エキスポシャトル
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エキスポシャトルとは、主に2005年に開催された愛知万博の会場アクセス列車として、同年3月1日から9月30日までJR東海中央本線名古屋駅から高蔵寺駅経由で愛知環状鉄道線万博八草駅(現・八草駅)まで直通運転した列車の名称である。運行期間中ダイヤグラムを組み替えていた関係もあり、列車番号上は臨時列車の扱いを行っていなかった。
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[編集] 運転概要
定期便は平日・休日ともに、概ね20ヘッドの計40往復が運行された。編成は、3月23日までと9月26日以降は朝ラッシュ時の列車を除いて7両編成(朝ラッシュ時は10両編成)、3月24日から9月25日まで全列車10両編成で運行。全列車211系5000番台で運行された。[1]
ゴールデンウィーク中(4月29日~5月8日)、夏休み~万博終了までの期間(7月16日~9月25日)には臨時列車が運行され、こちらは113系10両編成で運行される列車もあった。
愛知万博瀬戸会場へは万博八草駅(現・八草駅)が近く、長久手会場へは同駅からリニモに乗り換え万博会場駅(現・愛・地球博記念公園駅)で降りるのが便利であった。そのため、JR東海では名古屋近郊区間や東海道新幹線沿線から愛知環状鉄道線経由でリニモ万博会場駅までの往復きっぷ(特別企画乗車券)を発売して、エキスポシャトルへの乗車促進を図っていた。
[編集] 停車駅
●:停車、-:通過
路線名 | 中央本線 | 愛知環状鉄道線 | ||||||||||||||
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種別\駅名 | 名古屋駅 | 金山駅 | 鶴舞駅 | 千種駅 | 大曽根駅 | 新守山駅 | 勝川駅 | 春日井駅 | 神領駅 | 高蔵寺駅 | 中水野駅 | 瀬戸市駅 | 瀬戸口駅 | 山口駅 | 万博八草駅 | |
快速エキスポシャトル | ● | ● | ● | ● | ● | - | - | - | - | ● | - | - | - | - | ● | |
エキスポシャトル | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - | - | - | - | ● |
- 接続路線等は各駅の記事または関連項目の記事を参照。
- 万博八草駅は2005年10月1日から八草駅に変更。
中央本線内の各駅に停車するもの(エキスポシャトル)と、新守山駅・勝川駅・春日井駅・神領駅を通過するもの(快速エキスポシャトル)が設定されていて、いずれも愛知環状鉄道線内は高蔵寺駅~万博八草駅(現・八草駅)間ノンストップで運行された。ただし、愛知環状鉄道線は一部単線のため、瀬戸市駅・瀬戸口駅・山口駅のいずれか(複数駅の場合もある)で運転停車することがあった。
[編集] その他
- 211系が愛知環状鉄道線に入線したのはこれが最初ではなく、2001年頃から愛知環状鉄道線沿線での催し物などの際に何度か入線している。(参考リンク:愛環に211系が入線)
- 2005年3月24日に行われた万博開会式では、団体専用列車として特急「しなの」用の車両である383系も入線している。
- 万博終了後の10月1日のダイヤ改正以降も両線の直通運転は実施されている。詳しくは愛知環状鉄道線参照。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 電車・バスでご来場の方々へ(愛知万博公式サイト内)
- エキスポシャトルご案内(非公式サイト)