インナースペース (映画)
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インナースペース | |
監督 | ジョー・ダンテ |
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製作総指揮 | スティーブン・スピルバーグ |
製作 | マイケル・フィネル |
脚本 | チップ・プローザー ジェフリー・ボーム |
出演者 | デニス・クエイド マーティン・ショート メグ・ライアン |
音楽 | ジェリー・ゴールドスミス |
撮影 | アンドリュー・ラズロ |
編集 | ケント・ベイダ |
配給 | ワーナー・ブラザーズ |
公開 | 1987年 |
上映時間 | 121分 |
製作国 | アメリカ |
言語 | 英語 |
allcinema | |
キネマ旬報DB | |
All Movie Guide | |
IMDb | |
インナースペース(Interspace)は、1987年公開のSF映画作品。監督:ジョー・ダンテ、製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ。ワーナー・ブラザーズ配給。
1987年度のアカデミー賞でデニス・ミューレンが視覚効果賞を受賞。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] ストーリー
アメリカ空軍の冴えないパイロットであるタック・ペンドルトンは配置転換を命じられ、研究施設で特殊潜行艇・クラーケンIIに乗り込んでミクロ化しウサギの体内に注入される実験の準備をしていた。そんな折、パーティーで騒ぎを起こして新聞記者の恋人・リディアと喧嘩別れをしてしまい、気まずい状態のまま実験当日を迎える。ところが、潜行艇のミクロ化直後に研究施設が産業スパイに襲撃されてしまい、潜行艇の入った注射器を持った研究員は命からがら逃走するが追い詰められてスーパーの店員・ジャックの尻に潜行艇を注入してしまう。
タックはジャックの目と耳にセンサーを取り付け、ジャックの体から脱出して元のサイズに戻るためジャックと協力しながら産業スパイが研究施設から強奪したマイクロチップを取り戻そうとするのだが……。
[編集] 映画と小説版の相違点
ネイサン・エリオットによる小説版(南山宏・訳)が角川文庫より刊行されている(ISBN 4042729010)。
映画では、産業スパイに捕まって監禁されたジャックとリディアがキスをした際に潜行艇が口移しでリディアの体内に入り、交信不能のまま体内を彷徨っている内に子宮で胎児(=自分の子供)に遭遇したことで潜行艇がリディアの体内に入ったことに気付き、内耳でリディアの好きな曲を流してジャックとのキスで潜行艇がリディアの体内に移ったことを知らせ、もう一度ジャックとキスしてもらうと言う場面が有る。
小説版にはこの場面は存在せず、口移しでリディアの体内に移動した後にジャックと交信不能となったことを不審に思ったタックがジャックの時と同じ要領でセンサーを目と耳に取り付けてリディアと交信し、もう一度ジャックにキスしてもらうと言う展開になっている。
[編集] キャスト
- タック・ペンドルトン:デニス・クエイド
- ジャック・パター:マーティン・ショート
- リディア・マックスウェル:メグ・ライアン
- ビクター・スクリームショウ:ケビン・マッカーシー
- マーガレット・キャンカー:フィオナ・ルイス
- アイゴ:バーノン・ウェルズ
- カウボーイ:ロバート・ピッカード
[編集] 雑記
- タックが「南無妙法蓮華経」の題目を連呼するシーンは、ジョー・ダンテの兄が創価学会インタナショナルの信者であることから「気合を入れる為のフレーズ」と言う認識で取り入れられた演出である。ちなみに、デニス・クエイドの兄であるランディ・クエイドも1973年公開の「さらば冬のかもめ」で「南無妙法蓮華経」を唱えるシーンを演じている。
- 映画のラストシーンはタックとリディアの結婚式であるが、デニス・クエイドとメグ・ライアンも本作の共演がきっかけで1991年に結婚している(2001年に離婚)。
- 日本語版ビデオでは字幕スーパーにビートたけしがアドバイザーとして付いた。吹替版では原田眞人がユニークな台詞を多数考案し、演出も手がけた。一方吹替には当時劇団夢の遊眠社で活躍していた上杉祥三(タック)と野田秀樹(ジャック)に加え、斉藤慶子(リディア)、北村和夫(ヴィクター)らがキャスティングされた。
[編集] 関連項目
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