S.プラネイトディフェンサーを装備している。
単機のMSとしては最強に近い機体ではあるが、その巨体故に量産化は見送られ試作機が一機製造されたのみで開発は中断している。
通常はMDとして稼動しており、ウルカヌスに接近する物には「番犬」として容赦の無い攻撃を仕掛けてくるが、「56WI」と言う解除コードを送信する事で指令系統を支配し、通常のMSとしても運用出来る様になっている。
[編集] 劇中での活躍
元来スコーピオの解除コードはツバロフ特佐とデルマイユ公爵しか知らないOZの最重要機密事項だったが、ウルカヌスを制圧しその力を我がものにしようと目論むパーフェクト・ピース・ピープル代表ビクター・ゲインツは、OZの士官であるブローデン二級特佐の元に潜入させていた配下のクレメンツを通じウルカヌスに関する情報を入手。スコーピオを掌握する事に成功する。
だがデルマイユ公爵の孫娘であるドロシー・カタロニアから同様の情報を得たヒイロ・ユイ、及びヒイロからウルカヌスの座標位置を知らされたデュオ・マックスウェル、トロワ・バートン、カトル・ラバーバ・ウィナー、更にブローデン二級特佐と行動を共にしていた張五飛らが駆る5機のガンダムと遭遇。これと交戦するも敗北しウイングガンダムゼロのツインバスターライフルによって破壊された。
[編集] マグアナック隊
[編集] マグアナック
マグアナック | |
型式番号 | WMS-03 |
建造元 | 中東諸国 |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 16.4m |
本体重量 | 7.4t |
装甲 | チタニュウム合金 |
武装 | ビームライフル ヒートトマホーク シールド バルカン砲×2(ラシード機) クロー(アウダ機) |
アビリティレベル | ファイティングアビリティ:レベル110 ウエポンズアビリティ:レベル110 スピードアビリティ:レベル100 パワーアビリティ:レベル100 アーマードアビリティ:レベル100 ※機体によって若干の差異あり |
主な搭乗者 | ラシード・クラマ(隊長) アウダ アフマド アブドゥール マグアナック隊隊員 |
マグアナック (Maganac) は、中東諸国がOZに対抗する為独自に開発した量産型である。機種名の「マグアナック」はタガログ語(ピリピノ)で「家族」の意(型式番号:WMS-03)。
局地対応型で砂漠では高い戦闘力を持ち、主武装のビームライフルの威力はリーオーのそれを上回る。地上では主にカトル・ラバーバ・ウィナーの乗機ガンダムサンドロックと行動を共にしている。
汎用性も高く、多少の改修で宇宙戦にも対応出来る他、同じく同部隊が使用する砲撃戦用MS「オリファント」とパーツの互換性を有している。マグアナック隊は40機のマグアナックで構成されており、ベース機は同一であるが、40機全てが各パイロットによるカスタマイズが加えられている為1機として同一の機体は存在しない。劇中では20体以上のバリエーションが確認出来、内4機はパイロットが判明している。
隊長であるラシード機は関節部の装甲の強化と角飾り及び頭部バルカン増設が、その他の隊員の機体はアウダ機が左腕にガンダニウム合金製クローを装備、アブドゥール機は上半身の装甲の大幅な強化とサブカメラの増設が、アフマド機は高機動型バックパックへの換装がそれぞれ行われている。他、腕部一体型のビーム砲を持つ機体や両肩に砲を持つ機体等も見られた。マグアナック隊はカトルのサンドロックに付き従い、誰一人欠ける事無くサンクキングダム攻防戦や宇宙での最終決戦といった激戦を戦い抜いた。
OVA『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』では一瞬だけマントを羽織った状態で登場している。カラーリングはテレビシリーズのものが 茶色+黄土色、OVAでは 灰色+額にコブラの徽章。
- メカデザインは石垣純哉(『Endless Waltz』登場のものは不明)。
[編集] オリファント
オリファント | |
型式番号 | WMS-04 |
建造元 | 中東諸国 |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 13.6m |
本体重量 | 7.8t |
装甲 | チタニュウム合金 |
武装 | ビームキャノン ガトリングガン |
アビリティレベル | ファイティングアビリティ:レベル110 ウエポンズアビリティ:レベル110 スピードアビリティ:レベル110 パワーアビリティ:レベル100 アーマードアビリティ:レベル110 |
主な搭乗者 | マグアナック隊隊員 |
オリファント (Olifant)は、中東諸国がOZに対抗するため独自に開発した支援用量産型MS。テレビシリーズ第11話のみに登場(型式番号:WMS-04)。
砲撃戦に特化した機体で、ホバー走行で移動しマグアナック隊の支援を行う。マニピュレーターは持たず、代わりに固定装備の銃器類が機体上部に配されている。
- メカデザインはマグアナック同様石垣純哉。石垣は最初「普通の重MS」でデザインする予定だったが、池田監督の「戦車の様なイメージ」という言葉を聞き、2つを足して2で割って出来たのがあのデザイン、との事である。
en:WMS-03 Maganac#WMS-04 Olifant
[編集] マリーメイア軍
[編集] サーペント
サーペント | |
型式番号 | MMS-01 |
所属 | マリーメイア軍 |
建造 | バートン財団 |
生産形態 | 量産機 |
全高 | 16.6m |
本体重量 | 8.6t |
ジェネレータ出力 | 2,998kw |
スラスター総推力 | 72,030kg |
装甲材質 | ネオ・チタニュウム合金 |
武装 | 肩部8連装ミサイルランチャー×2(ミサイル×16) ダブルガトリングガン×1 ビームキャノン×1 実体弾式バズーカ×1 |
主な搭乗者 | トロワ・バートン マリーメイア軍兵士 |
サーペント (Serpent) は、地球圏統一連合正規軍がOZデルマイユ派のMD開発に対抗するべくX18999コロニーにて開発された機体。バートン財団が真のオペレーションメテオを実行する為に大量に量産された。OVA『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』に登場(型式番号:MMS-01)。
名前の由来は13番目の黄道星座と呼ばれる事もあるへびつかい座からとされるが、厳密にはへび座からと思われる。へびつかい座を由来とするMSは他にガンダムアスクレプオスがある。
装甲に新素材であるネオ・チタニュウム合金を採用し、耐弾性は従来のOZ製MSに使用されたチタニュウム合金を遥かに超える。これはガンダムやトーラスと言った新型MSが強力な武装を多数装備していた為と言われている。またバズーカ、ミサイル、ビームキャノン、ダブルガトリングガン等、任務に応じた射撃系武器を多数装備し、攻撃力も従来の連合製量産型MSを大きく上回る。これは、バートン財団と関わりのあるガンダムヘビーアームズをモデルにしていると考えられる。また高出力のバーニアを機体各所に設置している為、鈍重そうな外見とは裏腹に機動性もかなり高い。
外見はあまり似ていないが、実はリーオーの後継機にあたる機体であり、パーツ交換無しで宇宙、地球両方に対応可能。またバックパックの交換が容易である等、様々な点から汎用性に重点が置かれている事が窺える。
- なお、1/144スケールのサーペントにはバズーカ砲が付属していない(1/100スケールでは付属している)。
[編集] 劇中での活躍
X18999コロニーに潜入後バートン財団の兵士となったトロワ・バートンが本機に搭乗し、同じく潜入したデュオ・マックスウェルの搭乗するリーオーと交戦した。
デキム・バートンによるクーデター事件の際、地上の大統領府を占拠するため約400機が大気圏再突入船に搭載され、ブリュッセルへ降下した。ヘビーアームズカスタム・サンドロックカスタム・デスサイズヘルカスタムの3機のガンダムとトールギスIII、ノインの駆る白いトーラスと交戦し、大半が撃破されたものの、5機の大統領府への進攻阻止に成功している。
[編集] キャプリコーン
キャプリコーン (Capricorn) は、サーペント同様地球圏統一連合正規軍がOZデルマイユ派のMD開発に対抗するべく、X18999コロニーにて開発した量産型MS。バートン財団が真のオペレーションメテオを実行する為に、大量に生産した。『新機動戦記ガンダムW ~ティエルの衝動~』に登場。
サーペントと異なり、ヴァイエイトとメリクリウスのデータを元に開発が行われた。MDシステムとティエンロンガンダムのゼロシステムの対応によって、外部からの遠隔操作が可能。なお、キャプリコーンの名称は、トラゴス同様、山羊座に由来する。
[編集] MO-V
以下の機体の詳細は個別項目を参照。
[編集] ガンダムグリープ
ガンダムグリープ | |
型式番号 | OZ-19MASX |
所属 | 資源衛星MO-V |
建造 | OZプライズ |
生産形態 | 試作機 |
全高 | 25.2m (MA形態時:22.6m) |
本体重量 | 18.2t |
装甲材質 | G-METAL(ガンダニュウム合金) |
武装 | バスターメガ粒子砲 ビームランサー リフレクトシールド×2 最終決戦時の追加武装 ハイパーメガ粒子ランチャー |
主な搭乗者 | アディン・バーネット |
ガンダムグリープ(Gundam Griepe)は、OZプライズの全領域用高機動可変MS。『新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT』に登場(型式番号:OZ-19MASX)。
OZプライズに身を寄せていたシルヴァ・クラウン(オデル・バーネット)が秘密裏にOZの試作可変MSを入手、父マーク・バーネットが生前に理論を完成させていた新型のエンジンとジェネレーターを組み合わせて建造した機体である。
パイロットの神経接続により、機体を自在に制御するMSCS(精神同調型システム)を採用している。更にPXシステムのオーバーロードにより、限界を超えた性能を発揮出来る。MS形態では運動性とリフレクトシールドを活かした格闘戦能力を発揮し、MA形態では高速機動(宇宙空間で24,000m/s)とバスターメガ粒子砲による砲撃を行う。また、『機動戦士ガンダム』に登場したビグ・ザムに似た外見を持つ中間形態アサルトモードでは高い防御能力と敏捷性を発揮する。
高い攻撃力と機動性、ガンダニュウム製の装甲を揃えたこの機体は、A.C.暦において最強クラスのMSである。また、G-UNITのコンセプトを継承している為、応急でのパーツ換装が容易な設計となっている。
- リフレクトシールド
- MS形態で翼状に展開するフレキシブルジョイントで接続された防御シールド。高密度シリコンカーバイドを発動させる事で強力な反発力を発生させ、多方向からの攻撃(特にビーム系)を無効にすることが出来る優秀な装備。
[編集] アビリティレベル
アビリティレベルとは、A.C.世界におけるMSの性能や特性を表現する為に設定された数値。
「ファイティングアビリティ」(格闘戦能力)、「ウエポンズアビリティ」(火力)、「スピードアビリティ」(機動性、瞬発力等)、「パワーアビリティ」(機体の駆動力)、「アーマードアビリティ」(装甲強度)の5つがあり、それぞれリーオーを基準(レベル100)とした相対値とされる。
[編集] 関連項目
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